先日の記事、「ロシアからバイデンへ「ご挨拶」:将校死亡もガセ情報:チェチェンがマリウポリの再建を支援する約束」でお伝えした通り、アゾフ残党がマリウポリの左岸からアゾフスタル逃げ出していましたが、その残党に対するロシアからの集中的な攻撃が始まっており、多くの映像などが入ってきています。
その攻撃の事前に、「ネオナチ狩り」担当のチェチェン部隊代表のカディロフ大統領から、ネオナチやウクライナ政府関係者に対する最後の投降のお願いのスピーチと合わせて戦況をまとめました。
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カディロフ大統領からネオナチ残党への「最終通告」
☛「スラブ同士が戦うのは間違っている」- アゾフにあと一日のチャンスを与えるカディロフ大統領
・アメリカは、ウクライナを利用して大陸全体を破壊する準備をしている、という彼の話は、アメリカがケムトレイルや病原菌の空中散布によって市民らの健康を阻害することを計画している、という今日のロシア国王省の主張を裏付けています。
(世界の裏側から:この件は重要で、かつ詳細な情報もありますので、後日翻訳したいと思います。)
カディロフ大統領からウクライナ軍・ウクライナ政府関係者への懇願
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【戦況・解説】
【閲覧注意】
👇この先に紹介されている画像の元になった映像には、一部の方には不適切な映像が含まれているものもあります。
こちらには安全な画像だけにしてありますが、リンク先での動画をご覧の際には十分にご注意ください。
16歳以下の方は、この先も👇、テレグラムのページもご覧にならないでください。
【注1】
★アゾフスタルの工場および周辺地区におけるロシア軍の徹底攻撃およびその後の様子
カディロフ大統領は「期限は今日まで。明日からは容赦なく攻撃を仕掛ける」とした翌日でしょう。
ロシア軍はその言葉通りに行動したようで、周辺にはアゾフの残党兵の死体があちこちに散乱しているとのこと。
(出典:テレグラムの動画、3月31日)
☛マリウポリにあったアゾフの拠点の一つ。ここも壊滅済み。
(出典:テレグラムの動画、3月31日)
☛チェチェン部隊だけでなく、ロシア軍の空挺部隊もマリウポリで活動
(出典:テレグラムの動画、3月31日)
☛アゾルスタルへの道には、アゾフ戦闘員の死体や破壊された危機、爆撃弾や地雷、ロケットなどの欠片が散乱しています。
(出典:テレグラムの動画、3月31日)
「ロシア軍は高精度の武器を用いて、「アゾフスタル」工業地帯にあるマリウポルの冶金工場で、民族主義者「アゾフ」が隠れていた建物を破壊」
(出典:工場内部を撮影したテレグラムの動画、3月31日)
☛この撮影時点では、まだロシア・ドネツク共同軍による攻撃が続いており、動画では爆音が何度も響いていました。
★マリウポリから脱出しようとしていたウクライナ軍のヘリが「NATOの兵器」を使った攻撃で墜落
・NATO関係者らを乗せていた可能性
(出典:テレグラム、3月31日)
ロシア空軍の攻撃により、マリウポリ近郊でヘリコプター2台が墜落。
一台は住宅街の近くに落ちた。二台目の墜落場所、および具体的な被害については確認中
(出典:テレグラムの動画、3月31日)
墜落したヘリコプターの残骸
(出典:テレグラム、3月31日)
(出典:テレグラム、3月31日)
ゴンザーロ・ライラ氏からの情報:
(出典:テレグラム、3月31日)
続報: 墜落したウクライナ軍のMi-8機への攻撃には、マリウポリの解放任務中に回収されたスティンガーMANPADSが使用されていたことが判明。
☛この武器は、日本語では「91式携帯地対空誘導弾(ウィキペディア)」と呼ばれる兵器でした。
・・・製造元には驚きでしたが、どうしてこんなものがウクライナで回収されているんでしょうね。
他の情報源では単にスティンガーとだけ表示されていましたし、前モデルのスティンガーはアメリカ製なので、ひょっとしたらそちらだった可能性もあるかもしれませんが・・・?
ロシアからの「NATO 関係者への警告・あてつけ」として、意図的にこの兵器を使った可能性もおおいに考えられます。
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つまり、
カディロフさんからの「今投降したら、まっとうに扱ってあげるから」という呼びかけがあったので、マクロンが必死で動くほどの「重要人物」がまだマリウポリから逃げてなかった場合でも、その人がウクライナ人であれば、堂々と投降はできたはずです。
でも、それが「できなかった」と考えると、外国人で、さらに公に知られては問題のある人物だったと推測されます。
さらに、ロシアは(もちろん事情を知った上ででしょう)NATOの兵器を使っています。
・・・ここでもまた、ロシアは「敵はウクライナではなくNATO」だという認識を、明らかにしているように思われます。
(出典:テレグラムの動画、4月1日)
カディロフ大統領のテレグラムのページより。
【注2】
★投降したウクライナ軍兵士は人道的・合法的に扱われている
ウクライナ軍は、捕虜になったロシア軍兵士を拷問、殺害しており、その多数の証拠はインターネット上で広がっています。
ちなみに、「ウクライナ軍と共に戦う!」と参戦した外国人傭兵についても、ウクライナ軍と行動を共にしていた一般の傭兵に対して、ウクライナ軍兵士は想像をはるかに超えた恐ろしい扱いもしていたという、証拠の写真も見ました。こちらもテレグラムだけでご紹介しています。
一方で、ロシア軍に投降した、あるいは捕虜となったウクライナ兵士たちは、食事やけがの治療、身だしなみを整える、家族への電話を許されるなど、人道的かつジュネーブ条約(戦争での捕虜の扱いを定める国際法)を順守した扱いがなされているという証言、証拠もたくさんみてきました(参考:テレグラムの動画)。
【注3】
★アメリカによる国際的なケムトレイル・病原菌の散布の計画については、後日記事にします。
後味が悪いので、ロシア軍兵士とウクライナの子供たちの画像でしめくくります。
(出典:テレグラム)
☛ 2月25日に紛争が開始され、現在では安全を取り戻したメリトポリ(ウクライナ南部)でのロシア軍兵士と子供たちのほのぼのした光景