自分らしくなんてものはない | 橋渡し姫  〜人と人、心と身体、身体の知恵の昔と今をつなぐ〜

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生まれた日が1111で橋渡しの日。昔の身体の知恵を今に伝えたい、昔のことを掘り起こすことも、昔と今の橋渡し。昔ながらのお産、排泄(おむつなし育児)、縁側子育て、月経、着物を通じて、身体に向き合い豊かな暮らしを提案します。

自分らしくとか、自分探しとか、よく言われるけど、私はキライな言葉です。


つい先日、自分らしく、好きなように…

なんて、辞めた職場の代表から言われた。本人はエールのつもりなんでしょうけど。

今の私は自分ではないんですかね?なんてひねくれた事の一言も言いたくなる。

違和感を感じる言葉なのである。


自分らしくって、縛る言葉なんだと思う。

例えば尊敬してる人に、自分らしくいてくださいなんて言えない。失礼だと思うから。

自分らしさなんてものはない、そこに存在するのは役割なだけ。

自分の優秀さは他人のために使ってこそなのだ。他人の大切さに気づかない人生は哀れで貧しい。


〇〇さんらしいよねって、失敗や面白いことの会話では使うかもしれない。

でも、人に贈る言葉には使わない。

今回、贈られてほんとにイヤだと思った。これからも使いたくない言葉のままだ。