最近諸事情により少し時間があるものですから
今日も更新ー!
今日ちょっとレッスンの中でお話したのが、
音を出すのに、初心者だったら型を使ってもいいと思うけど、
ある程度心得てきたら、手放していいよねってこと。
だって型は型でしかないから。
日によって天気が違う。気温が違う。湿度が違う。身体が違う。心が違う。
日によってどころか、1時間、1分、1秒。
常に変わり常に流れていく。
それに型なんてものが、対応できるはずもない。型は型でしかないのだから。
その都度、自分にとって一番ぴったりくる"かたち"は違っていて
ぴったりくるところはどこだろう?と、1分ずつ1秒ずつ、探し当てて行く。(思考ではなく感覚でね)
こちらの記事『時間の花と宇宙の音楽』
物語『モモ』の中に出てくる、
時間の殿堂の中で咲いては散っていく時間の花。
(ここの部分の描写はとっても素敵なので、是非読んでくださいね!ブログでは適当に要約してますから、是非本で)
音楽をするということは、この時間の花が生まれ咲き散っていく過程をつぶさに見続けることに他ならないと思うのです。
時間芸術だものね。
そうすると、もうたまらなくこの一瞬一瞬がいとおしくなってくるんですよ。
今この曲と出会えたこと
今このメンバーで音楽をしてること
同じ曲を扱っててもメンバーが違えば全然違うし
同じ曲同じメンバーでも、前と同じ状態である人間なんて一人もいない
今日の音楽は今日だけのものであり、
もう2度と同じ音楽体験はやってこない。
本番だろうが練習だろうがレッスンだろうが、大舞台だろうが小さい舞台だろうが、もう関係ないよね。
今ここを、一瞬たりとも見逃したくない
私、時間に花を見いだすプロでありたい!!!
読んでいただきありがとうございました✨