マニアックな読者の皆様、お早うSunday Morning🌞 

コロナ禍で世界中が混沌とする中であっという間の1月でした_("_´ω`)_ペショ

1月は「行く」2月は「逃げる」3月は「去る」と言いますが、例年以上に早く過ぎそうです…

 

天気は清々しくても、最近の菅総理の顔色は倒れる寸前の病人の様で全く菅々しくない…意味不明

恐らく、菅政権の早期退陣は不可避であるが、このcorona禍での解散のTimingは極めて難しい…

国会答弁でしどろもどろの菅総理に対する国民目線は厳しさを増している

 

また、ここまで天井知らずの右肩上がりで上昇し続けていた米国株式市場にもコロナ禍と言う特殊状況下における増殖したイナゴ族(ロビンフッダー)に寄って不安定になり、思わぬ形で暗雲が立ち込めて来た。

乱高下を繰り返しながら、下値を切り下げつつある米国主要3指数…強まる個人投資家の暴走に嫌気

 

今回の事象はコロナ禍で全米国民にばら撒かれた日本円に換算して1人頭計30万以上に及ぶ直接給付金がコロナ禍で外出できない中で若年層中心に株式投資に向かった事が根底にあると言えよう。

条件は有るが、日本とは比べ物にならない給付金額…投機に回るのは至極当然であると言えよう。

 

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端的に言えば、これもコロナ禍に於ける闇雲な金融緩和や財政出動に寄って貧富の差が拡大した結果(歪)と言えよう…かの著名な投資家であるレイダリオ氏も今回の混乱を米紙のインタビューで意見や立場の違う人を受け入れない米国での「不寛容」の広がりが富の格差が衝突を生み、社会不安に繋がって行く過程で発生した分断の典型的な例で、必然であると語っている訳だ。

 

確かにSNSを通じてピンポイントで個別銘柄を買い上がる事は相場操縦に当たるが、数百万にも及ぶ個人投資家を特定する事は現実的に無理であり、SECの調査も限界があるだろう。

それよりも、富裕層だけが潤い、中級層以下の個人投資家を食い物にしてきた空売り機関である投資銀行やHedge Fundを事実上規制がないままに放置してきた株式市場にも大きな責任があると言えよう。

空売りの買い戻して大きな損失を被った多くのHedgeFundは現物株の換金投げ売りを余儀なくされた。

 

例えば、米国HedgeFundや投機家ペテン師孫正義率いるSBGが米国市場で仕掛けたGAFAM中心の個別銘柄のコールを大量に購入してコールの売り方の損失回避の現物買いを誘い、空売り機関もShortCoverを強いられて買いが買いを呼ぶ展開が今回のロビンフッダーに寄る買い上がりがゲームストップ株にも発生して空売り機関(中規模HedgeFund数社)が踏み上げに寄って焦げ付いた格好だ。

どちらにしても、この様な日本では考えられないレバレッジ(Gearring)が100倍まで掛けられる投機は何れ破綻して、最終的には空売り機関のみならず、ロビンフッダーにとっても最悪な結末が待っている。

また、日本市場と違いストップ高やストップ安と言った規定がない事も乱高下の悪因になっている。

 

ひいてはこの様な異常な投機ゲームが相場を攪乱して、市場にも大きな影を落としつつある現状だが事態は米国議会にまで波及しており、解決には相当な時間を要しそうで、これは決して対岸の火事ではなく商いの大半が外人主体の日本株式市場に取っても換金売りが加速して大きなNegative材料になる。

ただ、本当に懸念されるのはコロナ禍で米国Nasdaq市場の上昇に大きく寄与してきたレバをフルに掛けたロビンフッダーの資金力が闇雲な買い上がりでそれ以上の買い手が不在になったピークの時には投機家と化した個人投資家が一気に投げ売りするリスクがあると言う事で一旦は規制を掛けて市場を落ち着かせた方がいい。なんせ、ゲームストップ株だけで日本市場を上回る3兆円の商いと言うのは異常である。

 

加えて仮想通貨にも個人投機マネーが流入してバブル化しており、当局が規制強化に乗り出しそうだ。

ジャブジャブに溢れた大規模金融緩和マネーの暴走は何時まで続くのか?その結末は誰にも分からない。

 

明日から始まる2月相場は唯でさえ菅政早期権退陣と言った政局不安が燻る中で、僕の杞憂であればいいが米国頼みのNew York主要3市場は日本と真逆で需給的に裁定買い残が積み上がっており、一旦売りに傾き崩れればそのDamageは計り知れないものになって、最悪の場合には日経ダウ25000円割れ程度までは暴落する可能性も踏まえて、投資行動に臨むべきである。正に「山高ければ谷深し」である。

 

どちらにしても、予期せぬコロナ禍に寄る新たな火種が燻る中での2月相場の波乱は不可避であろう。

 

◆最後に本日の一曲を 数年前に取り上げた記憶が有りますが、暴走するMoneyに相応しい楽曲をUp ヘッドフォン

 

Pink Floyd - Money (Official Music Video)

 

懐かしい曲ですが、ピンクフロイドらしくないロック調の楽曲で、メッセージ色の強いものになっています。

※若干、オリジナル(映像)のVolumeが低いので音量を上げてお聴きください。

 

明日の日本株式市場は波乱の展開不可避ですが、これも相場…ケセラセラで行きましょう!naniwa335

 

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