京丹後市 五禽戯7

 

京丹後市 五禽戯4

 

春節を迎えました、皆様 新年快楽!

 

先週が節分、立春を迎え昨日が太陰暦正月元日、春節です。

 

本当の意味での新春が始まりました。

 

今年2024年という年を振り返ったら、健身気功、五禽戯、八段錦の習得から20周年になりました。

 

そして、その五禽戯の学びがきっかけで、2017年から伝統華佗五禽戯の継承というかたちになりました。

 

 

 

 

「縁:ゆかり」とは、必ず理由があるものです。

 

私は1986年全日本太極拳協会時代に、日本の師 杜進老師から安徽省武術隊へ全日本大会での上位入賞を目指すために推薦状を書いて下さって、8月の1ヶ月安徽省合肥市体育運動技術学校武術隊に入隊させてもらえました。

 

この映像は2回め、1989年

 

 

訓練は厳しかったけれども、生活は楽しかったです。

 

現地の武術隊員とも仲良くなり、ようやく普通会話が自由に話せるようになったので全ては勉強になりました。

 

時は流れ、2002年から、横浜武術院として単独的に交流活動を始めました。

 

気功体操というスタイルで種目を普及し始めた上海体育学院でフイットネス指導に使おうと年2回ほど学びに度々訪れました。

 

兄弟子の賈平老師と学校で再会し、再び意気投合し、交流活動を開始しました。

 

賈平老師と共に(2018年秋 安徽省合肥市体育運動技術学校 武術隊の前で)

 

 

 

 

 

 

 

 

今から20年前の2004年に上海で賈老師と一緒に食事をしていた時に「今回は何しに来たの?」と聞かれて、

 

今回は「健身気功 五禽戯」です、といいましたら、「面白いの?」と聞かれました。

 

私は「いいんですよ〜、ずっとこの機会を待っていたんです」と答えました。

 

賈老師は「ふ〜ん」と頷いていました。

 

日本に帰国してから、しばらくして賈老師から連絡が来ました。

 

先日、上海市気功管理中心からの依頼で「日本から五禽戯の学習団が来るから、通訳を頼む」と話がきたそうです。

 

そこで賈老師は引き受けて担当しました、しましたら賈老師は「あれは気持ちが良い運動だ、君の理由が解った」ときました。

 

そして兄弟子の賈老師は積極的でアグレッシブな行動を起こすことが特徴で、私は実は賈老師に見習っていました。

 

賈老師は「五禽戯の故郷は、同じ安徽省だということが解ったから、面白そうだから行って来る」

 

そんな返事が来ました。

 

数日してから、賈老師から連絡が来ました。

 

「安徽省亳州市は3700年の歴史ある素晴らしい土地だった!」

 

気功管理中心がまだ、現地では出来ていなくて窓口は安徽省亳州市武術協会で、賈老師が連絡したら、意外だったことに、亳州市武術協会主席が、安徽省武術隊の領隊(監督)の郭省聚老師で、安徽省武術隊の誇るエース選手だった賈老師は大歓迎で、華佗五禽戯の故郷をくまなく案内してもらって楽しかったと連絡がありました。

 

それだけでなく2007年は安徽省非物質文化遺産認定を受けて、すぐに国家級非物質文化遺産に昇格する、というお話でした。

現地では太極拳のように国際的に広めたいから海外指導員養成を図りたいから「外国人で誰かいないか」と打診を受けて、すぐさま兄弟子の賈老師は日本人として、私を紹介して下さいました。

 

私はすぐに「日本人の自分として私が承知しました、引受させて下さい」と快諾して、2007年11月に正式な第1回めの訪問団として安徽省亳州市で伝統華佗五禽戯の習得と、交流団として訪問しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓タイムレコーダー「0:12〜」私が証書を頂くところが映像にあります。

 

 

2017年に10周年交流イベントと記念式典を行いました。

 

これまでに5回訪問し、交流と学習を重ねて来ました。

 

今の時点では、もうずっとしばらく中国との交流は不可能になっています。

 

※中国では国家級非物質文化遺産組織は政府方針と必ず連動するので政府間問題が起こった場合、交流は全て停止します。

 

もう、中国へ行く機会は少なくなりましたが、可能性としては2028年の日中平和友好条約50周年の時期に、五禽戯交流20周年式典ができたらと、思います。

 

2019年の1月が安徽省亳州市は最期だったのですが次回の交流イベントでは、正式な日本統括団体として認定したいから、上級(54式)中級(26式)初級(13式)で、日本第1号指導者を認定したいから訪問しなさい。

 

といわれました。それまでに華佗五禽戯の正式第1号日本人継承者を新しくなった組織から認定したいと要請が来ています。

 

まだ未定ですが、2028年まであと4年、私もどのようになるかわかりませんが、金沢八景で始めた教室で五禽戯継承者に相応しい方々を育成したいと思います。

 

関心ある皆様は、気軽にご参加下さい。

 

よろしくお願い致します。