3月に日本を訪れた外国人の推計は308万1,600人だったと政府は発表している。単月で初めて300万人を超えたと言われ、円安で外国人にとっては来やすくなっている。
コロナ過で観光地が一時冷え込んできたが、昨年五類に移行してから段々とお客さんが地方に行ってくれることは有難い限りである。
これから観光といえば北海道である。北海道の季節がやってくることを有難く思う。
「平成政治研究会」が政治団体を解消したことがニュースになっている。
旧安倍派(清和政策研究会)、旧二階派(志師会)で起きた派閥パーティー券にかかわる裏金、還流(キックバック)、不記載等が重なり、政治家個人の責任問題が派閥へと転化され、各派閥が解散ということになり「平成政治研究会」もその流れに沿ったものと考えるが、私自身、平成研に所属していた者として、やはり寂しい限りである。
自民党は372人の国会議員を擁する大所帯である。会社にも各課があるように、役所に何々局とわかれているようにその中でリーダーたる者、将来リーダーになり得る者は一つの組織の中で頭角を現し、経験を積み、力を付けて行く。
特に国会議員は「俺が、俺が」の集まりで、判りやすく言うと「山賊、海賊」の棟梁の集まりみたいなもので、それをまとめるリーダーはそれなりの人が就く。何よりも国益に関し同じ考え、方向性を持って研鑽を積み、総裁候補となって行く。そうした意味で自民党総裁が1人で400人近くの国会議員を束ねるのは無理である。
40人から50人の集団があって切磋琢磨し、その代表が総裁選に臨むことになる。
自民党の良き歴史、文化の積み重ねを守り育ててほしいし、時代に合った政策集団になって行くことを期待したい。
「平成研」はかつて橋本龍太郎、小渕恵三総理を出した集団である。茂木敏充幹事長も有力な総裁候補であり、その後を担うであろう加藤勝信氏も逸材である。
名称は変わっても平成研の伝統、文化が活きる政策集団としてその名をなすことを待ちたい。
午後の便で千歳に飛び、札幌市で講演をし、その後、苫小牧市に行き後援会会合。
苫小牧市を中心とする胆振地域の集まりだが、熱心な方が出席して下さり有難い限りだった。
17日のコメント
ひらけ日本さん、強い者が、勝った者が「善」とする上から目線のアングロサクソン的頭づくりは日本には合いません。困ったときはお互い様、互譲の精神の日本は助け合って生きる国民性です。この文化を今こそ活かすべきです。
tokoton山の男さん、不記載、届出しなかったことを知らないでは済みません。それぞれ知っていたことであり、だから責任は重いのです。
さださん、島根1区だけが与野党対決の一騎打ち勝負です。その結果がこれからの政局に大きな意味を持つと思います。
松村訓明さん、エマニュエル・トッドさんのP16~17記述、とっても大事な部分と思います。一にも二にも停戦です。アメリカ、NATOが武器、資金を送らなければ1昨年4月に終わっていたことです。
※札幌市で講演
※苫小牧市で、新党大地胆振支部政経セミナー