日光で初めてラッセルを経験して、
いまの自分の境遇と似ているなと。
トレース(踏み跡)のない道を進んでいく。
僕もこれまでのトレイルランニングのプロランナーとは違う道を歩もうとしている。
道なき道だ。
そしてその道は誰かが続いてこないと消えてしまう。次の世代か、同年代か、はたまた上の世代か。
せっかくできたトレースは、また雪が積もれば消えてしまう。
そしてラッセルは、少しずつしか進めない。
もっとこうしたい、ああしたいという思いはあるけど、前例がないことをやろうとしてるわけで、手探り状態。もどかしさを感じる時もあるけど、これもラッセルと同じだと思えば少しは気持ちがラクになるかなと思った。
そんなことを思いながらラッセルしてました。