マニアックな読者の皆様、お早うございまTuesday(*´з`)🌞

本日は節分…「節分天井」と言いますがその様なアノマリーは全く当てにならないのが昨今の相場

 

レディット問題で乱高下する米国株式市場…New York3指数は粗値を戻したが未だ尚予断を許さない。

個人投資家の投機に寄って大きな損失を被ったHedgeFundだが、これを規制するには相場は相場に任せると言った基本的な理念を反故にする事になるなど多くの課題があり、法整備には時間を要する。

 

ボラタリティーが高まる中で一喜一憂する相場が予想されるが、結局はジャブジャブにばら撒かれたマネーに寄って株式を始めとするあらゆる資産に投機資金が向かい、資産バブルは収まりそうにない。

その典型が、誰も見向きもしなかった商品先物での低迷していた銀の8年振りの高騰に垣間見えて、これも投機に走った米国ロビンフッダーを始めとする個人投資家の資金が集中した結果である。

各種資産に置いて割安に放置されている様々なCommodityや仮想通貨等の資産にこれと言った理由もなく個人投資家の投機マネーが流入している事から嘗てないバブルが発生しそうだ。

 

嘗てない大規模金融緩和と財政出動に寄って行きつく先は悲惨な結末が

待ち受けているがコロナ禍では皮肉にも資産バブルは膨らみ続けるであろう。

 

無論、リスク資産の代表である株式市場も未だ尚好需給に支えられて高値警戒感から多少の乱高下を伴いつつも高値追いは続き、米国主要3指数を筆頭に史上最高値を更新し続けるだろうが、これは単に過剰に供給されたマネー(貨幣)の価値が相対的に下落している事の証であり、投資家はこういった投資行動はインフレヘッジの一環に過ぎないと言う事を念頭に入れて置くべきだ。

詰まり、機関投資家は無論、資産保全の為に個人投資家も株式や仮想通貨に債券等の各種資産を買わざるリスクが本格化してきている訳だが、問題はコロナ後に経済が回復基調に戻った際に溢れたマネーを回収する段階で、実体経済に即した資金供給量に調整する舵取りであり、Hard landing してしまうと余りにも行き過ぎた資産バブルの崩壊を招きかねない事にある。

 

また、世界中でコロナ禍での経済を維持する為に今後も暫時継続する財政出動に寄って嘗てない程に膨らんだ政府債務の処理(後始末)をどうするのか全く見えない事に大きな懸念を我々は抱いている。

確かに現状では緊急事態なので先の事等考えている場合ではなく、財政出動は致し方ないが、特に経済規模と比較して天文学的数字に至っている日本の政府債務を回収する方法は経済学者でも分からない。

少子高齢化が進み生産人口が激減する中では税収で賄う事等有り得ず、最終的には全国民の資産凍結に寄ってデノミが強行される可能性さえある訳だ。そして、その資産の格差を是正した後に再分配…

この様な思考は極論にも見えるが、単なる杞憂で終わる事を祈るばかりである。

 

ややこしい話はさて置き、時間がなくなってきたので本日の日経ダウ予想レンジだけ示しておきます。

一旦は、ロビンフッダーの投機的な行動が抑制されて米国主要3指数が反発した事で日本株式市場も追随するであろうが、昨日は未明の米国株式市場の上昇を織り込んで反発していたので、大幅続伸は限定的であり、上限は28500円程度と見ている。但し、円安が進み105円/$を突破すれば更なる上値も有り得る。

今日に限っては堅調でも先物主導の日本株式市場のボラティリティーは高止まりで今月半ばには25000円割れ程度迄の2番底も有りうる事には留意が必要だが、その時が押し目を入れる絶好の機会になる。

 

本日の日経ダウ予想レンジ 28,100~28,500円 ドル円 104:60~105:15円

 

【引け後雑感】 2021/2/2 17:30追記

 

予想通りの展開で特筆すべき点は有りませんが、先物主導に寄る裁定買い及び裁定売りの解消が進み、日経ダウ指数は機械的に上昇した一方で、好決算予想を叩きだした任天堂は材料出尽くしで売られる等

個別銘柄に寄って物色の矛先が分れている様だ。

決算予想竹縄の時期であるが、総じて市場コンセンサスかそれ以上の予想を立てるハイテク(AI:DX等)に対し、小売りや空運等のInbound関連企業や建設、及び金融株はコロナ禍で企業業績が悪化して赤字決算のOnparadeで業種に寄って明暗が分かれた格好である。

 

コロナ禍の中でSwitchの爆売れに寄り最高益を叩きだすも

本日は材料出尽くしで売られた任天堂…問題は来期業績である

 

また、マザーズやジャスダックの資金循環も復活しつつあり、大崩れはなさそうであるが、昨年末のIPOは荒い値動きをしているので、売買は板に張り付いたデイトレーダーに任せた方が無難である。

特に異常な水準で推移しているバリュミューダに至っては、時にAlgorithm売買が垣間見えるので、乱高下に巻き込まれるリスクが大きい為に間違ってもOver nightだけは避けなければならないだろう。

 

また、ここに来て市場予想とは裏腹に円安が進行しているが、特に円が対ドルで売られている訳ではなく

全ての資産(金や銀、仮想通貨)が、ドル建てに有る事に起因していると考えれば合点がいくだろう。

結局何が言いたいのか分からないコラムだが、概ね銀高騰の裏にはこの様な背景があるのは確かだ。

 

今後の相場展開であるが、欧州筋は乱高下を伴いながら米国株式市場は更なる上値を試すと考えている一方で、信越化学や日本電産、Sony等の一部の国際優良銘柄を除き国際競争力を失った多くの日本企業に関しては極めて厳しい見方をしており、日銀砲や積み上がった裁定売り残に寄る需給頼みの日本市場の上昇は短命に終わると見ている。但し、個別銘柄さえ間違わなければ長期保有も正攻法だと言える。

 

また、レディット問題はコロナウイルスと同様に一旦は収束した様に見えても再び活性化して今後の相場の撹乱要因になるのは不可避であり、米国市場も暫時ボラタリティーの高い展開が予想される。

※非常に中身の濃い内容になっているので、米国株式市場で一体何が起こっているか御参考頂きたい。

HFT業者がどの様なあくどい手法で投資家を欺いているのか?その一端が垣間見れます。

 

余談ですが、緊急事態宣言下の今回の自公4議員に寄るキャバクラ通いに高級クラブでの仲良し会食…「政治に対する信頼を失墜させた愚行」と自公幹部は怒りを露わにしているが、抑々自己保身と私利私欲でしか動かない政治家ならぬ政治屋なんか国民の99.9%が信頼なんかしてないし…知らんけど禁止

「何故嘘を付いたのか?」の質問に対し「二人には将来が有るからかばった」と白々しい言い訳を公言する

松本純衆院議員の神経が理解できる人間は政治家以外にいないだろう。 絶対、アホやで(。-`ω-)

 

それ以上に呆れ果てて物も言えなくなる下衆の極み野郎が公明遠山清彦議員…資金管理団体の資金をキャバクラに出資ってふざけるにも程があるが、流石女好きの池田大作の血を引く創価学会を支持母体に持つ公明党議員の本領発揮と言う事か?すんません、やばそうなのでこれ以上は自重しますm(__)m

 

このクソ男だけは辞職なんか当然で万死に値する愚か者じゃけぇ~

 

◆最後に本日の一曲を 個人的にはZEP派なので、余り聴かないのですが今回はD.Purpleの楽曲をUp ヘッドフォン

 

Deep Purple - Woman from Tokyo

 

日本女性のExoticで神秘的且つ繊細さは世界でも評価が高く、この楽曲にも要所に鏤められています。

この画像を編集したYouTuberのセンスが良かったので、敢えてLiveではなくこの映像をUpしました。

 

供給過剰で溢れたマネーに支えられた資産バブルの行きつく先は分かりませんが、コロナ禍の現状では

株式を持たざるリスクが優っているので、少々の乱高下に慌てずBuy&Holdでいいと思います。naniwa335

 

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