YoungLove(性春の終わりに) | 駄ポエムは駄ポエム

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社会の最底辺で無職で悪足掻きしながら再就職目指したりアル中になったり萌えアニメ・マンガ見たりポエム綴ったりライブ行ったりしてる事を書くブログ。よろしくお願いいたします。

漠然とした不安と後悔と苛立ちと性欲の渦巻きを抱えたまま重く不安定な足取りで何とか歩き続けた29年間。どうにかこうにか今までやって来たがやはりもうどうにもならんと限界だと呟く昼下がり。本日は休日。家には僕以外誰もいない。いるのはフローリングの床でぐったり寝ているくたびれた黒トラ猫だけ。虚ろかつ死んだ瞳で開きっ放しの出窓の外にある午後2時38分の能天気な青空をしばらく眺めた後酔った勢いで三日前にAmazonに注文し届いた藤子F不二雄大全集チンプイ1巻をしばらく読んでアハハと笑う。暫しの笑いの後冷静になった瞬間一人ぼっちの部屋に響く耳が痛くなるような静寂の中ですぐに僕は寂しくなった。哀しい生活。50代独身で狂う前に29歳独身である時点で心が苦しく侘びしく痛々しく泣きたく今にも狂いそう壊れそう。だから僕はいつも通りスマホで飽きもせず今日も真っ昼間から黒歴史確定であろう痛みと妬みで凝り固まった支離滅裂で冗長な文章の鬱ブログを苛立ち混じりにひたすら書き連ねる。ドヤ顔でTwitterにブログに駄文を投稿した後に感じる浅い愉悦と深い虚しさ。死にたくなった。だがやはりいつも通り開きっ放しの出窓から飛び降りられずただただ己の臆病さに苛立つばかり。人恋しくて誰かと話したくてスペース配信を始めたり唯一のリアルの友人にラインを送ったりしてもスペース配信には誰も来ず唯一のリアルの友人からはいつの間にかブロックされていた。そんな惨めな現実から現実逃避するためにスマホでさらうんどの新譜を何となくかけた。チルいエレクトロニカに耳を済ませながら何もかもに疲れた黒トラ猫のようにグッタリ床に転がっていたらいつの間にか僕は寝落ちしていた。目覚めたら時刻は午後6時28分。呆気なくあっさり潰した貴重な休暇を思いまた死にたくなる。だがやはり死ねない。陰り行く部屋の中で同じく暗くなる心を抱き抱えたまま膝を抱えたままただただ泣き濡れることしか僕には出来なかった。暑くなってきた。冷房を付けよう。だがまたもやエアコンのリモコンが見当たらない。と言うか三日前から見当たらない気がする。未練がましくまたエアコンのリモコンを小一時間探して見たがやはり見つからず益々腸が煮えたぎる気持ちになり僕は苛立ち混じりに薄汚れた白い壁を力任せにあしで蹴った。鈍い音が鳴る。ただただ自分が痛くなるだけで蹲りながら本当にもう嫌になった。BGMをさらうんどからサザンオールスターズに変えた。酒に逃げようとしたが既にカティーサークは空でマゾ向け音声で致そうにもそんな元気はもう無く周央サンゴちゃんのアーカイブを漁る気にもなれず萌えアニメ観る気にもなれず何だかもう八方塞がりな気分であった。もう今日は寝よう。寝て全て忘れよう。カビ臭いタオルケットにくるまり不貞寝。暫く無理矢理目を瞑っていたら訪れてきた微睡みの最中僕は思う。いい加減良いことは無いかなと。いい加減朗報が聴こえて来ないかなと。いい加減幸せになれないかなと。いい加減笑える日々が訪れないかなと。いい加減不安定な僕の人生が安定しないかなと。