皆さん、こんにちは…

一体、国会は何を議論しているのかさっぱり意味が分りません。

数十年先の計算したって絵に描いた餅でしょう…日本自体存続してない確率が高いんじゃないの?
中国に占領されるくらいなら、米国の州になった方がいいよね。

年金は逆ピラミッドが確定している現在、実質厚生年金や国民年金の大幅な保険料値上げや支給年齢引き上げはは必至。
詰まり、消費税を10%に上げても実質の税収はそれ程上がらない。
本当に消費税で基礎年金を確保するなら20%まで一気に上げなきゃならない。

まぁ~、この様な何十年も先の机上の空論をするのは、「俺(議員)たちはこの世にいないからどうでもいいや」といった他人事。

然し、世の中官僚や政治家、無能な公務員がこのまま甘い汁を吸い続けられるのも時間の問題。
何故なら、欧州通貨ユーロが破綻すれば、次は円が標的になるのは火を見るより明からだからだ。

何が起こるか?まずはアルゴリズム導入による国債の大暴落。
800兆近くある国債発行残高…これが値崩れすればメガバンクや地方銀行、郵貯などの
金融機関は債務超過に陥る。そうなれば、金融機関は封鎖されて、国民は取り付け騒ぎを起し、それでも金品はないから略奪や強奪が起こる。それと同時進行で円は大暴落だ…例えば基軸通貨である米ドルが1000円/$なんていう超円安に傾く可能性も強ち否定できない。

詰まり、ここまで円安になれば輸出企業が潤うなどと言った単純な理論は通用しなくて、逆に資源や穀物の輸入コストが莫大になりハイパーインフレを伴う。また、需給関係でのインフレで無いから通貨供給は少ないまま。
これが何を意味するかと言えば、最悪のスタグフレーションな訳だ。

まぁ~、どちらにしても欧州主要国の国債償還が終わる5~6月までに欧州金融危機が引き鉄になって世界経済危機が現実の物になる可能性は極めて高くなってきた。

感情論は兎も角、日本の年金制度と欧米を中心とした年金制度の大きな違いを、日本国民は果たして理解出来ているのだろうか?
詰まり、「違いはなんですか?」の問いに明確に答えられるか?
単純な正解は「確定給付」と「確定拠出」

この違いが分らなければ、年金問題は未来永劫解決策は出てこないであろう。

確定拠出

通常、欧米などは自分が掛けた年金がファンドなどで運用されて、自己責任の下に返ってくる…詰まり、投資と同じだ。
投資した運用益、若しくは運用損を含んだ原資を元に年金として受給する。
ポートフォリオなどは自分で決定できる…国債50%:株式30%:商品20%などのように自由に設計できる。
所謂401kだ。
メリットは、自分で掛けた資金が自分自身に返ってくる。
デメリットはリーマンショックなどのような不可抗力によって原資が激減して、老後の予定が狂う。

確定給付

これは、日本国独自の素晴らしい仕組みだと絶賛されたが飽くまでも経済成長がフラットか右肩上がりの場合のみであり、昨今のように経済下降期には出口の見えない八方塞がりの制度になる。
また、自己が掛けた資金が現在の年金受給者に流れる流出型…可処分所得が足りない若年層や中間管理職が老人にな根無しの給料からお小遣いを手渡しているような物。どう考えたって理不尽で不合理。
それに加えて、財務省を含む官僚が年金原資をグリーンピアなどの箱物にどんどん投資して、全てが破綻…詰まり、真面目に年金を書けている国民は溝に金を捨てているのと同じな訳だ。

◇そして最大の問題は国会でも議論の的になっている少子高齢化


 


この様なピラミッドは今の政策ならもっと極端な逆ピラミッドを描くだろう。
詰まり、現状は騎馬戦型だが、近い将来には肩車状態…然も、デフレは永続するのは明確だから若年層は年金を払えないし、企業も厚生年金の負担に耐え切れずに未納になる。
年金をどうするか以前に経済をどうするか?少子高齢化をどうするか?防衛をどうするか?そちらの方が断然、priorityが優先される問題だろう。

次回は一体改革について少し穿った観点から語りたいと思います。