マニアックな読者の皆様、お早う Sunday morning (ネタ切れ捻りなし)

 

このところ、若き日の不摂生が祟ったのか5年前の開腹術後の後遺症なのか食欲もなく体力が低下してきて難儀しております。

多少の余裕資金があったとしても健康なくして楽しい人生は送れないので僕の様にならない様に皆様におかれましては日々の体調管理だけは留意して下さい。

 

余談はさて置き、毎週のように「CPI:PPI」「ベージュブック」「FOMC議事要旨発表」「ミシガン大消費者信頼感」を控え重要指標がある為に「市場は動けない」とStereotypeの経済報道ばかりで、少々食傷気味で余り見ないようにしています。

日本国内個人投資家も日々の「Headline」に振り回され「一体、どっちやねん?」と報道番組に対し疑心暗鬼になっている事は想像に難くありません。

 

今回も同様に各社経済報道はJackson Hole Economic Symposiumを控え、身構える市場と言った見出しのオンパレード…

無論、重要な会議でPowell議長に寄る26日の講演で更なるタカ派発言が飛び出したとしても一時的な衝撃に終わり、市場は来年以降を意識した方向性に落ち着く筈だ。

 

 

 

ただ、確かに逆Yieldが修正されない中でのBear FlatteningやQTにおけるMBSの削減が一向に進んでいない事に加え、実質金利がプラス圏で推移しているにも拘らず、S&P500は6月底値から半値戻している事には留意が必要で、Zurich拠点のFMも「半値戻しは全値戻し」になる論拠(保証)は全くないと見ている。

 

S&P500直近3年Chart (SOURSE:Stock Charts.com)

 

8/19には若干の金利上昇と週末指数Optionの精算日で膨らんだCall買いとPutの売りが解消し、一旦は需給的にS&P500に関して半値戻しに当たる200日移動平均4,300近辺で揉み合うのは至極自然な展開でもあるが、現状でP/Eが適正水準である18倍まで達していて、予想EPSの下振れリスクが燻る中では、4,300ptを抜けなければ、半値戻し分の半値押し(4,060pt)程度迄調整する可能性は否めないと見ている。

 

アノマリー的に言えば、秋以降は再度年末に向かい、米国株式市場はGrowth株中心に再度上昇基調に乗り株高を演じるかも知れないが、史上類を見ない特殊要因に寄る世界的大規模金融緩和から金融引き締めに転じる過程で曖昧なアノマリーが通用する程株式及び債券市場は甘くはないのではないだろうか?

どちらにしても、本当に(実体経済に於ける)世界的高インフレが金融政策だけで軟着陸できるかどうかは誰にも分からない。

 

但し、短期売買中心のデイトレーダーや短期で資産を増やしたい強欲な投資家は別にして中長期で見れば伝統的(古典的)な戦略である株式/債券比率=60vs40がヒストリカルデータで最も効果的であると言った見解がMLIV Pulse調査で示されている。

無論、昨今では暗号資産や不動産(REIT)に原油:金:銅等のcommodity等の各種資産も増えてきている事に加え不安定な為替も重要な要素になってきており一概に株式と債券だけでPortfolioを組むのは現実的ではないし分散投資には不十分であるが、基本スタンスとしての戦略として有効であるのは確かだ。

 

このところ、冒頭で触れた様に体調不良から気力も衰えており、秋口欧州旅行に向け体調管理が最優先なので今回はこの辺りで失礼します。

尚、日本株式市場に関しては、米国市場とは全く切り離して考えないと国内株中心の投資家にとって大きな過ちに繋がる為に改めて体調が回復後に触れたく思います。

 

また、カルト教団(霊感商法)旧統一教会に関しての見解も求められていますが、現在進行中で真実が解明されていない状況下において政治問題に関して触れるのはタブーと考えていますので、割愛させて頂きますが、基本的に自民党だけでなく、維新や立憲、国民民主の野党は無論、欧米も含め世界中に侵食している当該教団を自民党=カルト教団と一言(一括り)で語るのは短絡的であるのは確かでしょう。

要は洋の東西を問わず、政治家は国益より、自身の政治的立場が最優先である事だけは確かで、益々若者の政治離れは進むでしょうが、逆に政治家にとってはその方が好都合であると言ったアイロニックな結果になる事だけは回避すべきだと考えます。

 

 

以上、取り留めなき中途半端な内容に終始しましたが、ご容赦下さい。naniwa335

 

※追記 再三再四のご案内になって恐縮ですが気になったNewsや速報等はTwitter (https://twitter.com/MIYACH381で呟いていますので気楽に覗いて下さい。

 

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