AさんとBさんて、なんか似てるなぁ、と思って、周りの人に同意を求めたときに、
「えー、そうかなぁ」
「全然似てないよ」
なんて言われる時。
AさんのココとBさんのココが似ている、と思った、その観点が、おそらく自分独自のもので、周りの人にはそれが見えていないんだと思う。
そういうことって結構あって、見た目の、物理的なことだけにとどまらず、立ち居振る舞いとか、かもし出す雰囲気とか、会話の間とか、そういったものがふと似てるなぁと思う時もある。だけど、そういうものになればなるほど、自分にしかその感覚はわからなくて、周りの人とは共有できない。
逆に、そういった、周りの人には理解できない、「実はAさんとBさんって似てるんだよね」というのを見つけると、嬉しくなる。
見た目には全くかけ離れた二人であればあるほど、その二人に、自分だけが、共通するものを見出すことができた時の、なんとも表現し難い、くすぐったいような気持ちであることよ。