娘が通う新陽高校の

探究コースの成果発表会でした。


今回改めて、

これからの時代に、

探究コースのような授業が

必要だということを

実感した日でもありました。



午前は、個人一人一人の発表で、

午後は、ステージで各学年の

何名かによる発表でした。


午前、各zoomのルームに分かれて、

一人一人の成果発表があり、

聞きたい子のところに入って

聞くというものでした。


娘の発表では、

インターンに行っての学び、

今後の仕事についての話をしていました。


今まで、探究コースは、

面白そうなことはやってはいるけど、

どんなことをやっているのか

わからない部分がありました、


親には関係はないのですが…笑


最近、毎日オンライン授業になり、

家で授業を受けているので、

たまにやっている内容を聞くこともでき、

すごい学びをしてるなと

改めて思いました。


毎日、大量のレポート提出に追われ、

プレゼン資料もたくさん作っていて、

寝るのも遅くなる日々を送っています。


どんなプレゼンをしているのかは

分からなかったのですが…


今回、探究コースの

成果発表報告会を通して、


みなさんのお話を聞き、

探究コースを

より深く理解することができました。


一人一人が、

きちんと自分の意思を持って

取り組んでいる様子に感動しました。

すごい成長してるなと実感しました。


午後は、ストリームヤードという

ツールを使い、

限定ではありますが、

YouTube配信をしました。




特に、今年卒業の3年生の発表で、


探究コースでは、常に、

WHYの深掘りをすること

を行っていると言っていました。


WHY

なんのためにそれをやるのか

なぜそれをやるのか…


このWHYを追求することで

本質が

見えるようになります。


それを毎回行っているので、

娘の話を聞いていても、

物事を深く考える癖がついている

と毎回驚かされます。


これも探究コースに行っている

おかげです。


また、

荒井優校長が兼任している

東明館高校の発表、

新陽の生徒たちによるインターン先の話、

ミネルバ大学の授業の話、

アイヌのPBLの内容、

SDGsの話…





皆さんのプレゼン発表、

本当に思いが通じて、

素晴らしかったです。



最後の講評で、

優さんの言葉がとても印象的でした。

今日の生徒の話のなかに、

授業で何度も話し合いをし、

衝突をしたと言っていました。


自分の思いと他の人の思いと

話し合いを通し、

折り合いをつけていく。


対話を通して、

自分も他人も理解していく。


そもそも、

探究コースができた経緯は、

今の現代の学生は、

圧倒的に対話が足りない

そこに注目し、

対話中心の授業を取り入れたそうです。


今はこのような

対話中心の授業は

まだ日本にはほぼ無いのですが、

実際に、

OECD東北スクールプロジェクト※

という世界の中高生が

教育について話すフォーラムに

優さんが参加したときに、

そこに参加された生徒たちは、

まさに

探究コースのような授業を求めている

とおっしゃっていました。


皆が求めてるので、

今後はどんどん探究コースのような授業が

ますます必要になると。



さらに、探究コースでは、

世界で注目されている大学、

ミネルバ大学の授業も、

リクルートを通して受講しています。


この探究コースは、

今後もこのように、

世界とつながりをもち、

どんどん広がってく可能性

を秘めています。


そこには

出逢いと原体験

があります。




最後に優さんから

次回は生徒たちの他に、

先生たちの学びと発表の場も

あったらいーのではと

おっしゃっていました。

ここに至るまでどんなことがあったのか

などを共有してはどうか

と提案でした。

(ぜひ聞いてみたいです。)


最後に、

ここで学んだ生徒や先生と

一生通じて関わっていくのではないかと

おっしっていたことが印象的でした。





今回この報告会に、

遠隔チームのスタッフとして参加し、

カメラ係として携わらせて

いただきました。



先生たちの熱い思いを

直に感じる事ができ、

生徒たちともかかわることができ、

とても良い経験ができたことを

嬉しく思います。



ストリームヤードの操作を

安斎先生、今年卒業したいっちーくんが

中心となり、

通信エラーがあったものの、

無事配信をすることができました。


遠隔チームとして

一緒に関わらせていただいたことに

感謝致します。






ありがとうございました。




※OECD東北スクールプロジェクトとは

プロジェクトの目的は、復旧に留まらず「新しい東北・日本の未来」を考え、東北地方の経済活性化に必要な産業やイノベーションを生み出すための人材育成です。そのため、子どもたちが主体性を発揮し、地域の復興を考え、自らの考えを実行に移し、イノベーションを生み出す力を育むよう、さまざまに「仕掛け」をしていきます。例えば、子どもたちのリーダーシップ、企画力、創造力、建設的批判思考力、実行力、交渉力、協調性、国際性など。これらは、21世紀というグローバルな、多様性に富む、知識基盤型社会におけるOECDキーコンピテンシーと呼ばれています。

(HPより参照)