Harley Davidson 1940EL Knucklehead -73ページ目
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「いささか旧式ゆえ」(前史その4)

 

 新居を探したり、激務に追われたりしていた中、見つけた雑誌。

 
     1976 Super Glide

 この雑誌、今まで買ったことなかったけど、表紙のバイクはまさに探していたモデル!

 ハーレーの紹介は少しだったけれど、「AMF時代のハーレー」の紹介ということで、何回も眺めてました。

 「AMFで馴染みの喫茶店まで。」「本調子のAMFは頼もしい旅の相棒。」とか、ワクワクするコピーが。


      

1976 Super Glide      1976 Super Glide

                             
1976 Super Glide   わずか6ページの紹介だけど、満足。


 たまたまとはいえ、欲しいと思っていたバイクが雑誌に紹介されると、ワクワクします。

 「やっぱいいなあ。」「いいものがあれば。。。」との思いは募るばかり。

 

前史(その3)

 2009年4月、2年間勤めた職場を退職。

 東京都に勤めることになりました。同じ業種だけど。


 激動の日々を支えたのは、「ハーレー」でした。

 このころ、バイク乗りのブログを検索しては、楽しませていただいておりました。

 「自分も乗りたいなあーーーー」と、SRを所有しながら贅沢な感慨にふけっておりました。

 こういう思いが高まったのも、新しい職場では今までに比べて時間的なゆとりがあったからかもしれません。

 


 4月、最後の開催となった「Dragon wave 」に、SRに乗って一人で出かけ、駐車場のバイクを見て回りました。

 

 そこで光っていたのが、FXE Superglide!


 
 
1976 Super Glide  (無断掲載ごめんなさい・・・。)


 おそらく1975年と思われます。

 素晴らしい純正スタイルです。


 会場にあったバイクは、その他にも、ナックル、パン、サイドバルブなど、カッコイイバイクばかりでしたが、自分には、この superglide が目に焼き付いて離れませんでした。

 タンク、ハンドル、ウインカー、シート、マフラーはもちろん、タイヤ、ナンバーステーに至るまで、「変態」っぷり爆裂のド純正です。オーラ放ってました。


 欲しいバイクはこれだ!との思いを強くしました。



 ・・・ただ、ネットで検索する限り、写真のような純正のsuperglideは、結構なお値段。


 200万超えもザラな状況です。


 「まだ先かなあ・・・」との思いを胸に、目の保養をして、秩父ミューズパークを一人、SRであとにしました。。。

 

 

前史(その2)

 30歳にして再び職を得て、1年が経ったころ、「バイクに乗りたい病」におそわれました。


 うずうず、むずむず・・・。


 ただ、まだ「ハーレー!」というまでには至っていなかった。

 「SRだったら安く買えるかな~?」と、ヤフオクを中心に探していました。


 それで出会ったのが、1995年式SR400。

 
1976 Super Glide

1976 Super Glide

 ちょうど「こうありたい!」というカスタムが施されていて、値段も148000円。


 友人の結婚式場の近くに保管していたこともあり、現車を確認して、ほぼ即決!



 休みの日に筑波山へソロツーリングに行ったり、つくば市のカフェ「journal」へ行ったりと、気持よく乗っていました。


 一番の思い出は、職場の同僚4人と北茨城市へニジマス釣り(釣り堀だけど)ツーリングに行ったこと。


 仕事はむちゃくちゃ忙しかったけど、いい思い出を作ることができました。


 「安かろう悪かろう」ではないけれど、このバイク、見た目はすごくかっこいいんだけど、クラッチが重い(ケーブル取り回しの問題)、バックファイヤが頻発、アイドリング中に突然エンジンストップ、チョークレバーがすっぽ抜ける、といった「プチ」トラブルがありました。


 このSRには3月末からほぼ1年乗ったわけだけど、2009年の年明けくらいから、


 「やっぱハーレーに!」


 という思いが募る一方でした。

 新年以降は、ヤフオク、ショップのサイト、ebayなどを見ながら、ハーレーにドキドキしていました。

 

 しかし、実際に手に入れるのはまだまだ先なんだろうなあ・・・とも考えていました。

前史


 はじめてハーレーを手にしたのは、21歳のとき。まだ学生でした。


 
   1976 Super Glide-はじめてのハーレー





      1976 Super Glide

 バイトしていたレザークラフトのお店のボスがカスタムした車両。

 元は、1978年FLH。120万円で譲り受けました。

 程度の良いショベル、しかも自分好みのカスタムとしては割安でしたが、学生の身分でよくも買ったなあと思います。

 ほぼそのままの姿で、通勤、通学、教育実習、ツーリング、キャンプと楽しみました。

 自分で変更したのはハンドル(ローチョッパー)と、オープンプライマリー(2.5インチベルト)にしたことぐらい。


 パンク、キックアームスプリング割れ、といったトラブルはありましたが、その他はほぼノントラブル。

 調子良かったです。


 今思うと、丸型スイングアーム、デュオグライド時代のタンクエンブレム、3.5ガロンタンク、前後ドラムブレーキなどなど、「玄人好み」のカスタムでしたな。カラーリングもお気に入りでした。

 欠点は、メーター不動、フロントブレーキが効かない、フォークオイル漏れ、エンジンオイル漏れだったかな?

 でも、オイル交換、クラッチ調整、ポイント調整、プラグ交換など、日常の最低限のメンテナンスは覚えました。


 28歳の時、退職して大学院に進学することを決意してから、手放すことにしました。

 ハーレーショップに通せばよかったのかもしれないけれど、時間の関係で、よくあるネットでの売却。

 半額くらいにたたかれました ●| ̄|_


 この相棒とともに沖縄に約ひと月滞在したことが一番の思い出ですかね。

 ビーチでのイベントで元ボガンボスのドント(故人)にあったことや、地元のハーレー乗りに声かけられて、北谷でオリオンビールを飲んだりしたことが懐かしいです。


 写真を見れば分かるように、23歳で仕事をはじめてからは、あまりの激務でほとんど乗る機会がなく、各所がさび、前タイヤも自然にパンクと、バイクに対して酷な状況で放置しておりました。


 

 僕のハーレー原点でした。

おはつ。

半年あまり探しまわり、運命のように出会った生まれ年の 1976 Super Glide

初期整備をお願いしているショップに、様子を見に行きました。


早ければ、あと2週間ほどで納車かな?


楽しみ~~v(^-^)v



マサトマンのブログ-納車を待つマイバイク!




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