今回は"原動力"の話。
今日も我が子は絵を描いています。
同じイラストを、今日まで何度描いたことでしょう。毎日毎日飽きもせず、もう3ケタいくんじゃないかしら。
イラストを描いているときは、いわゆる"過集中"な状態で、呼びかけても返事しません。
よく飽きないなあ…
そう思いながら、のぞいてみたら、あら、以前より上手になってる。
自分なりに工夫もしている様子。
普段は指示どおりにだけするのに。
(指示がうまくないと伝わらなかったり…洗濯物がうまく干せなかった話のように)
どうも見ていると、うまくなりたくてたくさん描いているわけじゃないようなんです。
ただ、とにかく
"描きたい!!!"
それだけのようです。
上手になってきたのは、結果的に、であって、描きたい!という原動力があるから、自然と工夫したりするようになってるんですね。
思えば、この子には、文字の読み方を積極的には教えていませんでした。
ただ、ひたすら読み聞かせはしていて、興味のあるところがくると、ずっと傍にいてきいていました。
気がつくと、自分で図鑑の解説を読んでいて…
なんで?!どうやって?!
とびっくりして、観察していたら、どうやらとにかく
"この図鑑が読みたい!!!"
自分で読めれば、母の読み聞かせを待たずとも、好きな時にすぐ読める、自分で読みたい!!ということで、自分なりに母の読み聞かせを聞くことで習得したらしいのです。
こうしたい。これが好き。これがやりたい。
こういった"原動力"があれば、とてもがんばれる。すごい。
ただ、この"原動力"がなかなかわき出てこないタイプのお子さんもおられるわけで…
でも、わき出る"何か"があれば、きっとぴゅあっ子たちはものすごいパワーを発揮すると思うのです。そして、それが社会に還元出来るものになれたら……すごいことですよね?
やりたくなることは何かな?
見つけられるといいですね。