塾を作ろうと思ったきっかけ

 

カフェを拠点に、札幌で、コーチングとSDGsを軸にした子どもの生きる力を育てる塾を設立しました。

 

その経緯を2回にわたり説明してます。


塾をつくりたいと思ったきっかけはふたつあります。

 

1 コーチングとの出逢い
2 オランダへの視察の旅

 

 

1コーチングとの出逢い

 

コーチングを学んで8年になりますが、わたし自身、株式会社ゆめかなの石川尚子コーチとの出逢いが一つの転機となりました。

 

いろいろな経緯は省略しますが、今は、株式会社ゆめかな札幌での事務局をやらせていただています。勝手ながら石川尚子コーチを師匠と呼んでます。

 

今から7年ほど前に、

娘が小学生のとき、はじめて石川尚子コーチのコーチングのセミナーに一緒に参加しました。

 

その時にコーチングを体験したのですが、

娘が終わった後、

 

『こんなに大人の人が

自分の話を聞いてくれることが

今までなかったので嬉しかった』

 

と言っていたのです。

 

自分のことを自由に話す場、

自分の話を聞いてくれる場って、

今の学校ではないのに、

はじめて気付かされました。

 

娘のその言葉によって、

 

これからは、そのような話す場が必要なんじゃないかと思いました。

 

 

はじめは居場所づくりをしたいと思っていたら、いつの間にか、カフェができてました。

 


2 オランダの小学校視察の旅

 

石川尚子コーチは、毎年オランダに行き、学校視察に行っていました。

 

子どもが世界一幸せな国と言われているオランダ

です。

 

話を聞くと、オランダの子育ては、全てコーチングがベースとなっています。

 

 

オランダの教育、オランダの家庭、人との関わり方は、小さい頃からコーチングがベースとなっています。コーチングといっても、普段の会話が、こちらでいうコーチング的なアプローチで接していました。

親は、子どもに対して、コーチング的な接しかたをしています。

 

詳細は、石川コーチのこの本をお勧めします。

 

 

 

 

オランダに行ってみたいと思い、

3年前の2019年9月にいくことができました。

 

当初、私だけいく予定でした。

 

小学生と中学生の子ども2人に、

「ママ、オランダ行ってきてもいーい?」

 

と聞いたら、

「ずるい、自分たちも行きたい」

と言うのです。

 

学校休まないといけないし、

旅費3倍!?か…

 

どうしようかなって迷っていたのですが、

 

ちょうどそのときに投資信託を下ろしたお金があり、それがなんと、2人分の旅費とほぼピッタリな金額だったので、

 

それって、連れて行けってことだなと思い、

思い切って、子どもたちに投資をしました。

 

2人を連れて、オランダの小学校の視察に行きました。

 

オランダの小学校では、

ティーチングの授業がほぼなく、

子どもたちは、大まかなカリキュラムのなかから自分がやりたい科目から勉強していきます。

 

・多重知性論(MI理論)

を取り入れている学校がありました。

知能にはIQだけではなく、様々な知能があり、8つの知能のバランスはひとによって違います。

① 論理・数学的知能
② 言語的知能
③ 運動感覚的知能
④ 音楽的知能
⑤ 空間的知能
⑥ 対人的知能
⑦ 博物学的知能
⑧ 内省的知能

その知能を生かす教育をしている学校もありました。

 

PBL的な授業

「問題解決型学習」「課題解決型学習」などと訳されますが、そのような勉強法をとりいれている学校もありました。

 

学校全体のテーマがあり、一年後に成果発表があります。

その年のテーマが

「暮らし」でした。

 

 

各学年がこのテーマに沿ったカリキュラムがあり、

そのカリキュラムの中から自らやりたいことから、選んで取り組んでいきます。

宿題を出さなくても、子どもたちは家に帰っても自ら勉強するそうです。

 

本来の勉強って、自ら興味を持ったことを探究し追求ていく

だよなと強く思いました。

 

1日入学

1週間のうち、1日だけ、子どもたちは、小学校に1日入学をさせていただきました。

 

子どもたちにとっても海外は初めてで言葉は通じません。

日本語が話せるハーフの子が通訳してくれました。

 

○中2の娘に関しては、6年生のクラスにはいりました。

同い歳くらいの子に、

「第二次世界大戦で日本が行った行動に対して、君はどう思っている?」

「日本ってどんなくになの?」

など、いろいろと聞かれたそうです。

普段考えたこともなかったので、戸惑ったそうです。

 

 

○小学4年生の息子に関しては、小学3年生のクラスに入りました。一応ハーフの子は日本語が話せはしますが、通訳というわけにいかず、何を言ってるのかわからなかったようでう。

でも、体育の時間は、サッカーで、息子は、サッカーをやっていたので、言葉が通じなくてもサッカーでコミュニケーションが取れたと喜んでいました。

 

体験を通して、学んでいく場、すごい成長と気づきがあると実感しました。

 

学校を休み、中学生の娘と小学生の息子に投資できて、ほんとに良かったと思っています。

 


 

この二つがきっかけとなり、オランダ 流の学びの場を作りたいと強く思うようになり、今回やっとのことで塾をつくるに至りました。

 

内容については、次回以降にアップしていきますね。