パパが単身赴任になって、1週間。
寝るときに長男(7)が
「おとなになって、おじいちゃんになって、そのあとは人はみんなしぬの?」
って聞いてきた。
私が正直に、人は年をとればいつかはみんな死ぬことを伝えたら、泣きながら、
「いやだよ、ぼくしにたくないよ、ママがさきにしんじゃうのやだよ、おとうともしなないで」
と。
死に対するはじめての恐怖で泣きはじめた。
みんなまだまだ死なないよ。
命を大切にして、がんばって生きて。
がんばって生きた人はみんな天国にいくよ。
おほしさまになって、好きな人をいつでも見る事が出来るし、なんでも好きなことをして暮らせるよ。
ってお話したら、
「だからお星さまはあんなにたくさんあるんだね」と。
人を苦しめたり、傷つけて殺したり、すごく悪いことをしたら、天国にはいけないよ
とも教えると、
「うん、ぼくは、そういうわるいことしない。いのちをたいせつにするから」
と言って、安心したように眠った。
この子はASDだから、これから先、生きることに対する沢山の困難が出てくると私は予想してる。
今、死にたくないと泣くこの子が生きやすいように、私は死ぬまで全力でサポートしよう。
私までホロリと涙した。
長男、初めて死について哲学した夜。