きっと悪くなるさ | 駄ポエムは駄ポエム

駄ポエムは駄ポエム

社会の最底辺で無職で悪足掻きしながら再就職目指したりアル中になったり萌えアニメ・マンガ見たりポエム綴ったりライブ行ったりしてる事を書くブログ。よろしくお願いいたします。

全ての労働が終わりくたびれた重い身体を引き摺り引き摺り辿り着いた休憩室で小一時間はちみつぱいのセンチメンタル通りを聴きながらぐったりしながら50円のカフェオレをチビチビ呑みながらスマホを操り母からの(今日の夕飯はすき家だよ。何買ってくる?)と言うラインに(ネギたまが良い)と答えたりメロンブックスから届いた苺ましまろ9巻発送準備完了メールを観て意味も無くワクワクしたり隣の席で賑やかに楽しげに騒がしく電話で誰かと話す外国人に苛ついたり二杯目のカフェオレを自販機に買いに行く際にすれ違った同じ部署の上司に「お疲れ様です」と挨拶するも無視されて寂しい気分で心が潰されそうになったり……そんなこんなで色々ありながらも僕は休憩室を出てタイムカードを切り工場の外に出た。時刻は午後5時48分。深く濃い赤い空と生温いながらも若干の冷たさが混じる風の最中を僕はヨロヨロトボトボ頼りない足取りで歩く。暫く歩くと見えてくる工場の通路を照らす街灯の明かりが一日の労働でくたびれて弱っている僕を励ますようにあまりに力強く僕を照らす物だから何故だか妙に泣けてくる。涙を後ろに流しながら頭に浮かべているのは最近見始めたふしぎ星のふたご姫と言うアニメのことばかり。ワチャワチャ頭の中でニコニコ笑いながら動きまくるファインちゃんとレインちゃんを思い浮かべながらもようやく辿り着く駐車場。まだ6ヶ月分のローンが残るボロの原付に跨るも何となくまだ帰る気がしなくて意味も無く徐々に暗くなる空を見つめながらも黄昏る午後6時32分。耳にBluetoothイヤホンを詰めてひたすらすみぺの曲を垂れ流す。今月に立川でやるワンマンライブ楽しみだナアなんて思いながらも僕はくしゃみを一発鳴らす。花粉症だ。今年は去年よりももっと酷い花粉量らしくそれも納得してしまう程ここ最近はくしゃみばかりで寝れないしくしゃみばかりして鼻血は出るしで大忙しで心底嫌になる。すみっコぐらしのポケットティッシュからティッシュを引き摺り出し鼻水を拭ったり痒い目をパチパチさせたりしてたら何だか無性に苛ついてきた。だからいつも通り僕は自らのブログに不平と不満と妬みと痛みが凝り固まり尚且つ煮詰まった黒歴史確定の改行無し遠慮無しの自己満オナニーポエムを詩人気取り作家気取りで綴りドヤ顔でTwitterに投稿してほくそ笑む僕。だが暫くなると虚しくなり死にたくなる。オマケに深い離脱症状も襲って来てより深く死にたくなる。今日は休肝日。帰宅すればまたウィスキー瓶の前で四苦八苦しながら耐え忍ぶ夜が始まることになる。鬱々しながらも清々しい笑顔を無理矢理顔に貼り付けながらも重苦しく生臭いため息を吐きながらも凍える程に冷たくなり始めた風に吹かれながらもようやく帰る決心をした。ボロの原付に刺さるボロの鍵を捻りエンジンをかけて頼りなさげにフラフラ原付は走り出す。逃げ出したくなるぐらいに骨身に染みる程に冷たい風を吹かれながらも僕は優しげにふんわり浮かぶ三日月を涙目で見つめながらもただただ思う。帰宅したらとにかく甘い物ばかりを萌え萌えアニメばかりを観ようと。