昨日の法務委員会で、小泉法務大臣、松下刑事局長に対し4月9日、11日「被疑者が被疑事実について認識と違うということを言っているのに、それを弁解録取書に取らないで、あたかも被疑事実を自白しているような弁解録取書を作成して署名させたということで最高検監察指導部に調査要請されたケースはあったか」「在宅の被疑者に対する特捜部の検察官の取調べについて録音、録画されていない被疑者が言ってもいないことを調書に取ったり、一部を切り取って事実を歪曲して調書に取ったということで弁護人から抗議を受け、弁護人が最高検に抗議したことに対し特捜部側がその被疑者の会社の社長を呼びつけ、書面を撤回しろとか、詫び状を出せというような要求をして実際に詫び状を出させたことが刑事裁判での被告人の最終陳述で明らかにされたが、そのような事例があったことを把握しているか尋ねた」

 前回の委員会で松下刑事局長はあったかなかったか明確にしなかったが、小泉法務大臣は「しっかり調べさせる」と答弁があったので、その答えを昨日の法務委員会で戴いた。

 松下刑事局長は2件ともあったことを認めた。正直に答えればよいものを2週間も置くこと自体、検察側の上から目線の態度が見えてくる。

 「人質司法」「国策捜査」という言葉が私の事件で定着してきた。今国会まだ2カ月残っているので、取調べの在り方、取調べの可視化等、冤罪をなくす上でもしっかり質して、来週25日の委員会で具体的に聞いていきたい。

 

18日のコメント

 Yamadaさん、イランは72時間前にアメリカはじめ周辺諸国に事前通告したと言われております。「ゲームのルール」をきちんと手続したと思います。パトリオットが抑止力を果たすかというと疑問です。BRICSはGDPもそうですが、世界のエネルギーの5割を占めております。近隣外交が重要だと考えます。

 BAHOさん、積極的に投票に行ってほしいものです。補選の後、間違いなく1年以内に選挙がありますので今回立候補した人は、またすぐ選挙のチャンスが巡ってきます。

 ひでおさん、今の日本に必要なのは「政治の安定」だと思います。政治の混乱を招くことは国家国民のためになりません。

 yiさん、「平成研」という言葉が聞かれなくなることに残念です。

 さださん、今回の裏金、キックバック、不記載、届出しなかったことは派閥ではなく政治家個人の責任です。派閥にすり替えた問題提起に疑問を持ちます。


※18日の法務委員会