こんにちはAmanaです
ちょうど『veggy』が届いた日の夜中(未明)、父が天へ還りました。
今月に入って父が元気に動いてるので、靴を新調したいのですがいいですか?
と施設の方から連絡があったばかりでしたので驚きました。
夜に少しいびきをかいて寝ていて、未明に気づいたら息をしていなかったようで、眠るように安らかな最期だったので、苦しまずに天へいくことができて良かったです。
veggyに少し父のことが書いてありますが、昨年の7月に危篤になり3日間意識がなくなってましたが、シンギングリンを何時間も奏でたら、次の日自分で起きて歩けるようになりました。
その後しばらくしてご飯も自分で食べれるようにな
り、『危篤だなんて大袈裟だったなぁ、、』と思ってましたが、今回のことを思うとやはりあの時もそのまま逝ってもおかしくなかったと思いました。
この7ヶ月間は父が私の心の準備をする為に残してくれた時間だったんだなぁ、、と。
私は母が中学生の時に突然病気で急逝したので、母の死を乗り越えるのにとても長い時間がかかったのですが、父は段階を経て後悔や喪失感を持たないように時間を与えてくれました。
父とは母がいなくなってから関係が悪く、決していい父親でもなく、父の波瀾万丈の人生に随分振り回され家族はとても大変な思いをし、私は絶縁していた時期もありました。
私が音のセラピーをし始めてから父と向き合おうと思い始め、数年前に父を受け入れ赦し最期まで寄り添うことを決めてから、心の中の氷のようなものが溶け始めていくのを感じました。
その時いつも『音』が私をサポートしてくれて、リンや音叉がなければこの塊を溶かすことはできなかったと思います。
そして昨年の7月に父がもう天に還ると思った時、3時間(もっと長い時間だったかも)ずっとリンを奏でましたが、それは生き返ってほしいとか、また元気になってほしいとかではなく、
父の人生のあらゆる辛い体験や感情を癒し昇華し、生まれてきた魂の本質に、父が本来の父で穏やかに還れるように、そう祈り奏でてました。
その時、私自身も深い思いが父と共鳴し昇華され、とても癒されたように感じました
その後復活した父との時間はとても優しく穏やかで、父が天に還った後もその感覚は続いています。
どんどん弱くなって死に向かう父の姿を見るのは辛いこともありましたが、『死』というものがこんなにも優しく穏やかで癒されていくものだと知ることができました。そして父との今世での課題を2人でコンプリートした達成感のような不思議な感覚もありました。
大変な人生を生き抜いてくれた父に
よく頑張ったね、ありがとうと。
父は私の研磨剤で成長させ、色々な思いを体験させてもらい、その人生から多くのことを教わり残してくれました。
そしてやはり『音』に出会ってなければこのような思いにはなれなかったと思います。絶縁したままで終わっていたかもしれません。
とても深い深いところを癒し、昇華し、変容させる力が音にはあると実感しました。
親子間や夫婦、家族で大きな確執やうまくいかなくて悩んでいる方がいたら、どれだけ音で救われるか、お伝えできればと。
リンの美顔ワークも一生懸命やってました
また、何より施設の方が最後まで優しく父を介護して下さったおかげで、このような時間と思いを持てました。
介護士さんが
『いつも朗らかで皆んなを集めてトランプしたり人生ゲームをして楽しませてくれましたよ。
惜しい方を亡くしました。』
と仰って下さって、心優しい方に介護をして頂けて父は幸せだったと思いますし、介護して下さった皆様に心から感謝致します。
自分の備忘録として、そしてveggyに書いてあるその先の思いを綴ってみました。
帰省する度に富士山を見て、海へ行っていたので、父を思い出す時は海と富士山がセットで、とても綺麗な景色です
今日もお読み頂きまして、ありがとうございました
【ゆほびか2月号にシンギングリン特集ページが掲載されました】
特典CDの制作プロジェクトに私も参加しています(CD1番の楽譜、書きました)
シンギングリンCDとてもご好評頂いてます
【CLASSY 12月号に
サロンが紹介されました】