コロナが世界中を覆う前にブログを書きたくなくなって止めていた事を思い出しました。
コロナ禍はずっと続きそうですね。
ノーワクチンで感染してない人間でいようなんて息巻いていたのですが、4月の異常な寒暖の差とか、豪雨とか台風🌀並の風とか、地震とか・・・もう身体が耐えきれなくて感染してしまいました。
軽症で済んだので良かったです。
(自分の中では2019年10月頃に、カフェ屋にいた酷い咳をしてる観光客の近くにいたのが原因で、後日血を吐くんじゃなかろうかと思う位の酷い咳が1週間続いた事がありました。まだコロナが日本に来てない頃に感染して抗体を持ってたから軽症で済んだのかも?とポジティブに考えています。)
体力があまりない人なので、疲れ切らないように余力を保った日々を過ごさないといけないなぁと気をつけてても、色々と重なると身体は堪えきれませんね。
3年弱ぶりの更新。
京阪七条駅から歩いて京都国立博物館へ。
受付を済ませて進むと、すごい広い。
名建築とかレトロな建物が好きなのでテンションが上がります。
会期中に行けてよかった。
今回の展示で唯一撮影可の空間。
延暦寺の根本中堂にある不滅の法灯が再現されてました。
前に延暦寺に泊まって朝のお勤めに参加した時は工事中で中が見にくかった(暗すぎて見えなかった)んですが、再現を間近で見る事ができて良かった。
しかも撮影可だなんてかなりありがたいことです。
ちなみに不滅の法灯は比叡山焼き討ちの騒乱で1回消えたそうです。でも、そういう事が起こるずっと前に山形県の立石寺が騒乱で消えてしまった法灯を分けていただいてた事で、無事復活したのだとか。
はるばる延暦寺まで法灯を分けてもらいに行った立石寺の円海さん(その頃20代)が、延暦寺からの法灯が消えて分けて欲しいと要請があった時、70代の老体で延暦寺へ分けに行ったそうです。
これが無かったら不滅の法灯は今見る事ができなかったんですね。
「明らけく後の 仏の御世までも 光りつたへよ法のともしび(仏の光であり、法華経の教えを表すこの光を、末法の世を乗り越えて弥勒如来がお出ましになるまで消えることなくこの比叡山でお守りし、すべての世の中を照らすように)」
最澄さんは法華経に説かれる、誰でも仏になれるという事をちゃんと実現しようと奮闘し、且つ受戒できる寺の1つにして、多くの僧侶を育てる場を作りました。
不滅の法灯の後ろにいる仏像たち。
本当に細かいところまで作り上げる力はすごいなと思います。