どこよりも早いテラス・マーティン(Terrace Martin)来日公演リポートです。

※すみません、特に理由は無いのですがだいぶ遅くなりました。





今回はアルバム『Curly』を引っさげての来日公演ということで、たしかすべて同作収録楽曲をやってくれたと思います。オルガンのパット・ビアンキ(Pat Bianchi)とドラムのトレバー・ローレンス(Trevor Lawrence Jr.)を引き連れての登場だったわけですが、やはりプロデューサーでもあるテラスらしく、彼らにスポットライトを浴びせる一幕もありました。


コロナ禍に作ったという「Sweeter」の誕生秘話はホロリとさせるような内容で、楽曲の優しさも相まって泣けましたが、個人的にそれ以上によかったのが「Valdez Off Crenshaw」。今回でテラス・マーティンを観るのは3回目で、そのいずれでも彼らは同曲をパフォームしてくれたのですが、観るたびに自分の中で育っているというか、魅力が増しているというか。自分の中ではテラス・マーティンといえばこの曲!という立ち位置を確立したのが「Valdez Off Crenshaw」です。今回はステージをほぼ真横から観るような席だったのでよく見えませんでしたが、客席のほうにも来て演奏していたみたいです。



じつは今回、出某からの帰りの電車がけっこう遅れたため、開始に間に合うか分からず、これでストレスを溜めるくらいなら観に行かなくてもいいかなと思いかけたのですが、駆けつけて本当によかったです。ちょうど奧田翔の入場の時間と彼らの登場の時間が重なったため、彼らが出てくるのを待機して間近で見ることができました。その後のライブがよかったことは言うまでもありません。


あと、帰りにエレベーターを降りる際に「YouTube観てます」と声を掛けてくださって足早に去っていったお兄さんもありがとうございます。そういうお声がいつも励みになっています。先日Crypto.com ArenaでSZAの『SOS Tour』LA公演を観たので、そちらに関連する動画も近々上げますね。乞うご期待!