身近でよく聞く不満に、「なぜウクライナ支援者・ワクチン信者・イスラエル支援者は私(反対勢力)の言うことを全く聞こうとしないのか?!」というものがあります。

 

実際、そういう人たちと話していても目に見えない壁があるのを感じますし。

 

カルトという言葉には、いろんな定義がありますが、「カリスマ的指導者を中心とする小規模で熱狂的で奇異な規律に基づいて行動する会員の集まりで、宗教団体や反社組織も含まれる」そう。

 

あるいは「ある人物やものごとに対する熱狂的な崇拝や、そのような人の集団」とより広義な解釈もあります。

 

 

(出典:コトバンク

 

(出典:ウィキペディア)

 

 

「一般的で善良な市民」の多くは、無条件で特に根拠もないままに政府やマスコミの言うことは正しく、現代医学システムは最善で信頼がおける、とかたくなに信じています。彼らにそういうイメージを破壊する情報を話すと、自分の信条が侵されるように感じるのかすごい拒否反応を見せる人が多いのですが、傍から見ているとカルトのように見えることも・・・

 

(もちろんそういう人たちからは、「陰謀論のロシア支援者」もカルトの集団に見えることでしょう😆)

 

 

 

「群れに従わなければならない」という抜本的な信念が植え付けられている

 

 

 

👉政府は、メディアによるプロパガンダ、恐怖心、拒否に対する恐怖心を用いて一般市民を「命令に従う」ように洗脳しています。政府は恐怖心を国民に与える一方、自由な選択という前提を操作しています。そうすることにより、政府はあなた方一般市民に対して、あたかも「本物の情報」に基づいて自分達の選択をしているように思い込ませています

 

👉そして知性のある人間が、困惑したように頭を掻きむしる羽目になっているのです。証拠と一緒に情報を提示しているのに、拒否されるのは何故なのでしょう

 

👉このプロセスの一部は非常に単純なものです。つまり、社会に受け入れられるという人間の精神における自然な必要性を利用する、というコンセプトです。社会に受け入れられる必要は、結局は人間の中でも心理学的にもっとも強力な必要性です。

 プロセスの二つ目の部分も、同じように単純なものです。フェイクニュース、別の言い方をすれば彼らが私たちに知ってもらいたい情報だけを教育的技術とともに提供することで、効果的に「愚民化」させるというものです。

その理由もシンプルなものです。知性に欠けている人間、あるいは少なくとも自分が知性に欠けていると考えている人間は、言われたことを疑問視する場合が少ないからなのです。

 

👉 市民は容易に気分を害したり、弱々しく感じたりしています。知性やリサーチよりも、無知がより好まれています。

多数の人は、記事のコンテンツ(内容)を読むために実際に時間を割くよりも、センセーショナルなタイトルからによってのみ、意見を形成することが多いようです。

 

 

👉自分の判断力や知識に自信がない場合は、「権威筋の情報なら間違いない!」と情報の正誤も確認せずに鵜呑みをする人が多いのはこういう理由です。

 

マスコミ情報コピペだけで議論してくる人には、こういった権威主義的な発言も目立ちます。

 

 

★一度しみついた洗脳は容易には解けない

 

 

🤔なぜ、多くの人が「反 #ワクチン」「反 #コロナ」の訴えを聞こうとしないのか

これはあるFacebookページでの「娘と孫の間ワクチン接種を思いとどまらせようとしたが、全然聞いてくれない」という投稿へのある方の返事です。(二つとも同じ人)

❗️昔、ソ連のKGBが行った研究によると、絶え間ない繰り返しによって人々に何かを信じさせると、6ヵ月後にはどんなに多くの事実を突きつけられても、彼らは決してその信念を変えないことが明らかになっている。#洗脳 が解けて目を覚ます人はめったにいない

❗️私が提案できる唯一の方法は、2021年後半以前と2020年以前の死亡記事を見てもらい、年齢を集計して、人々が若くして亡くなっていることを彼女に示すことだ。また、保険会社から死亡率が40%上昇しているという情報を見せることもできる。  (出典:テレグラム

 

 

 

★キーワードを埋め込むマスコミの報道の一例

 

●「ロシアの情報は全部ロシアのプロパガンダ」

 

 

 

 

●「反ワクチン情報は『極右』の『陰謀論』」

 

 

👉最近のネオリベ思想が支配する西の政府は、「極右」を仮想敵にし、報道で繰り返し「極右は反社会的」というイメージを植え付けています。

 

実際問題、ネオリベという自由主義を主張している人たちの言動を見ていると、あからさまな独裁思想で自由なところなんてあまりないんですけどね。

 

 

「イスラエル政権を批判する者はすべて『反ユダヤ主義』の人種差別者」

 

 

アメリカ下院、「反シオニズムは #反ユダヤ主義 である」とする決議案を可決😡

これはイスラエル批判と反ユダヤ主義を混同した同院の最新法案である。

314対14対92の賛成多数で可決された。この法案に反対票を投じたのは民主党議員13名と共和党議員1名のみ

「この決議は、今日でも特定の正統派ハシディズム派ユダヤ人コミュニティーニューヨークのサトマール派やその他のコミュニティーや、国家化以前のユダヤ人労働運動の支持者たちが、現代のシオニストの概念とは相容れない見解を持っているという事実を無視している。」と、ある下院議員。

👉「反ユダヤ主義」という言葉が言論統制という政治的目的で乱用されているため、反ユダヤ主義と反イスラエル政権の違いを明確にしておく必要があります(出典:テレグラム

【関連記事】
イスラエルは本物のユダヤ人の国ではない★反シオニズムは反ユダヤ主義ではない!!

 

👉この画像の通り、ユダヤ系の人もイスラエル政権に反対しているのに、それを『反ユダヤ主義』と呼ぶこと自体が大きな間違いなのですが。「新聞がそういうんだから、間違いなんだろう」と信じる人も多いのでね・・・


他の二つは情報の信頼性を損ねる表現でしたが、「反ユダヤ主義」は言ってはいけない、考えてもいけないことというタブー感を植え付ける言葉です。


 

 

★「陰謀論」という言葉には情報の信頼性を損ねる効果がある

 

そして陰謀論はだいたい、「頭がおかしい(crazy)」という表現と共に使われることが多く、マスコミ報道を信じている人は陰謀論は頭のおかしい人たちの情報だから見てはいけない、と条件づけられています。

 

そもそも「陰謀論」という言葉自体が、その界隈の情報に対する信頼性を貶めるために作り出された言葉です。悪の組織の「陰謀」があるという「論(仮説)」だなんて、名前を聞くだけで怪しそう!という印象を与えています。

 

 

 

最近は反陰謀論の人たちがよく「陰謀論の人はIQが低い」という説をシェアしているのを見かけますけど、どちらのサイドにしても、実際のIQを測定しないとわからないですし。そういう主張を読むことで、「自分たちは間違ってない・・・はず!だから陰謀論の情報も気になるけど見なくていい!」と信じようとしているかのよう。

 

実際には「陰謀論」と呼ばれる情報を信じている人たちは、自分の言葉で語っている人が多いので全体的によほど人間らしく感じますけどね♪

 

 

 

★マスコミを信じる人と会話のキャッチボールができない理由:彼らは情報を片方しか絶対に見ようとしないように条件づけられているから

 

(ミーム:「アメリカのメディアが世界を洗脳している」)

 

ロシア支援、パレスチナ支援層、反ワクチン層と、反対勢力の一番の違い

ロシア・パレスチナ支援派は、マスコミの報道や反対勢力の情報にも目を通した上で、自分たちの信じる反対の情報も見ています

でもテレビや新聞にオススメされている、ウクライナやイスラエル、さらにコロナ のワクチンを信じている人たちは、自分たちの信じているサイドの情報しか見ていません。

それは自分の「信じるもの」に敵対している情報は見てはいけないもの、とマスコミに条件付け(洗脳)られているからです。

マスコミは、
ロシアの情報は「ロシアのプロパガンダ」
反ワクチンの情報は「陰謀論」
反イスラエルの情報は「#反ユダヤ主義」

と呼びつけて、そういった情報は見る価値もないという印象を繰り返しの報道で植え付けています。関連記事のタイトルを毎日見てるだけでよくわかります。

そんな子供だましの洗脳にひっかかる人なんて・・・と思いきや、実際にマスコミ情報をうのみにしている人たちは、自分にそぐわない情報を見た時にそういうレッテルを貼り、絶対に見ないようにしていますし、彼らの「反論」もリンクだけや新聞からの請け売りをおうむ返しにしているだけです。

ロシアの情報を「ロシアのプロパガンダ」なんて主張している人に、そう考える根拠を聞いても答えられないのはそれが理由です。(私は昔、Facebookでアメリカの右派の人に直接聞いたことがあります)

そんな理由を考えたこともなく、「ロシアの情報はプロパガンダにすぎない」という西のマスコミのプロパガンダを鵜呑みにしているだけなのですから当然です。

こういう人たちにまともに取り合って真剣に反論しても、彼らはすでに「そういう情報は絶対に読んではいけない」と信じ切っているので、話し合いにすらならないのも当然です。

(出典:テレグラム

 

👉こういったキーワードを繰り返している人たちは、単語はよく使う割に、なぜそういった情報がおかしいのか、となると全く説明できません。

 

彼らは「陰謀論はおかしい情報」と信じてるだけで、なぜおかしいのかなどは全く理解もしてないからです。

 

たとえばウクライナ戦争開戦直後に、「私はウクライナ政府を信じてますから!」と言われたことがありますけど、政治の話で政治の主体を「信じる」ということは、自分で考え、判断するプロセスを否定することになります。

 

過去の歴史を見ても、無条件に政治の主体(やそれに利用されているマスコミ)を「信じる」ことは大惨事の源になっていることは明らかなのですが。

 

 

 

 

★各個人はの年齢分の長さだけ生きてきた中で培い、選択した考えや思想をニュースの一つ二つで変えられることはほとんどない

 

最初から「あなたの考えは間違っている」というスタンスで話し始めると、相手は防衛体制に入るので非効果的

 

私自身がそうなんですけど、反論としてニュースの一つ二つを根拠に「その考えは間違っている!」と言ってくる人もいますけど。

 

たとえばロシア支援にしても、10年以上フォローし続けて少しずつ信頼を積み重ね、好きになってきてます。その情報の総量と比べてごくわずかなニュースの一つや二つを提示されても、何がどうおかしいのかきっちり説明できるんですよね。

 

それはマスコミを信じておられる方も同じで、知っている情報に基づいて反論し返そうとするでしょう。

 

さらに、こういう反論をしてくる人はだいたい上から目線というか、「あなたの考えは全く間違っている」という考えがベースにあることは明白で、言葉遣いなどからひしひしと伝わってきますし、私の考えを改めてやる!という圧力もすごくって。

 

そういうのは心理学でいう「バウンダリ」侵害に相当しますが、こういう圧を感じると人は反射的に、自分の考えを守ろうと「防衛反応」に入ります。自分の身を守るために針を建てているハリネズミのように自分の心を守ろうとするわけで、こうなるとまあ話も聞いてもらえないのも仕方ないのかなと。

 

 

★相手を説得するのではなく、自分の考えとして情報を伝える

 

 

 

 

 

これは、他人をより上手く説得させる方法ではありません。そこが大事なのです。これは、あなたを正直で心の開いた発信者にする方法に過ぎません。

もし私たちが新しい概念について、あまりに熱心だったり攻撃的だったりした場合、その新しい考えの全体的な発展・前進の助けにはなりません

ある意味では、熱心さや攻撃性がいろんなことの妨げになる場合もあるのです。 

 

1. なぜ自分がそのことを話しているのかを知ること

あなたがその情報や考えを伝えようとしているのは、他人に何かを証明したいからですか?

 

他人に議論で勝ったり、あるいは自分の方が物事をよく知っていると示したいからですか?ここにエゴを巻き込まないようにしましょう。

情報を共有するときは、自分の考えを考えの一つとして提示することが大事です。

 

👉相手を「説得」して考えを改めさせようとするときは、明らかに相手の考えを軽視し、否定しているわけで大きな抵抗を生み出し、逆効果になることがよくあります。

 

そうではなく、あくまでも自分の考えとして提示するところまでが自分のできることで、それをどう受け取るかは相手の考え次第と受け入れるというスタンスが大事かと

 

もちろん必死に相手に伝えたい情報もあるとは思いますが、たとえばコロナの場合など、相手も同じくらいの勢いで「ワクチンは大事だ」と伝えたいと考えていますし。

 

私は昔から旦那に陰謀論各論を説得され続けてきましたが、福島の件で衝撃を受けるまでは、「はいはい」と受け流し続けていました。

 

そのように個人によほど大きな出来事が起きた場合、あるいは周りの友人知人数名が別々に同じようなオルタナティブなことを言い始めたりすること「あれ?!何かがおかしい?」と考え始めるなど、あくまでも考えを改めるのは本人の考え次第で、それぞれに「タイミング」のようなものがあるのかと思っています。