子どもは満足すれば離れます | 橋渡し姫  〜人と人、心と身体、身体の知恵の昔と今をつなぐ〜

橋渡し姫  〜人と人、心と身体、身体の知恵の昔と今をつなぐ〜

生まれた日が1111で橋渡しの日。昔の身体の知恵を今に伝えたい、昔のことを掘り起こすことも、昔と今の橋渡し。昔ながらのお産、排泄(おむつなし育児)、縁側子育て、月経、着物を通じて、身体に向き合い豊かな暮らしを提案します。

保育士という専門も持ってる手前・・・たまには、保育者らしいことを書こうかなと。

 

保育士と言っても、今、現場にいるわけではないのですが、

おむつなし育児の講師やお預かりなどの子育て関係の中にいることが多く

保育現場はどうしても子どもだけを見てしまいがちが、今はお母さんや家族・・つまり子育て全体が見えるようになった気がします。

 

ちょっと気になるなって思ったことがあったので、書いてみます。

 

子どもに

・甘やかすから、しません。

・我慢させます。

という声をたまに聞きます。

子どもにとって、それも大事です。でも、それって何歳からでしょうか・・・

3歳迄の子にそれって必要ですかね?

 

私の今まで関わった子どもとの感覚ですが・・・

2歳、3歳迄に自分が甘えたいだけ甘えた子に甘えグセはつきません。

甘えるだけ甘えたら、自然に離れていくことができます。

抱き癖も何の根拠もないんです。抱っこやおっぱいもするだけしたら、もういらないって自分から子どもは離れていけるのです。

 

なのに、癖がつくから、何度でもするからと小さい子に我慢するなんて、効果はありません。

ずっと続くのは、満足してないからなんです。それでやめたら、満足ではなく、諦めです。

2歳や3歳に諦め感を与えてしまうことになるんです。

それはそれは辛い記憶しか残らないですよね。我慢するなんて記憶も意識もありません。

ただただ親への信頼をなくすことになると思います。

 

毎日毎日の子育ては、お母さんもお父さんも大変です。

我慢させなきゃいけないことも出てきます。だけど、それは今なのか?っと、

少しだけ考えること、子どもを見ることができると、少しだけ幸せな親子になれる気がしませんか。

 

そんなことを思ったりします。

 

みんなが幸せになりますように。