第100回記念ワークショップ ~2日目~ | nagoya amigoですけどあんまり期待しないでください。

第100回記念ワークショップ ~2日目~

こんにちは、柳澤です。

 

第100回ワークショップ2日目の模様をお届けします。

 

ご参加のみなさん、ありがとうございました。

このレポートで思い出を振り返るまでがワークショップです。

 

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nagoyaamigo代表、大澤建朗です。

 

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全てはこの男から始まりました。

 

その眼にはきっと、
囲碁界の明るい未来が映っているのでしょう。
 
(※初日を終えて2日目の準備をしている大澤でした)

 

今日も今日とて賞品は豪華!!

 

まずは1局!から

組み合わせはオレンジのカードで、

全て作ってあります。

 
nagoyaamigoにおいて最後の対局です。
見守る柳澤。
 
高雄茉莉初段、羽根彩夏初段の指導碁を受けられた方も。
 
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山城の囲碁入門もこれが最後。
心を込めてお送りします。
 
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入門から高段者までが
一緒に楽しめるワークショップです。
 
 
ここで、
今回が最後と聞いて駆けつけてくれた、
ご来場の棋士も紹介します。
 
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山城宏大先生。楽しそうです。
ずっと陰に日向に応援してくださっていました。
 
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一時期メンバーだった高橋真澄四段。
 
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伊藤健良三段の直筆サイン著書も、
今回の賞品になっています。
 
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西岡正織三段、櫻本絢子初段。
中部のこれからを背負って立つ若手たちです。
 
 
さて、今日も企画が盛りだくさん。
過去99回のオリジナル企画の中から選ばれたのは・・・
 
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まずは「線上のピアニスト」です。
メガホンをとる大澤。
 
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そして山城。
会場に床に線がいっぱい引かれています。
小学校の体育館を思い出します。
 
これらの線の上を歩くことから、
この企画は名づけられました。
 
ピアニストの要素は一切ありません。
 
3人1チームで、各8枚カードが配られます。
 
他のチームと対戦して、
勝つと好きなカードをもらい、
いらないカードを渡します。
 
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講師陣の名前が完成するようにカードを揃えていきます。
 
苗字か名前で得点ゲット!フルネームがそろえば高得点!
 
線の上だけを歩き回って、
出会ったチームと対戦ブースに移動します。
 
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対戦ブースの1つ、人工知能。
ある局面を見て、次の一手を打ってもらいます。
AIの評価の高い手を示した方が勝ち!
 
その他のブースは、

高橋真澄が番人、棋譜並べ対決!

 

伊藤建良が待ち受ける、碁石早や片づけ対決!

 

高雄茉莉が見守る、6路盤対局!

 

などなど。

 

最後は山城がチェック。
高得点はどのチームか?
 
そして2つ目の企画は、
あの伝説の種目が帰ってくる・・・
 

「リズム天獄」です。

昭和の名曲、夢想花のリズムに乗って打ちます。

 

かなり過酷なスピードです。

 

しかも、サビの「飛んで飛んで飛んで・・・」

のところでは盤上でもトビを打たないといけません。

 

バカバカしいようですが、

これで破綻せずに一局打ち切るのは

かなりの技術が要ります。

 

まずはペアを決めます。

若手3人でジャンケン。

 

勝った順に、先輩三人の中から

ペアにしたい人を指名できます。

 

「当然オレを選ぶよね?」

と圧をかける三人。

 

ジャンケンに勝ったことを後悔する寺田。

 

 

なんだかんだで、

下島-寺田ペア

 

山城-高雄ペア

 

大澤-羽根ペア

 

に決まりました。

 

「最も僅差で終局したペアの勝利」

となります。

 

柳澤は進行&解説します。

 

さらに、イントロの部分で

昭和の歌番組みたいに、

前口上をやったりします。

 

即興です。

 

10余年前、初期のワークショップでは

人前でしゃべることすらできなかった私ですが、

こんなことまでするようになりました。

 

 

みなさんには、どのペアが勝つか当ててもらいます。

一番人気は下島ペア!

 

「事前に覚えたやつを並べてるんじゃないの?」

という疑いを晴らすため、

最初の4手はみなさんに決めてもらいます。

 

余裕の笑顔。

それではミュージックスタート!

 

始まれば息つく暇もありません。

そしていよいよサビ、、

 

トンでトンでトンでトンでトンでトンで・・・

(※回るところは休憩)

 

Aメロに戻って立て直した後、

再びサビがやってきます。

 

トンでトンでトンでトンでトンでトンで・・・

2回トビまくった結果、こうなります。

 

こんな局面から僅差で終局できるのか!?

 

最後は白の8目半勝ち。

かつて何度も半目で終わらせた経験のある

下島先生は不満そうでした。

 

続いてはこちらのペアの挑戦。

難易度の高そうな布石です。

 

落ち着いて局面を判断する山城。

 

茉莉ちゃんもこの日のために練習してきました。

 

トビまくって終盤・・・

両方の地が大きすぎて計算しにくい。

 

やってしまったかもしれない。

 

黒番19目半勝ちという

意外な大差となりました。

この種目は難しいのです。

 

最後は、ノープランで臨むこのペア。

 

ちなみに全くの余談ですが、

過去のブログから拾ってきた写真。
11年半前の二人です。
 
このとき笑顔で腹パンしていた少女は、
こんなに大きくなりました。

 

時を経て、ペアを組んだ二人が送ります。

夢想花、どうぞ。

 

いきなり切り違い、打ち込み、

細かくする気が一切感じられない二人。

 

下島先生も大爆笑。

 

しかしここからが本領発揮。

 

これは・・・細かいか・・・?

 

やり遂げた感あふれる二人。

整地して黒番3目半勝ち!

大澤-羽根ペアの優勝となりました!

 

優勝者のマイクパフォーマンス。

 

もう全部終わったかのような

ボリュームと満足感ですが、

まだもうひと企画用意されています!!

 

これが本当に最後の企画となります。

 

「囲碁用語カード対局」です。
 
3人1組で、ペア碁ならぬトリオ碁をやります。
 
各チームにカードが配られます。

 

これに書かれた囲碁用語の手を
盤上で打ったら、そのカードはクリア。
捨てることができます。
 
最後まで残ってしまうと、
一枚につきマイナス10目されます。
 
いかにこれを消化できるかが勝負です。

 

棋力が高いチームほど、
使いにくい手が書かれています。

 

置き石だけではない、新しいハンデの付け方です。

囲碁用語も覚えられて、一石二鳥!?

 

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「妙手」というカードもあります。

妙手を打たないと消化されません。

 

みなさん一生懸命考えています。

大変お疲れ様でした!!
 
ポイント集計も大変。
これで賞品が誰の手にわたるかが判明します!

 

その間、一色碁を打ち始めるプロ二人。
何気なくこういうのが見られるのも
nagoya amigoの醍醐味でした。
 

結果発表!!!!

ポイントの高い方から順番にお呼びします!

 

順番に好きなものをどうぞ!!!!

 

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直筆の碁盤あり、

 

センスあり、

 

色紙あり、

 

サイン本あり、
 
そして大量のヒカルの碁グッズなどなど、
今回も太っ腹となっております!
 
これにて全てのプログラムは終了!
みなさん、ありがとうございました!
 
最後に、中心メンバーからごあいさつ。
 

 
 
 

13年間の思いを込めて、、

ありがとうございました!

 

 

 

そして大澤が締めようとした矢先、、

 

 

 

 

「ちょっと待った~~!!」

 

 

の声が!
 
えっ????
 
 

 

寺田でした。
 
「ちょっと待った、の後を何も考えてませんでした(笑)」
と言ってしゃべり出す。
 
手にしている花束で全ては伝わりました。
 
一番成長したのはこの男かもしれない。
 
若手メンバーから花束のサプライズ。
 
これは嬉しい!!!!
笑顔がこぼれます。みんな本当にありがとう!
 
nagoya amigoを通じて、
本当にたくさんの素敵な経験、出会いがありましたが、
最後にまた一つそれが増えました。

nagoya amigoは終わりますが、

私たちの活動は終わりません。

 

どんな形であれ、私たちは、

たった一つのメッセージを伝えたい

だけなのかもしれないのですから。

 

「一緒に囲碁、やってみませんか?」

 

それでは、またどこかでお会いしましょう!