スーパーレックvs武尊の余韻に浸っています、奧田です。いやぁ…凄い試合でしたね。武尊選手には本当に心を揺さぶられたし、スーパーレックは残酷なまでに強かった。個人的には魔裟斗さんの言うように練習方法を変えてさらに強くなった武尊選手が観たいですが…まずはお疲れ様、ですね。





さて、そんな私も参加した“世界初のプリモ本”こと『DJプレミア完全版』が、1/26(金)より発売されています。







以下、リリースからの転記です↓

内容紹介

幅広い音楽の知識に支えられ、サンプリングやスクラッチを駆使し数々の名曲を生み出した偉大な才能30年以上に渡る活動の軌跡をたどった決定版DJプレミアが手掛けた膨大な楽曲のすべてをレビューするという荒業に挑んだ前代未聞にして世界初のディスクガイド。

 

DJプレミアとは?

1989ラッパーのグールーと共にギャング・スターとしてデビュー、ヒップホッププロデューサーとして数々の名曲を生み出してきたDJプレミア。1990年代ヒップホップの黄金期(ゴールデン・エラ)と呼ばれた時代の名盤はことごとく彼の名前がクレジットされていました。ビギー、ナズ、ジェイZといったヒップホップ界のレジェンドたちに留まらず、ディアンジェロジャネット・ジャクソンクリスティアーナ・アギレラ、アンダーソン・パークまで、ジャンルに捉われない幅広い活動を展開し、その名声は90年代のヒップホップの黄金期から30年を経た現在もシーンに轟き続けています。名実ともにヒップホップ・シーンを代表するプロデューサー、それがDJプレミアです。

 

本書の特徴

・国内外のヒップホップを論じる第一線の書き手が集結!

90年代から現在まで、シーンの変遷にあわせてDJプレミアの楽曲を解説します。

執筆者/アボかど、池城美菜子、荏開津広、奥田翔、キム・ボンヒョン、小林雅明、斎井直史、高久大輝、高橋圭太、つやちゃん、二宮慶介、橋本修、二木信、宮崎敬太、吉田大、吉田雅史、渡辺志保、DOMO + PoLoGod.IT'S MY THINGMINORIMix Tape TroopersRenya John AbeVINYL DEALER BEAT BANDIT(敬称略)

 

・充実したコラムで多角的に迫る!

サウンドエンジニアとして第一線で活躍するillicit tsuboi氏と、ラッパー/ビートメイカーとして活躍するOMSB氏がDJプレミアの魅力をドープに語り合う特別対談や、DJプレミア本人とも交流の深いDJ KAORI氏への特別インタビューのほか、DJプレミアの代名詞でもあるチョップ&フリップスクラッチの解説、DJプレミアの機材史、ミックステープ・カタログなど、多角的にDJプレミアの魅力に迫ります。

 

・インディペンデント・マガジン「DAWN」によるエディット

201911月に創刊されストリート・シーンで絶大な支持を集めるインディペンデント・マガジン「DAWN」。本書は「DAWN」編集部と河出書房新社とのコラボレーションとして刊行します。

 

目次

 DJプレミアとは

プリモワーク1989-1993

 ギャング・スターの軌跡

 DJプレミアという「ルーツ」

プリモワーク1994-1996

 チョップ&フリップの革新性とその構造

プリモワーク1997-1999

 DJプレミアの機材の歴史

プリモワーク2000-2004

 特別インタビュー DJ KAORI

プリモワーク2005-2009

 特別対談 illicit tsuboi × OMSB

プリモワーク2010-2014

 DJプレミアとスクラッチ

プリモワーク2015-2019

 DJプレミア名言集

プリモワーク2002-2023

 DJプレミアとSNSマーケティング

 DJプレミアとミックステープ

 執筆者プロフィール/執筆者が選ぶプリモワーク・ベスト3



せっかく個人のブログなので個人的なことを。このお話を頂いた時、そのアイディアには魅了されつつも、自分はどうも適任に思えなくて(これまでの執筆内容・スタイルを見てくださっている皆様なら、なんとなく分かりますよね?笑)、加えて仕某もクソ忙しい時期だったので(10週以上連続で毎週、特急列車に揺られてどこかしらへ宿泊を伴う出某に行っていました。そのわりにLAにSZAを観に行ったのもこれと近い時期なんですが)、断ろうかと思いました。しかしながら、編集の二宮さんから「後追いのライターには後追いならではの視点で書いてほしい」(大意)などと言っていただき、あぁ、適任じゃないなどと自分に対してジャッジメンタルになっていたのは、他ならぬ自分自身だったのだ、と気づかされ、参加に至りました。自分自身に対するノンジャッジメンタルな態度を獲得することは、人生における大きなテーマの一つなので。

そう、ジャッジメンタル云々の話ついでに言うと、じつは昨年5月から、密かに「音楽ライター」を自称することをやめているんですね、私。いや、音楽について文章を書くこと自体は今後も続けようと思ってるんですが、肩書きに自分を語らせたくないなと思って。そんな自分のスタンスについては、詳しくは下掲の記事に書きました。
なので、これから僕が何について書いた文章を読むときも、そこを念頭に置いていただけると🙏 見方によっては純粋に音楽ライターとしての力量で勝負することを捨てた人間の言い訳や予防線だと思われるでしょうし、そう思っていただいてもいいんですが、素直な気持ちとして本当にそこが関心事じゃないというか、その次元(と言うと響きがキツいですが、優劣でなく差異で捉えています)で考えてないというか、そんな感じです。

で、プリモ本に話を戻します。他の素晴らしいライター各位のご執筆内容やインタビュー、対談の内容をジャッジすることなんて自分にはできませんし、また自分自身の仕事もジャッジメンタルしたくないですが、各人の個性が存分に出た面白いディスク・ガイドになっているんじゃないでしょうか? まずこれをやろうというDAWNさんの発想、そしてエナジーに脱帽するよりほかにありません。この度はお声がけくださりありがとうございました! 皆様ぜひお手に取ってみてください!




 告知

年末年始に出たTURNさんの記事告知が漏れておりました、すみません!


一つは2023年の年間ベスト、


もう一つはアウトキャスト(Outkast)のアルバム・ガイドです。


前者については誰の作品か楽しみにしてほしいのだけれども、僕は当該アーティストのインタビューを観て、自分の中でその人への親しみ度が増しましたね。そしてアウトキャストはやっぱりかっこいい! 執筆時期、ちょうどクリスマス前だったので、「Player's Ball」を聴いてクリスマス気分を味わっていました。



そういえば、昨年末のTURNさんの忘年会には、朝8時まで原某を書いた後、3時間睡眠で別の用事を済ませて臨んだのだけれども、大学生みたいな潰れ方して恥ずかしかったですね。皆様すみませんでした。その日8時まで書いていた原某についても近々告知できると思うので、乞うご期待🔥