2017年 3月10日~20日

青年団リンクRoMT第7回公演

「夏の夜の夢」

終わりました!

 

約90名前後のお客さまに入っていただける劇場で、11ステージほぼ満席でした。

ありがとうございました!

 

あのRoMTが?

という想いを押さえて、完売の連続でした。

ありがたい!

 

RoMTで翻訳ものするようになって、はや何年でしょうか。

いつかしたいね~と言っていたシェークスピアも3本目になりました。

 

「十二夜」

「ジュリアス・シーザー」

「夏の夜の夢」

 

懐の深さばかりに気づかされます。

「これぞ!」

という感覚までにはたどりつけていないです。

毎回、必死に言葉をつないでいる感覚。

 

それでもなんとかなっているのは、「きっとおもしろい」という

確信だけです。

 

観に来てくれた方から、直接、とてもよい感想をいただきました。

 

「いろんなコンセプトはわかるけど、それが噛み合っていると思えなかった。

セリフを感情で言っているので、せっかくの美しいセリフが聞こえてこない。

あんな狭い会場で、なぜあんなに大声を出すのかわからない。

耳をふさがなければならないくらい不快だった。

もっと演出的な仕掛けをしないと意味がわからないし、楽しめない。」

 

わざわざ観に来てくれて、直接感想を伝えてくれました。

まだまだ、言いたことがありそうで、そして、まだまだ聞きたいと思いました。

 

私たちがやりたいと思ってることは、まだまだぼんやりとしていて、くっきりとした形に

なっていないのだと思いました。

 

自己満足ではなく、ただのスタイルでもなく、演劇の本質としてはっきりと提示できるまで

まだまだ時間はかかるけれど、でも、進むしかないのだと思っています。

 

一人でも多くの観客に言葉を届けられるように、

もうしばらく、やっています。

 

稽古中の写真と共に