初TOEICSW受けてきました③ | 英検1級・TOEIC970点・単検1級取得 英語学習者の記録

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英検1級、TOEIC970点の英語学習者です。



日曜日に受けたTOEICSWについて、今回は試験を受けた感想をシェアしたいと思います。
なお、どういった問題だったのかは公表できませんので、予めご了承ください。

まず受けた後の率直な感想ですが、結果は別としてとても楽しくまた受けてみたいと思える試験でした。

それでは問題毎の感想について、前回紹介した参考書のレベルとの比較も含めて書いてみたいと思います。

<スピーキング>
Q1/2(音読問題)
この問題への対応ですが、大げさなぐらいの抑揚とはっきりとした発音・アクセントにつきます。
それから45秒の中で十分最後まで進む文字数ですので、とにかく意識してゆっくり読んでいくことがポイントです。
疑問文は語尾を上げる、並列の言葉は上げて上げて下げるを意識する、等対策本に書かれている内容をそのまま実践するといいと思います。
(感想)
ここはしっかり対応できたと思います。

Q3(写真描写問題)
この問題に対しては、写真のどの部分から話をしていくか予めルールを決めておくと本番で慌てないと思います。
私の場合は、何の写真か→手前の描写→背景の描写→人の描写→人の服装→想像(季節は秋とか子供は小学生とか)と決めていました。
(感想)
人の描写の部分で時間を気にしてしまい、後半少し早口になってしまいました。

Q4/5/6(応答問題)
画面に表示される質問に対してそれぞれ15秒又は30秒で答える問題です。
3つの質問は関連した内容ですが、答えはそれぞれ別の内容で回答しても採点には影響はありません。架空の話をしてもいいのですが、私の場合は自分が実際に思っていることを言うようにしました。ポイントは、質問への回答だけではなく、付加情報を言うと加点対象になるということです。ですので制限時間を超えて話し続けられるのが理想です。
(感想)
この3つの問題は練習通りできたと思います。

Q7/8/9(提示された情報に基づく応答問題)
ミーティングやセミナー等のタイムスケジュールが記載されており、その内容について質問を音声で聞いて即答する問題です。
聞かれるポイントはQ7が最初にどんなテーマがあり何時から始まるのかといった質問、Q8は予定が変わったことを質問者が知らず、それを訂正する、Q9は残りの予定の詳細を教えて欲しいといった質問が多いです。
(感想)
パターン通り対応できたので大きなミスはなかったと思います。

Q10(解決策を提案する問題)
この問題と次の問題がスピーキングテストで最も難しいです。音声メッセージを聞いて、問題点を簡潔にまとめ、その解決策の提示、その効果(理由)を30秒の準備時間で考え60秒で回答するというものです。
少し言葉に詰まったり、日→英に瞬間英作文をするようだとあっという間に時間が経過してしまいます。
攻略本では解決策を最低2つ用意すると良いと書いていますが、相当自信がないと効果の説明まで到底進むことなくタイムアップになる可能性大です。ですので解決策は1つにして、うまく最後まで時間内に話し終わることを目指した方がいいと思います。
(感想)
一応最後まで話し終えることができましたが、解決策の効果が本当に説得できる内容であったかの自信がありません。ただ、練習の時は途中で時間切れだったので、その点では悔いはないです。

Q11(意見を述べる問題)
Q10と違う点は、準備時間が15秒しかないことと質問内容が画面に表示されることです。
あるテーマについての意見とその理由を60秒で述べるのですが、準備時間が短いのでほとんど考えながら話すことになるので難易度が高いです。
ただライティングのQ8の短縮版として捉えると、Q8の練習とセットで考えると対策がやり易いという面もあります。
(感想)
質問への回答(私のスタンス)と理由2つを言えましたが、クロージングの言葉が言えず時間切れでした。最低限の回答はできたと思います。


スピーキング問題の全体的な感想ですが、対策本や公式本の問題レベルと同じぐらいの内容だったと思います。回によって違うかもしれませんが、ひねった問題は無かったので総じて取り組み易かったと思います。
スコアがどのくらいになりそうかは全く分かりませんが、出た結果に納得できる出来だったと思っています。


<ライティング>
Q1-5(写真描写問題)
各問とも、2つの単語を使って写真の内容を描写するものです。画面を切り替えて問を行き来できるので、一気に仕上げてスペルミスや文法誤りがないかチェックするなど、合計8分の持ち時間を有効に使うのがポイントです。
(感想)
ここは見直しを含め問題なく対応できたと思います。

Q6/7(Eメール作成問題)
メールの内容を読んで与えられた課題や伝えなければいけない情報などを含めて返信内容をメール形式で書く問題です。それぞれ10分で作成しますが、一旦画面を進むと元に戻れないので注意が必要です。仕事で英文メールをやり取りしている経験があると抵抗なく書けると思いますが、そうでない場合はメールテンプレートを覚える必要があります。ポイントとしてはある程度想像力を働かせながらストーリーを考えると時間を有効に使えると思います。
(感想)
時間内に最低限の内容は書けましたが、具体例をわかりやすく書けたか少し不安な面があります。加点が貰える内容だったかは微妙な感じです。

Q8(意見を記述する問題)
制限時間30分で目標300語以上のエッセイを書くというものです。ライティング問題の本丸です。
序論、本論1、本論2、本論3、結論の5つのパラグラフでまとめ、1パラグラフあたり5行を目安に書くとだいたい300語前後になります。ですので最初の数分でどういったストーリーにするか決めてから書き始めないと途中で行き詰まってしまう可能性が高いです。
(感想)
テーマがわかりやすかったのと、過去に英検1級対策で英作文をかなり練習していた経験があったので、丁度300語書くことができました。この問題は何らかの加点がもらえるのではないかと思っています。

ライティングについてはQ6/7がどこまでスコアを伸ばせるかにかかっていると思います。練習ではQ8は200語〜250語程度までしか書けなかったので、そういう意味ではよく出来たと思いますが、スピーキングと同様スコアがどうなるかは全く読めません。


以上長々と書いてしまいましたが参考になりましたでしょうか?受験料が高いこともあり受験者数がまだまだ少ないことから実際どんな試験なの?といった情報が少ないのが現状です。
そういった意味で受験経験者として情報共有する価値があると思い、今回3回にわたって記事にしてみました。

SWを受けようかどうしようか悩んでいる方には、ぜひ1回受けてみることを強くお勧めします。受けてみて初めて何ができて何が足りないかが分かるのでそれだけでも価値があると思います。
私は10月初旬の結果発表をみた上で次回どうするか決めたいと思います。
最終的にはS160、W170のスコアをとってアワードを受賞することが目標ですが、今回の結果がどうなるか全く想像できません。

最後までご覧いただきありがとうございました。