米国がケムトレイル、無人航空機(ドローン)からのエアロゾル化した病原体や生物兵器を一般市民に拡散するために使用しようとしていたと、ロシアが警告を発しています。

 

ハンターが削除したつもりになっていたPCのデータ一覧も気になりますね!

 

 

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ロシアがウクライナのバイオラボに関する新証拠を提示し、バイデンや米国との関連について発言

 

Russia presents new evidence on Ukraine biolabs, comments on links to Biden and US

 

 

3月31日【RT】https://www.rt.com/russia/553067-ukraine-biolabs-hunter-biden-documents/ より翻訳

 

(画像:ロシア国防省より)

 

アメリカが資金出資するバイオラボ(生物学研究所)で開発された兵器化された病原体を無人機で散布させることに、ウクライナ政府が関心を持っていることを示す文書をロシア軍が公開した。
この生物学研究計画に関与した米国高官の名前、そして現米国大統領バイデンの息子がこのプログラムで果たした役割も公開されていることを、3月31日、ロシア国防省が公開した。

 

 

重要な証拠のひとつは、ウクライナのモトール・シーチ(Motor Sich、エンジンなどの製造メーカー)社がトルコのドローン製造企業Baykar Makina社(Bayraktar TB2、Akinci UAVのメーカー)に送った2021年12月15日付の手紙である。

 

 

(画像:ロシア国防省、注釈を見る限り、左下の文書が本文にある手紙だと思われる。実際の手紙はロシア国防省のウェブサイトより確認可能)

 

 

 

その中でウクライナ側は特に、無人偵察機(ドローン)が20リットルのエアロゾル化した積載物を300kmの範囲に運ぶことができるかどうか、つまりロシアの12の主要都市とベラルーシのほぼ全域を射程に収めることができるかを尋ねていた。

 

 

ロシアの核・生物・化学防衛軍司令官イーゴリ・キリロフ中将は、「ロシア連邦に対する生物兵器の使用、運搬の技術的手段をウクライナ政権が開発している可能性がある、ということです」と述べている。

 

(画像:3月17日のブリーフィングでロシア国防省が公開した資料の一部、出典:RT

 


キリロフ氏は、ドローンからエアロゾル化した病原体を展開する機構に関する米国特許(第8,967,029号)にも言及している。この特許について2018年にロシアが行った問い合わせに対する米国の回答はその存在を否定しないものだったが、化学・生物兵器禁止条約が定めるアメリカ政府の義務には、技術的には違反していないと主張していたことを指摘。

 

 

(上記アメリカの特許の説明ページより。「有毒な蚊の空中散布システム」)

 

 

キリロフ氏は、米国政府機関である国防脅威削減局(DTRA)や国防総省、国務省とウクライナ保健省、ウクライナ国内の特定の施設の間で締結された契約書を示した。

 

ロシア軍部によれば、アメリカ国防総省は、保健省が管理する「公衆衛生センター」というウクライナ国内の施設一か所の生物学的研究のためにだけに3000万ドル以上を費やしたと、ロシア軍部は主張している。


DTRAの職員ロバート・ポープはこのプログラムに関する「重要人物の一人」で、「キエフ市内に特に危険な微生物の中央保管庫を作るという計画の立役者」だとキリロフ氏は言う。

 

アメリカ国防総省によるウクライナ国内での生物学的プロジェクトは、キエフのDTRA事務所長であるジョアンナ・ウィントロール(Joanna Wintrol)が、2020年8月の退社まで統括していた。キリロフ氏によると、彼女は炭疽病やコンゴ・クリミア熱、レプトスピラ症などの致命的な病原体を研究するUP-4、UP-6、UP-8と呼ばれるプロジェクトを直接監督していたとのこと。

 

米国機関の窓口はウクライナの保健大臣(2016~2019年)であるウリヤナ・スプルン(Ulyana Suprun)であり、彼女自身も米国籍であることをキリロフ氏は指摘。一方、中心的な仲介者は民間企業のブラック・アンド・ヴィーチ(Black and Veatch)社で、そのキエフ社の代表はランス・リッペンコット(Lance Lippencott)であった。また、国防総省の請負業者であるメタビオタ(Metabiota)社も、このプロジェクトにおける役割を担っていた。

 

 

キリロフ氏は、ハンター・バイデン氏(現米国大統領ジョー・バイデン氏の息子)が「ウクライナの領土で病原体を扱う金銭的機会を作る上で重要な役割を果たした」と述べ、同氏とメタビオタ社およびブラック・アンド・ヴィーチ社の幹部との間のいくつかの電子メールを開示した。

 

 

特に、メタビオタの副社長を「ハンター・バイデンの腹心の友」だと、キリロフ氏は両者のやり取りを元に表現している。同氏によれば、「西側メディア」はこれらの電子メールの信憑性を確認済みだという。おそらく、英国の新聞『デイリー・メール(Daily Mail)』が先週発表した資料のことだろう。

 

 

(画像:RT紙、3月25日付)

 

 

 

キリロフ氏が提示したメモによると、ウクライナ政権自身も生物学研究所を懸念していたことがわかる。DTRAとブラック・アンド・ヴィーチ社が 「新型生物兵器の作成または近代化に使用できる、特に危険な感染症の病原体の研究を行うウクライナの微生物研究所の機能に対する管理を確立しようとしている」と、ウクライナ保安局(SBU)のケルソン支局からの2017年の手紙に記されていたからだ。

 

 

 

 

ウクライナ保健省公衆衛生センターの2019年6月の文書を指して、キリロフ氏は、その問題のプログラムに関する他の文書は標準的な採血作業に言及しているだけなのに、なぜ機密性にこだわり、「被験者の死亡を含む深刻な」事象の場合には24時間以内に米国の生命倫理に関する規制当局に報告する必要があるのか、と疑問を呈した。

 

 

この公式の研究計画は、実際には志願者がコンゴ・クリミア熱ウイルス、ハンタウイルス肺症候群、レプトスピラ症の原因物質に感染してはいるものの、これは表に現れたごく一部の例にすぎないという可能性もロシアは考えている。とキリロフ氏はしながらも、アメリカが「ウクライナ市民を見下した態度」で、彼らを生物・医学実験のためのモルモットとして扱っている点について批判している。

 

 

米国はこれまで、国防総省が資金提供しているウクライナの生物学研究所に関する疑惑は「ロシアによる偽情報」であると主張してきた。

 

しかし今月初め、米国の外交官ビクトリア・ヌーランドは上院で、「ウクライナの生物学的研究所」は確かに存在し、アメリカ政府は「生物学的研究の材料がロシア軍の手に渡らないように」ウクライナ政府と協力していると証言している。

 

キリロフ氏によれば、ウクライナ国内に保管されていたすべての病原性生物の原料は、2022年2月上旬に「軍用輸送機によって、オデッサ経由で米国に輸送された」とし、2月24日にロシア軍がウクライナに入国した際、キエフの保健省は残った菌株の破壊を命じたと同将は続けた。

 

キリロフ氏はまた、ロシアの介入により、炭疽病や野兎病、ブルセラ病、コレラ、レプトスピラ症、アフリカ豚病の研究をしていたウクライナの5つの生物学研究所の活動を停止させたという。

 

 

(翻訳終了)

 

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【コメント】

遅くなりましたが、3月10日の【続報】ウクライナ国内の生物兵器研究にアメリカは231億円の出資:ロシア軍部の発表の続報です。

 

この記事ではいくつかの事例を挙げて、実際にすでにウクライナ国内で危険な病原体が散布されていた可能性を示唆していました。

 

生物兵器開発の強化、およびアメリカによるウクライナの医療サービスへの関与2014年に開始してから、ウクライナ国内で危険、かつ経済的なダメージを与える感染症の羅漢率が激増しており、統制がとれなくなっていた。

 

★ウクライナで増加した感染症には、風疹やジフテリア、結核などが含まれる。麻疹に至っては発生率は100倍以上となっており、国連は同国内でのポリオの発生リスクが高くなっていると発表している。

 

★2007年、アメリカ国防省がグルジアの施設でアフリカ豚熱ウィルス(ASF)の株を作り出したとロシアは認識している。

そして同感染症のまん延により、ウクライナおよびポーランドは豚肉の輸出が禁止され、多大な経済的被害を受けている。

 

 

今回の発表は、ウクライナの生物学研究所(バイオラボ)とアメリカのバイデン大統領の息子、ハンターバイデンの関連性や外国の企業との深い関連性に焦点をあわせたものです。

 

また、本文最後にあるように当初は陰謀論だの、ロシアのフェイク情報だのといって生物学研究所の存在すら完全に否定していたアメリカ政府が、「研究所はあるが、ロシアによる悪用を恐れている」とコロっと手のひらを返したように主張を変えたのは、もちろん、ロシアによってウクライナ国内の生物学研究所が破壊され、ロシア軍が残っていた証拠品を分析し、公開した直後のことでした。🤣

 
ロシアが生物学研究所をことごとく破壊し、証拠品などを提示した時には「アメリカはどう反論するのか」と思っていたところ、まさかの逆ギレからの責任転嫁で大爆笑させてもらいました。

 

3月7日「ウクライナでの生物兵器(アメリカ出資)攻撃をロシアが抑止:ロシア軍部発表

 

 

「例えばアメリカと目と鼻の先にあるキューバ辺りでロシアが危険な生物兵器を開発する資金提供をしていたとしたら、アメリカはなんていうだろう」という意見もありましたが、ロシアには自国をそのような危険から守る権利は十分にあるかと思います。

 

 

 

★「紛失」したと言われていたハンターのPCのデータ:一部の報道社などに送付済みで一部公開されていた

 

https://www.zerohedge.com/political/450-gb-deleted-material-hunter-biden-laptop-whistleblower-vows-release-images-videos-and

 

4月7日 450GBの「削除された」Hunter Bidenのラップトップ資料が数週間以内に公開される予定

米国からスイスに逃亡した内部告発者ジャック・マキシー(Jack Maxey)氏 は、ハンター・バイデンが放棄したラップトップから「450ギガバイトの削除された資料」を公開すると宣言。

 

同氏はITの専門家に依頼して、ハンター氏のノートPCからデータを掘り起こしていたとのこと。

 

この資料は、ワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、およびチャック・グラスリー上院議員にも送信したといい、それらの全員は数ヶ月間、それを放置していたという。

 

👇 👇 👇

 

そのデータが送られたイギリスの新聞社デイリーメール紙

 

4月6日【独占記事】ハンターが放棄したPCで削除されていた450GBのデータ(8万件の画像・動画を含む)を掘り起こして所持していた内部告発者 (英語)

 

(画像:デイリーメール紙より。左が告発者のマキシー氏)

 

 

・内部告発者のジャック・マキシーは、ハンターバイデンの放棄されたラップトップからハードドライブのコピーをDailyMail.comに2021年の春に提供していた

・ DailyMail.comは、ハンターの薬物使用、性的執着、疑わしい商取引を明らかにする数十の記事を公開している

・この2週間、Maxeyはスイスのチューリッヒに隠れており、IT専門家と協力して、「地獄のラップトップ(ハンターのPC)」からより多くのデータを掘り起こしてきました。
・ 彼は、今後数週間でそれらすべてをデータベースにオンラインで投稿する予定だという

・マキシー氏は、80,000件の画像とビデオ、および120,000を超えるアーカイブされた電子メールを含む「450ギガバイトの消去された資料」を見つけたと主張

・ポッドキャストのホストだった彼は、バイデン政権からの報復を恐れている
・ 彼は、問題のPCについてDailyMail.comに昨年に連絡を取った後、彼の家の外に黒塗りの四駆が現れたと言っている

 

 

ヌーランドの名前が出たついでに、こんな情報も。

 

(出典:テレグラムの動画

 

 

 

★マリウポリの最後の砦:アゾフスタル地区の施設地下にも研究所がある可能性?

 

 

(ツイッターのリンク)

 

この情報に関しては、現在のところまだ未確認の推測にすぎませんが、現在、ロシア軍が重兵器も使用し始めてこの地域で徹底的な攻撃を始めています。ちなみにリンク先のツイートには、前述のメタビオタ(Metabiota)社の名前も。

 

完全にロシア軍がこの場所を制圧した時に、明らかにされるでしょう。

 

また、具体的な戦況については、テレグラムのページで更新していますので、そちらでご確認ください。

 

この「アゾフの最後の砦」アゾフスタルの工場施設については、他にもいくつも気になる情報がありますので、またまとめたいと思っています。

 

アゾフスタルの工場施設については、過去の記事にいくつかまとめてあります。

 

マリウポリ戦況:逃亡しようとしたNATO関係者もヘリで墜落?チェチェン大統領からの忠告