ゴールデンウイークが終わり、今日から後半国会である。私が所属する法務委員会も午前、午後約6時間行われた。

 「民法等の一部を改正する法律案」いわゆる離婚による親権問題の参考人質疑で、改正案は「共同親権」である。

 子供は親を選べない。縁あって出会い、巡り合わせで夫婦になり、大人の判断で子供はどちらかの親権になり、子が親に会えない状況が出てくる。子供の立場を考える上でも改正案は一つの前進である。

 今迄、親と子が会うことを「親子面会」という表現だったが、4年前から私は強く「親と子が会うのは『面会』ではないだろう。『面会』という表現はなにか堅苦しく、また、刑事施設等を想起することもあるので『親子交流』という表現が適切ではないか」と主張してきた。

 今回の改正案では「親子交流」という表現になっており、私の考えが活かされて何よりだった。

 刑務所で受刑者に対する呼び方も4月から「さん」付けとなった。これも私の現場経験から受刑者が警務官を「先生」と呼んでいることに違和感を覚え、また、若い警務官が親以上も歳が違う受刑者を呼び捨てにする姿を見てこれでは何のための更正、矯正施設かと思ったからである。

 一つ一つやるべきことをやって参りたい。

 

6日のコメント

 ひらけ日本さん、グローバルサウスの中でもインド、ブラジルは段々と力を付けて行くと思います。

 ひでおさん、少子化は先進国共通の課題です。アメリカ一辺倒では危険です。

 k.hさん、ウクライナが自前では勝てません。ウクライナが戦いを止め、世界でたった一つの命を失わせることを避けるべきです。

 僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、民主主義は議論を尽くし、そこで得た結論はお互い守ることです。話し合いが一番です。「気」を強く持って頑張って下さい。

 yiさん、有難うございます。

 さださん、何かしら議論が狭く、小さくなっていると思います。地球儀を見た、将来を見据えた大きな話を期待したいです。

 松村訓明さん、「遠くの親戚より近くの他人」という言葉が重要です。アメリカは同盟国ですから親戚ですが1万キロ離れています。ロシア、中国、韓国、北朝鮮、目と鼻の先です。隣国、近隣外交が重要です。


※参議院法務委員会の参考人質疑