ここ最近、ロシアの高官が必死で、ウクライナ軍(を操るアメリカ、NATO)が「汚い爆弾(ダーティボム)」をウクライナ国内で使用する可能性を、ロシアにとって酷く情報発信が制限されている中、あらゆるチャンネルを使って世界に訴えています。
ゴンザーロ・ライラ氏にインタビューをしていたことから見つけた、こちらのチャンネルでも熱く語っています。
国連にもロシアはその可能性を訴えています。
(出典:Telegram)
(出典:Telegram)
ロシア国防省による、ウクライナ軍(NATO、アメリカ)の汚い爆弾使用疑惑についての詳しい説明会で公開された映像がこちら。
ザポロージェ原発で放射能汚染があった場合の拡散予想地図
具体的な情報は文章が長いので、リンク先でご確認ください。☛リンク(Telegram)
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ゴンザーロ氏も動画でこの危険性を強く訴えていたので、この件について彼の動画を元にまとめました。
これはとても大事なことだ。
ショイグ国防相はアメリカの国防長官に電話をかけた。さらにフランスやイギリス、トルコの同様の地位の人物に公式に電話対談を行っている。
(出典:Telegram)
ショイグはその電話で、ウクライナ軍が国内で「汚い爆弾」が使われようとしていることを警告していたようだ。つまり西側による挑発行為であり、戦争を激化させる動きだ。
ショイグ氏の訴えに対し、フランス・イギリス・アメリカの外相は共同声明を出している。「ロシアの主張は虚偽で、戦争を激化させる目的での発言にすぎない。同三か国はプーチン大統領の残虐な侵略行為に抵抗するため、ウクライナへの人道的・経済的支援は続行する」と発表し、ショイグ国防相の警告を完全否定するものだ。
(出典:Telegram)
この三か国がこのような共同声明をするのは、非常にまれだ。
過去数か月の間、ショイグ国防相が各個人に電話をしたこともなかった。
ロシアはすでにその証拠を集めているからこそ、事実として話すことができるのだ。ショイグ国防相がこの4か国に電話をしたことから、反論しようのない確固とした証拠があると思われる。
ウクライナがそのような挑発行為をするとした場合、標的は間違いなく二コラエフ(下の地図ではムイコラーイウ)だろう。二コラエフは黒海沿岸の、オデッサとヘルソンの間に位置する。
二コラエフの住民がすでに避難していることも、そう考えられる原因の一つだ。二コラエフで「汚い爆弾」を使用することで、それを口実に西側はオデッサに軍を配置することができるようになる。
オデッサはロシア人にとって、歴史的・宗教的・文化的に意義のある都市だ。オデッサの一部の軍事施設を以外、ロシアがまったく手を付けていないことからもそれがわかる。
ゼレンスキー政権はかろうじて体裁を整えて存続しているだけだ。10万人以上のウクライナ軍兵士が死亡した。負傷者はその数倍だろう。つまりゼレンスキー政権は残りわずかな時間しか残されていないことになる。
二コラエフで汚い爆弾を使用し、それによってアメリカ軍がオデッサに駐在する理由を作り出し、結果、NATO対ロシアの全面戦争に突入させるのではないか、と私は考えている。
ロシアがこの件を世界中に広げようとしているのは、賢明で完璧な措置だ。
私はこの説で間違いないと思うし、戦争が始まって初めて、本当に恐怖を感じている。
ニコラエフでの汚い爆弾の使用で、現地の環境的汚染はもちろん、またアメリカが「友好国の保護」という名目で現地での存在感を増すなど、ロシアのオデッサへの進撃が政治的に難しくなる。
汚い爆弾の使用疑惑については、少なくとも過去2か月の間、聞き続けてきたが、今まで、それほど気にはしていなかった。
原子力発電所のあるウクライナで、ゼレンスキー政権は「汚い爆弾」を作ることは可能であった。(それよりはるかに複雑な)「核兵器」の製造は、理論的には可能でも、現実的にはロシアがそういった行為を許さないので、ほぼ不可能と言える。
この2週間の間、ロシアがミサイル攻撃の標的にしてきたのは、こういった汚い爆弾の製造をしている可能性のあるセクターや施設であった。
ラブロフ外相は英米仏の三か国の共同宣言に答える声明を明らかにしている。
(出典:Telegram)
ゼレンスキーもNATOも自分たちが負けていることをよく知っている。軍事的、経済的、政治的、地政学的に負けている。NATOはロシアを弱体化させるためにウクライナを利用したものの、西側の状況は大惨状と言える。
戦争では領土を勝ち取ることが勝利ではない。相手の軍を滅ぼすことが勝利だ。そしてロシアは組織だって、相手の軍を滅ぼしてきている。そしてウクライナ側の損害が甚大であることを示すデータが明らかになってきている。
状況の必死さやパニックから、いつもの悪人、つまり西側、アメリカ政府、ヌーランドにブリンケンは解決策を見つけようとしている。
ウクライナの自己破壊、アメリカ軍が現地入りし、ロシア軍に直接対峙するための口実を作ろうとしているが、これが大惨劇であることを強調する。
ウクライナ軍は、化学・生物学・核兵器用の防御服、ガイガーカウンターを多くの部隊に手渡している。
(出典:Telegram)
これが実行された場合、本当の大災害になるだろう。ウクライナという戦場で、NATOとロシアの全面戦争になるのだから。すでにウクライナは国として大きな損害を負っているが、このシナリオが実行された場合、崩壊するだろう。
この件を背後で操っているのはアメリカで、驚くほどの邪悪さをあらわにしている。彼らは邪悪で、グロテスクな人たちだ。
これはウクライナに対する犯罪であり、人類に対する犯罪だ。関係者全員は、適切な裁判を受けることを望む。
(動画翻訳ここまで)
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【コメント】
ロシアの番組だと思いますが、ほとんど同じ予想が話されていました。
こちらにはさらに、具体的な情報がまとめられています。
そして、ロシアが必死に世界に向けてこの件を発信している理由について、会議の書き起こしに次のような応答があったとコメントで教えていただきました<(_ _)>
・・・人体実験も兼ねて、切実な理由もなく(敵が降伏予定であることを知っていた)、世界で初めて原爆を、しかも二度も市街地に落とした国とは格が違いますね。