経営コンサルト会社の船井総研を立ち上げた船井幸雄さんの 法則 「時流を読む 未来を読む」


船井さんは「世界の構造やルール」「人間のあり方」を研究されていました。

この本は船井さんの研究をして知った「世の中の流れや生き方の最も大事なこと」がわかりやすく書かれています。

よりよく生きるヒント271のうち特に私にとって印象に残った個所を書きます。


第3章 生き方の発見

信頼獲得計画

 ・35歳くらいの若い時代・・・「信頼されるクセをつけること」が目標になる。

   ①約束を守ること

   ②学び好き・働き好き・素直であること 

   ③論理的・現実的であること

   ④不平不満を言わず、プラス思考であること

   ⑤居所がはっきりしていること


 ・35歳以上・・・・・・・・・・・・・「信頼される行動をとること」

   ①逃げない・言い訳をしない

   ②どんなことでも前向きで誠心誠意でやる

   ③損得より善なる行動をとる

   ④自身をもつ

   ⑤他人の欠点を指摘したり、悪口を言ったりしない


 ・55歳以上・・・・・・・・・・・・・「信頼される人間になること」

   ①誰もが納得する哲学を持つ―特にどんなものも大切にする

   ②他人の足を引っ張らない―特に他人に憎まれる言動をしない

   ③「我」よりも「公」を大切にする―マクロの善なる行動ができる

   ④謙虚であり出処進退がきれいである

   ⑤与え好きである


自己認識の方法

 自分の特性をしるためにはどうしたらいいのか?・・・書くことです。

   ①自分の性格的な長所

   ②得意なこと

   ③信条・・・人の心を気づ付けたくない、縁の下の力持ちとして評価されたいなど。

   ④これまで楽しかったこと、のめり込んだこと

   ⑤やっていて飽きないこと、苦にならないこと

   ⑥やってみたいこと、あこがれていること


天職発想 

 人間はわくわくして心底から取り組みたいことをやるために生まれてきました。

 方法は次の3つです

  ①成長がみずからみえること

  ②他人が評価してくれること

  ③要所で誰かが簡単なアドバイスをしてくれること

     

人財の生き様

  人財づくりのコツ

  ①差別しない。すべてのものに対して、同じように大事に接する癖をつける。

  ②長所を見つけ伸ばす癖をつける

  ③「誇りをもつ」癖づけ

  ④「できるだけ受け入れ、認め、ほめる」癖づけ

  ⑤「勇気をもつ」癖づけ