1日、イギリスのロイター通信はアメリカのバイデン大統領がワシントンで行われたイベントの中で、アメリカの経済が成長しているのは移民を受け入れているからだと述べた後で「なぜ日本は問題を抱えているのか。それは彼らが外国人嫌いで移民を望んでいないからだ」と発言したと報じている。

 更に「なぜ中国の経済がひどく失速しているのか。なぜ日本は問題を抱えているのか。なぜロシアもインドもそうなのか。それは彼らが外国人嫌いで移民を望んでいないからだ」と発言している。このバイデン大統領の発言、認識に首をかしげる次第だ。

 1カ月前、国賓待遇で岸田総理を迎えたバイデン大統領がなぜ日本を批判するのか。岸田総理はきちんとアメリカに問い質すべきである。

 アメリカ国民と日本国民一人一人の生活環境、生活水準を比較しても日本は安定している。

 一方、アメリカの国民一人一人の格差はどうだろうか。上から目線の物言い、判断、まさにアングロサクソン的価値観である。

 ここまで言われるとは何を持って「日米同盟」なのかと首を傾げるものである。

 昨夕、和歌山県白浜町に行き、4月28日町長選挙で当選した大江康弘町長のお母様のお通夜に参式する。

 97歳、息子さんの当選を確認し、涙ぐんだとのことである。そしてホッとしたのか翌々日の永遠(とわ)の旅立ちとのことである。

 人生無常と思いながらも「親思う心にまさる親心」という言葉を噛みしめた。

 午前、帰京し議員会館で仕事。17時から恒例の八角部屋力士の夕食激励会。12日から5月場所である。

 八角部屋力士の活躍を期待したい。

 

2日のコメント

 ひでおさん、貴重なコメント参考にさせて戴きます。何かしら世界の価値観が変化していると感じます。

 42542189さん、国会議員は特権的な待遇を受けています。ならば人一倍働いて国家・国民に奉仕すべきです。

 BAHOさん、今日は憲法記念日です。昭和22年新憲法が施行され、77年、一言一句憲法は変わっていません。時代に合った憲法にすべきです。緊急事態条項は昔の赤紙、召集のことではなく、災害等、まさに緊急事態が起きた時の備えをどうするかということです。

 K.masaya21さん、自然との共生、動物を含めて考えなければなりませんが、北海道では熊、鹿の農作物への被害等、大きくなっています。熊は人の命を狙います。ある程度の駆除をしなければならない事態です。その地に生きる人の生活、生命を十分考えることも大事だと思います。

 なみこさん、一歩前進と考えています。

 松村訓明さん、私は子供に何を残すかと問われれば「働く姿を残す」と答えます。働く伝承が大事だと考えます。

 yiさん、政治家は基本的に365日休みなしの気持ちで取り組むべきだと考えています。

 僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、人生色んなことがあります。私は橋本龍太郎、小渕恵三、森喜朗各総理の時は権力の中枢にいました。小泉純一郎政権になって抵抗勢力と言われ地獄を見ました。しかし、生きていれば良いことがある。いや、逆転もあると自分自身に言い聞かせて頑張って生きてきました。どうか「気」を強く持って頑張って下さい。


※恒例の八角部屋力士の夕食激励会