アゾフスタルからの集団投降の件は時間が経つにつれ、とんでもないことになってきているので、またまとめようと思います。

 

*******************************

 

西側の国がどれほど資金や兵器、人道物資などを送っても、必要としている市民や兵士にはほとんど届いておらず、それはたとえばウクライナ兵士・捕虜などの証言からも明らかです。

 

★人道支援物資は国境で廃棄されていた

 

 

ウクライナ市民のための人道支援物資の山がポーランドとの国境に捨てられていた(ドイツのマガジンの特派員)



ウクライナ当局がいかに市民を「大切に」しているかを示す非常にわかりやすい一例がこれだ。

Blaulichマガジン・ドイツ語版の特派員が、ウクライナの市民向けにドイツから送られた人道支援物資が、国境に投げ捨てられている人道支援物資の山についての報告を撮影している。

人道支援物資の中には衣類やその他の必需品もあるが、ただ放置されているだけだった。「国境近くのポーランドの村に、ドイツの住民から寄付された大量の物資や衣服、その他の人道的援助が転がっているが、誰も気にもしていない」と、特派員。(文章と動画:リンク




 

 

 

★支援兵器が前線にほとんど届かない理由

 

●ロシアによる攻撃・捕獲

 

兵器については、もちろんロシア軍は「非武装化任務」の一つの焦点として、輸送中や保管中の兵器の保管庫がミサイルや地上戦などで徹底的に攻撃を続けています。

 

さらにウクライナ側のNATOなどの対空防衛システムでは、ロシアのミサイル攻撃はほとんど防ぐことができていませんし(5月3日現在で、900発中7発をかろうじて防いだといわれている)、ロシア軍のO部隊なども毎日のように「戦利品」として西側の兵器をコレクションしています。

 

チェチェン部隊も、入手した西側の兵器を手にして、「西側のみなさん、こんなにたくさんの『支援兵器』を送ってくれて、ありがとうございます!西側から送られた戦車を攻撃するのに使わせてもらいますね!」というメッセージを送っていました。

 

(動画と翻訳:Facebook

 

 

 

*******************************

 

しかしそれ以前に「最大の敵は国内に」いたようで、実はウクライナ政権や地方自治体などが「支援兵器」を国外・国内で販売して横領しているという訴えが集まってきています。

 

巨額の「支援資金」の行方についても重要な情報がありましたが、これも後日まとめれたらと思います。

 

支援兵器の行方に関する映像や資料をまとめました。

 

ウクライナ政権は、頭から根っこまで腐敗しきっています。

 

 

★ウクライナ国内で「支援兵器」が販売されているという主張

 

親ウクライナ政権だったブロガー(スニャトフスカヤさん)が、オデッサで人道支援物資が、当局者アナトリー・ヴォロカエフ(Anatoly Vorokhaev)の管理下で「ビジネス」になっていると、政治腐敗を批判しています。

 

新しく動員された兵は、防弾チョッキやヘルメットなどの基本装備なしに過酷な前線に送られているが、支援で送られた基本的な防御服はブラックマーケットで売られていると訴えているのです。

 

【動画1】

友達や知り合いで、防弾チョッキもヘルメットもないままに白熱している前線に送られた人たちがいます。

最低限の軍装備を買うために募金を募っている人もいます。

ではあの、人道支援としてトラック一杯に詰め込まれたチョッキやヘルメットはどこに消えるのでしょう?

 

 

 

【動画2】
ここオデッサに対して、私は憎悪と強い怒りを感じています。ヴォロカエフがオデッサでの人道支援の担当になっていますが、オデッサの現市長トゥルハノフ だけで十分ではないのですか?

オデッサの市長は町からあらゆるものを根こそぎ奪っていきました

オデッサの町を歩けば彼の顔写真があらゆるところに飾られていますが、志願兵たちはタバコやマスク、靴下のような基本的な必需品、さらに防弾ベストや食料品まで探し求めているのです。

その一方、人道支援として贈られたものは、すでに店頭やマーケットで売りに出されていますhuevaya Odessaのテレグラムのページに人道支援が販売されているという資料を投稿しても、すぐに削除されます。これはただの偶然とは思えません。



オデッサという素敵な街で、人道支援物資を分け合うはずの当局が、戦争から利益を得ているなんて。このような人々はどこにでもいますが、ここでは誰もがやっていることです。

そして、まるで誰もこのことを気にしていないかのよう。オデッサでは超積極的な戦闘は起きておらず、彼らはただそれを個別にして売っているのです。

なぜみんな黙ってるんですか?!

 

 

★支援兵器は海外へも販売されており、テロ組織が入手する可能性も高い

 

先日の記事より:

ラムシュタインでの有名になった会談で、ドイツ側がウクライナへの武器供与の是非に疑問を呈し、西洋の近代的な武器はロシア軍やその同盟国の手に渡る可能性が高いとしているためだそうだ。
ドイツはテロリストの手に兵器が渡ることも懸念している」

 

ドイツなどからは、ウクライナに送られた支援兵器が「テロリスト」の手に落ちることも考慮して、兵器の支援に懐疑的な声もあがってきています。(もちろん開戦当初にウクライナ政府が市民にばらまいた武器の一部も販売されていることでしょう)

 

「カナダのNGO:ウクライナへ送られた支援兵器は、ロシアだけでなく、国際的な闇市場で販売されることを懸念」

 

(画像:出典リンク

 

 

 

「ウクライナで西側の兵器が暗号化されたアプリ経由で販売されている」

 

(出典:Breitbart

 

 

この件について詳しい説明がこちら。

 

ウクライナ軍が武器・弾薬の不足で瀕死の状態にありますが、これはウクライナ国防省の役人が「余剰品」という名目でアフリカ諸国などに武器を売っているのも原因の一つです。

ウクライナの法律には修正案第1919号があり、それによると余剰武器は戦時中でも売ることができるようになっています。

国防省は、施行の準備として報告書を作成しています。 その中には、装甲車や戦車、機関銃、ライフル、手榴弾、そして防護服も含まれています。 資料に記載された「過剰武器として販売可能なもの」のリストは970ページを占めています。 (出典:リンク