マリウポリで、数百人のウクライナ軍兵士(女性一人を含む)が投降
☛ウクライナでの戦争は何も、アメリカにとっては目新しいことではない。バンデラ主義もそうだが、外国に自らの足場を作りたい場合は、それがどこでも国内に「過激派」を作り出す、という戦略はアメリカの外交政策の延長線上にすぎない。
1990年のチェチェン紛争も、西側勢力が資金提供し、イデオロギー面から支援されたものだった。ワッハーブ・サラフィー・サウジの聖職者が入り込み、多くの国際的なワッハーブ派の傭兵がチェチェンに送り込まれ、チェチェン民族をロシアに抵抗させようとしたのが機の発端だった。
@Inessa S
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【動画】
https://t.me/wakeupjapancomeon/1822
あなた方は(降伏という)とても正しい決断をなさいました。おかげでウクライナの人たちもこれ以上苦しまずに済むでしょう。おそらく、あなた方もカディロフ大統領の訴えを聞かれたのかと思います。
あなた方が参戦することには無意味なことでした。自分たちの町を破壊しているのですから。では今、あなた方が支援することができる人たちは誰ですか?あなた方が宣誓をした通り、ウクライナの市民なのではないでしょうか。
私たちはここに、特殊任務の一環としてきました。ウクライナ市民に反対しているわけではありません。私たちが戦っているのはバンデラ主義者やナチス、その他私たちの祖国チェチェン出身のいわゆるシャイタン(「悪魔」)です。彼らはまた、同じように市民を殺害しました。彼らは51か国から送られてきていたのです。
同じような方法で、彼ら(西側)は私たちチェチェンの若者にも働きかけていました。ウクライナで行ったのと同じように。彼らのせいでチェチェンでは二度も戦争が起こりました。
しかし一代目大統領アクマット・カディロフ氏とウラジミール・プーチン氏のおかげで、正しい解決策を見つけることができました。そして私たちの祖国では、「バンデラ主義者やワッハーブ派」勢力が破壊されたのです。
そしてあなた方が(今のウクライナで)見ているものも同じです。これまでずっと、宗教や正教、ウクライナ人やスラブ系が侮辱され続けてきました。
あなた方がロシアに反対するように仕向けられました。こういったタイプのウクライナ人は一体何になったのでしょう?何もいいところがない人たちです。
彼ら(西側)はあなた方が悪いことをすることしか望んでいません。侮辱的なことです。具体的にはバイデンやヨーロッパ、NATOがやったことです。これまで彼らがどれだけの国を彼らが滅ぼしてきたかは、皆さんもご存じのはずです。アフガニスタン、シリア、リビア、イラク・・・彼らの現在の目標はウクライナの人たちを破壊することです。そのために、彼らはあなた方をスラブの兄弟分であるロシアに抵抗させました。
正しい選択をしたあなた方には、私たちは尊敬の念を込めて接します。捕虜として自主的に投降する、という正しい選択をしたからです。
アゾフスタルの他の者もこの流れに従うでしょう。なぜなら、彼らには生きてそこからでる可能性などないからです。
彼ら(ウクライナのネオナチ勢力)が自国民に対して行った犯罪は許されるものではありません。そもそも、ウクライナの国民がそれを許さないでしょう。あなた方は(新しい)大統領を選ぶ必要があります。
ロシアはあなた方に強制はしません。私たちが合意できないのは、(ロシア人を殺せという)バンデラ主義がウクライナを食い尽くすことです。
チェチェンで私たちが見てきたシャイタン(悪魔)・ワッハーブ派とあのネオナチ連中は全く同じです。
ゼカイヤフ(チェチェンの元国会議員)が、当時のチェチェン・イチケリア大統領マスハドフを見捨て、ここ(ウクライナ)と戦争をするように呼び掛けていましたが、あなた方もソーシャルメディアでご覧になったことがあるでしょう。
私たちは彼らをそこ(チェチェン)で滅ぼしました。そしてまた、ここ(ウクライナ)でも滅ぼします。ウクライナの後も、彼らが現れるすべての場所でそうするでしょう。なぜなら(西側のシンボルである)LGBTの旗はロシアやウクライナの人たちの正教にとってかわるものではないからです。
実際のところ、宗教は何でもいいのです。私たちにはみんなそれぞれの宗教があり、家族という価値観があり、文化や伝統がありますから。そうでしょう?
(ウクライナ捕虜たちが一斉に何か答える)
アクマット・シラ!(チェチェンの合言葉で、アクマットは第一代大統領の名前、シラは力を意味する)
(ウクライナ捕虜も同じ言葉を返す)
常に、あなた方の人々と共にあるようにしてください。ご自分の宗教や文化を尊重して下さい。それこそがあなた方が守るべきものです。バンデラやナチスなどではなく。
ゼレンスキーを頭とする彼らは崩壊するでしょう。あのゴミはもうウクライナの将来に居るべき人間ではありません。皆さん方のご健闘をお祈りします。そしてあなた方が愛する人たちや、すべてのウクライナの人たちのためにも。
この戦争が少しでも早く終わるよう期待しています。そうしたら、あなた方も兄弟たちの隣で暮らしていきます。
ご幸運を!
(動画ここまで)
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【コメント】
ということで、今の西側メディアがプーチン大統領を「極悪人」に仕立て上げたのと同じ方法で、チェチェンも「極悪国家」に仕立て上げられていたし、他の多くの国も同様だった、ということです。遡れば日本も、「極悪」な国だったそうですし、そのリストにはきりがないくらいです。
ちなみにこの説教をしている方は、アダム・デリムハノフ氏というチェチェンの国会議員さんのように見えます。
彼はチェチェンがたくさん公開している動画でもかなり頻繁に登場し、とても知的な風貌で目立つので、すぐに覚えてしまいました。(おそらくはチェチェンの撮影部隊の代表か一員なのかと)
ちなみにドネツク共和国でも一部の国会議員が志願兵として共和国軍に参加すると、パトリックさんの動画にもありました。(リンク)
口先だけの国会議員ならどこにでもいますが、自ら前線に赴く国会議員など西側にはほとんど期待できないでしょうね。普段から自分たちの保身だけで精いっぱいなので!
★チェチェンのウクライナ戦争における武勇伝まとめ
プーチンさんの開戦宣言直後に、待ってましたと言わんばかりのタイミングで参戦を志願したのはチェチェンでした。世界中で今よりもさらに「ロシア=巨悪」というイメージの圧倒的だったあの時にです。(シリアも反応が早く、まったく迷いのない様子でしたが)
そのタイミングや、チェチェンはすべて準備していたような様子を見ると、プーチンさんから「ウクライナ行くぞ!」という合図をずっと待って、準備していたとみて間違いなさそうです。
またチェチェン部隊はほぼ全員がロシアの特殊任務部隊スペツナズの一部として参戦していますが、チェチェン国内にはスペツナズの訓練校もあるので可能なのでしょう。
(出典:テレグラムの動画)
その他、チェチェンのプロモ動画?!らしい動画からの画像
(出典:テレグラムの動画)
チェチェンの首都の様子。チェチェン革命で今のウクライナの一部の様にボロボロだった国家が、今では最新装備に身を包んだ多数の強力な兵士を次々と送り出し、連日のように支援物質を送り、先日は再建の手助けをすると言っていたドネツク共和国に車両などを何台もすでに提供しているなど、短期間にこれだけの目覚ましい再生を果たしたこと自体も本当にすごいことです。
ちなみにチェチェンにもマクドやKFCがないそうで、かわりにクリスピーチキンというお店があるとのことwww(出典:YouTube)
この動画でもある通り「悪名高いチェチェン」なのですが、他からの情報によれば酒やたばこは国内にまったくのゼロ、あとは女性のことをジロジロと見るのだけは絶対にやめた方がよい、とかでむしろ特に女性には西側の一部の国よりも安全そうな感じもします。
★開戦時のチェチェン部隊の集会が圧倒的!
2月25日にはすでに、チェチェン部隊は出発の準備を整えて伝説的な決起集会を行っていました。この場には12000人の兵士が集まっていたと言われています。
アクマット・シラ!というチェチェンの合言葉を全員で叫んでいます。すごい迫力に圧倒されそうです。
(出典:テレグラムの動画)
一番上の動画だけ、YouTubeに貼り付けておきました。
(出典:テレグラムの動画、英語字幕付き)
決起集会でのスピーチの一部:「(シリアでの参戦の説明の後)それはウクライナでも同じことです。西側諸国はあらゆる手を尽くして、私たちの国を消し去ろうとしているのです」
そして実際、ウクライナでの戦闘開始直後から、ほとんどの動画や情報からチェチェンの名前や活躍を聞かない日はありませんでした。最も危険なネオナチとの前線での戦いでも、いつもチェチェン部隊の姿がいました。
戦争らしい残酷な映像や怒りと悲しみの市民で心も沈みがち、西側のイミフな報道で混乱した時にチェチェン部隊の安定の余裕な様子を見ることで、どれだけ精神安定剤のようになったことか。
そう感じている人は私だけでもないようで、Inessa Sさん曰く、このページは一日1000人はフォロワーが増えている、とのこと。
なんとフォロワーが今日で200万人を超えていました Σ(゚Д゚)
Telegramのカディロフ大統領のページ (アイコンがwww)
戦闘シーンや市民の救助シーンは、過去の記事やテレグラムに貼り付けてありますが、それ以外の度肝を抜かれた、あるいはチェチェンらしい動画をいくつかご紹介します。
●爆撃のすぐ横でも冷静にお茶を淹れる練習
(出典:テレグラムの動画、3月23日)
すぐ後ろでは爆撃、そして激しい銃撃の音が聞こえる中でも、ごく平静に、時に笑顔でお茶を淹れるチェチェン部隊の様子です。
・・・個人的にはこんな人たちとは絶対に戦いたくないですね~
●西側が「ロシア軍は士気を失い、兵器も枯渇」と言ってる裏で、笑いながら砲撃をかますチェチェン部隊
(出典:テレグラムの動画)
ルハンスクで「ネオナチ狩り」を楽しむチェチェンの皆さん
動画を見ると、兵士が交代でオープンで攻撃可能な場所に身を出し、そこから砲撃をしているかなり危険な状態なのですが、兵士が切り替わるたびに「うひゃひゃひゃ~」と笑ってます。
西側の「チェチェンは狂暴」としか言わない、薄っぺらい報道を信じてる人が見たら、「やっぱり鬼畜だわ!」と思うかもしれませんが、ネオナチの残虐行為を少しでも見ている人、そしてポーランド経由で、あるいはウクライナ難民のふりをしてネオナチが欧州に広がることを本当に心配している人たちにしてみたら、これほど心強い人たちはいません。
●危険な爆撃直後に踊りだす兵士
(出典:テレグラムの動画)
この方も同じように、危険な場所に身をさらして攻撃を加えた後、かなり軽快なステップで踊りだしています。撮影している兵士も、笑顔でセルフィー風www
しかしやっぱり、こんな人たちとは間違っても戦いたくはないです。
●剣でも戦えます
(出典:テレグラムの動画)
「必要であれば、チェチェンの兵士たちは剣でも戦う」カディロフ大統領
必要とあれば、拳でも頭突きでも戦えそうです。
●チェチェンの名前を聞いて必死に逃げ出すネオナチが多い
(出典:テレグラムの動画)
情報提供を受け、チェチェンの戦闘員がネオナチの拠点に行ったところ、軍服や武器、弾薬だけが残されたもぬけの殻になっていて、がっかりするチェチェンのみなさん。こういうことはよくあることだそう。
軍服も脱いでいるということは、また市民の変装をしていたのかもしれませんね。たまに似合わない女装までして逃げる兵士もいるようですが。
★カディロフ大統領のインスタの画像をいくつか拝借