マニアックな読者の皆様、こんにち歯が痛い…ハハハ🦷(完全に壊れてます)

 

色々、ご愛顧頂いている方のお気遣いの言葉や相場に関しての質問等のメッセージを頂いておりますが、暫く投稿しないと筆不精になって中々記事を書く気になれなくて恐縮です。

兎にも角にも、還暦を過ぎてからは様々な健康上の不具合が多くて先ずは体調優先で最近は、知人の営む鍼灸院に通ったりエアロバイクやWalkingの有酸素運動をして体力回復を目指しております。

 

無論、相場がコロナ禍と言う特殊要因の史上類を見ない大規模金融緩和(財政出動)からQTに向かう過程で乱高下に見舞われて仕事を休む訳には行かないですが、3月にはRetireするので、この程度の調整でアタフタする事もなく漸くこの様な顧客の資産を預かり運用するという大きな責任を負った(神経をすり減らす)仕事から解放される安堵感の方が大きいですかね…

ただ、ここに来て漸く本業は一区切りがつきそうですが、確定申告の時期で断り切れない顧客の申告手続きもあり、2月いっぱいはToughな状況が続きそうです。( ̄▽ ̄;)💦

 

結果として世界株式市場の絶対的ベンチマークであるS&P500を直近10年平均7%上回るPerformanceを出せた事には満足以外の何もありません。

僕の力量と言うより、偶々シンガポールで知り合った某投資銀行に従事していたイタリア人(現スイス拠点FMと優秀なドイツ人AIプログラムエンジニアの貢献度が大きいですが、21世紀に入って投資の主戦場を日本株式市場から成長余力がある欧米市場及び新興国に変更する判断をした僕の先見の目に狂いはなかった事だけは確信があります。

加えて株式のみならず債券や暗号資産、REITやCommodityに通貨分散含めて上回った訳ですから、自画自賛ではないですが上出来だと思っています。

 

 

10年以上運用でS&P500を上回るPerformanceを出せるファンドは20%にも満たないでしょう。

特にActiveFundは短命でScrap&Buildの繰り返し…

また、現状では運用資産2000億~3000億円の中規模のFundのPerformanceが数兆~数十超運用規模のFundを圧倒しています(それ位ボラタリティーが高い事の証でもありますが…)

詰まり、中規模Fundの方が機敏に動けるので効率がいい訳ですが、裏を返せば下落局面ではレバを利かせたCTA等の一気に資産を失う様なRiskyな運用をしているFundもある訳です。

もっと言えば、動かす資金が数千万~数億程度の個人投資家さんの方が昨今の金融相場で500%以上の圧倒的にFundを上回るPerformanceを出している人がいるのも事実…

 

それが故に昨今のコロナバブル相場しか知らない20~30代の個人投資家さんは安易にFIRE出来るとか考えている方も少なくない様ですが、実際に成就(目標達成)できている人は1%にも満たない事を忘れない事です。多くの方は儚い夢に終わり、最悪退場を余儀なくされます。

現状を鑑みれば、昨年がピークであったと考えるのが普通であり、益々資産を増やす事が難しい中で、逆に折角多少なりともこのコロナショック後の数年で増加した株式資産の大きなPFの棄損を回避すべく(下落局面に備え)生き残る姿勢(戦略)が重要かなと思います。

 

衰退期に入り実質可処分所得が減少の一途を辿る日本に於いて、若い方は賃金も上がらず将来不安も大きいでしょうが、相場は魔物なので常に悲観楽観に大きく傾くことなく、現状の経済に於いて金融がどの様に株式(債券)市場に作用しているかを冷静に客観視して投資戦略を常に練り直す事も肝要かと思います。

どちらにしても、顧客の資産を預かる運用サイドの僕と立場と全く違う個人投資家さんの方が

投資戦略に長けている訳ですから、僕がアドバイスできるような事は限られていますが、敢て助言を差し上げるなら、超短期売買投資家は別にしてVOOやVTIを軸にした中長期投資をすれば、80%以上の確率で10年後には想像以上の満足する結果が待っていると思います。

強いて言えば、暗号資産は将来的には価値を生む可能性が高いので、PFにRiskを鑑みて5%程度は組み入れても悪くないと思います。(事実、僕も個人的に購入したBitCoinは半分は売却しましたが残り半分も購入時の50倍になっています…ガチホ)

 

 

デイトレードは成功者のSampleだけ見て、夢を見るのは仕方ないと思いますが、アルゴリズムのみならずHFTと言う圧倒的にヘッジファンドが優位(個人が不利)な仕組みが存在する中で最終的な勝率は限りなくゼロに近くなる事だけはお伝えしておきます。

 

さて、タイトルに関連して利上げ(金融正常化局面)に差し掛かり米国株(※Nasdaq)も乱高下を伴いながら下値模索をしている状況で底打ち感がない状況ですが、下記の時価総額一覧を見れば一目瞭然で、景気停滞気味の日中企業の時価総額が振るわない中でやはり米国一強が容易に崩壊するとは考え難いというのが妥当かと思います。

 

超巨大企業である28位のトヨタでさえAppleの時価総額の1/10…

国際優良企業ソニーやキーエンスに於いても現状では100位圏外

 

Metaは今回メッタ打ちを食らいメタメタでしたが、GAFAMの地位が揺らぎないのも確か…

TQQQやレバナスをこの水準で買うタイミングか否かは言う迄もなく誰にでも分かるでしょうが

QQQは底打ち反転を確認できるtimingで一定額(若しくは時間分散も鑑みて数回に分け)組み入れてもいいのではないでしょうか?

(然し、いつも思うねんけどレバナスってレバニラみたいやな…レバナス炒め)知らんけど注意

 

但し、個別銘柄に関しては日本のMothersの同様にNasdaqの中にはミーム株とか時価総額に見合わない怪しい銘柄も多く存在するので、出来れば一度は実際に手にしたり聞いた事がある様な社会認知度がある銘柄を選ばないと大怪我をするので慎重に精査して下さい。

※人気ネットフィットネスショップですが、一時的に時間外で急騰したものの昨年初高値から株価は1/7に急落…この様な株で一攫千金はあり得ないので避けるべきです。

 

無論、だからと言って大きな金額を運用する機関投資家やFundとは対象投資銘柄が違うので日本株投資に妙味がないとは言えませんが、大きな軸はVOOやQQQ及びVTI(米国ETF)に於いておけば一定のStabilizer(資産安定装置)の役目を果たすので、余裕を持った個別銘柄投資に繋がる様な気がします。但し、これは飽くまでも個人的見解ですので参考程度です。

 

※ブログやSNSは投稿者の主観が入る為に中庸性を維持等出来る訳がなく、Position talk又はPosition biasが掛るのは当然(必然)であり、それ故に当該記事も「ほんまかいな?」と

一度は疑って掛かる事をお勧めします。僕の見解が絶対正しいとかとても言えないですから

 

今日も知らない間に無駄な長文に時間を費やしてしまいましたが、そろそろバンドの練習時間が迫って来たので一旦離れて夜半にでも冬季Olympic見ながら追記します。

 

【追記】2022/2/6 19:00

 

今日は久々に5曲程度通しでDrumを叩きましたが、既に肘膝の関節痛と踝の痛みに襲われております。どう考えても、Liveのリハーサル以前にリハビリが必要な気がする💦

 

相場に関しては、パンデミック最中の大規模QEからQTの転換期でTechnicalやFundamentalが通用する由もなく、上下どちらに動くかは誰にも分からないというのが本当の所でしょうが、

利上げ時期や速度に加えQTの規模やtimingによって上下に大きく動くのは確か…

但し、リーマンショックの様な金融危機とは構造が全く違うので、金融引き締めと同時に背反するCostPushを抑えなければならないというジレンマの中でFRBパウエル議長の手腕が問われる訳だが、難しい舵取りの中でソフトランディング出来れば、ベンチマークであるS%P500も

コロナ以前の水準である3500pt程度が下限になり、そこからは反転上昇すると考えている。

どちらにしても機関投資家やHedgeFundの多くは下押し圧力が8:2の割合で勝っていると考えているので、次回3月FOMC迄は乱高下を伴いながら下値模索しそうだ。

 

資金供給過剰と原油高賃金上昇によるインフレ抑制は確かに難しいが、金融資産の半分を株式や債券で運用している米国民の為に市場との会話も怠らずHard Runningは考え難い。

よって、混乱がしばらく続いても何れは落ち着くと考えられるが、本当に深刻なのは未だデフレの真っただ中の日本でコストアップのみで物価が上がれば不況下のInflation=Stagflationと言う最悪の図式が成り立つ…更に悪しき円安進行が生計の大きな重しになるであろう。

 

ところで、某大学経済学部の学生さんからOption取引(CFD含)について質問があったのですが個別銘柄においては米国株になるので、個人投資家さんは現状では取引できません。

仮にOption取引するなら、日経ダウになります。直前記事PDFをご参考下さい。

 

例えば現状の様に日経ダウが乱高下する時は期近期先を問わずストラドル(atmのCallPut同時買い建て)が最も有効ですが、Premiumが高いので満期で精算するなら上下1000円程度は振れないと利益が出せないので、最低ロット(Call1枚:Put1枚)でも最悪のケースでは70~80万の損失が出ます。それ故に満期までPremium以上に利益が出る両方のPositionを指値しておいて手仕舞いする必要がありますが、IV変化等の知識とスキルが必要になります。

 

ロングストラドル(Call:Put同数同行使価格買い建て)

本質的価値と時間的価値がある為にロングの場合は満期が近づくとゼロに近づきます。

逆にショートストラドルの場合はPremiumは貰えても一方で大きな損失リスクがあります。

 

よって、Option取引に関しての知識は覚えておいた方がいいに決まっていますが、労力の割に結果が付いてこないケースが多いので、仕組みを覚えて置く程度でいいと思います。

僕が頻繁に「節目のOption攻防」と解説している理由は、特に日経ダウ指数が大きく振れる仕組みが分かって個人投資家さんが急上昇した際に無駄に喜んだり、下落時に不要な狼狽をしないで済むという意味からです。

 

今日は投資には無縁のバンド仲間に「最近の暴落で個人投資家も大変なんとちゃうの?」と聞かれたので「せやな、マザーズでは相当の投資家が凍死したのんとちゃうかな?」と冗談交じりの話をしましたが「でも、よう考えたら地方の自然の山奥で自給自足したら最低限の準備資金は必要でも、万札なんか硬くてトイレットペーパーにもならへんし、抑々通貨がデジタル化されて帳面上で数字が動くだけになったら、金銭感覚がおかしくなりそうやな」とそいつが何気に言ってたけど「なる程、それはそうやな」と妙に納得していた自分がいました。

 

彼に感化された訳やなくて早期退職を目指して余りにも近視眼的な投資に執着しすぎるのは僕が言うのもあれですが(どれやねん?)決して健全やとは思えませんな…運動も大切やで

無論、VOOやVTIに加えて一喜一憂せずに済む先進国インデックス積み立てや海外債券の投資はした方がいいに決まってますが…ふと思っただけの戯言なので読み流して下さい。

 

本日も他愛のない内容にお付き合い下さっておおきにありがとでやんす(何弁や?)

そろそろ老化現象の典型である目が霞んできたのでこの辺で失敬します。

 

◆最後に本日の一曲を     今回は英国在住の娘が昔から大好きな一曲をUp ヘッドフォン

 

Boz Scaggs - HEART OF MINE (Live)

 

懐かしい曲じゃけど、TOTOのメンバーがバックバンドでサポートしてた時の方がええかな?

 

ほな、3月までは多忙な為に更新も気紛れにする程度になりますが、Major現地観戦が無理な場合には4月も日本にいてるので、その際には報告がてら投稿しますよってに… naniwa335

 

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