く
AmazonでポチったBLマンガ。
①と②はかなり前に読んでいて、ずっと続きが気になっていた作品です。
那波18歳♂ママになりました③
ネタバレ有り
①②のストーリー
那波は幼い頃に両親を亡くし、姉が両親に代わり那波を育ててくれていた。
そんな姉が結婚した相手は仙道組の幹部で、組の金を持ち逃げして逃亡。
残された那波と甥っ子の宙は、仙道組の人質として捕らわれ仙道組で生活を。
仙道組の若頭・圭輔に無理矢理抱かれた那波だが、次第に啓輔に惹かれ恋人に。
組員にも好かれ大きな家族が出来る。
宙の世話をしている時に知り合った子供連れは、北畠組の若頭で那波と宙を北畠組に拉致する為だった。
そして那波と宙は北畠組の本家へ拉致され、閉じ込められる。
圭輔の腹心・氷室は北畠組に監禁され、圭輔は大事な人達を人質に捕られ激怒。
北畠組に乗り込む…。
③のストーリー
あの保坂が敵対する北畠組の事実上の間謀だった。
囚われた腹心・氷室と愛する那波を救うべく北畠組に乗り込んだ圭輔。
さながら5年前のあの時と同じ状況に陥るが、しかし彼にとって何1つ同じではなかった。
「なめるなよ、俺が惚れたイロを、この俺の有能な部下を。那波は必ず俺の元へ戻ると言った。俺ァそれを待ってりゃいいだけだ」
氷室そして那波は、再び愛する¨家族¨の元に戻ることは出来るのか?
一方、行方不明となっていた宙の母であり那波の実姉の風香が見つかる。
怒濤の展開で送る、愛と涙と人情でいっぱいの最終巻。
こんな感じのストーリーで、完結するお話でした
北畠組との抗争になるかと思えば、5年前に仙道組から北畠組へ犠牲になった圭輔の元婚約者・睦月の事を考えての行動だったとは…
しかもあっけなく終わっちゃいましたね。
まあ、平和的に終われたから良いのかな
北畠組の事よりも義兄・山岡が発見されて、ケジメをつけなければいけなくなり。
その事を那波に知られてはいけない組員の葛藤や、どんな非道でも家族を失う事に抵抗する那波の心情が苦しかった~
組織を守る為に山岡へのケジメは絶対に必要、でも那波と宙を守りたい気持ちも…。
今までホンワカしたムードが一気に、仙道組という本性が出ます。
ここの描写、怖かったなぁ
那波の護衛・白瀬が想い人なのに、命令に背き那波側につこうとする白瀬を拷問にかける氷室とか…
ツラく苦しい心理面が続きました。
それでも皆が那波と宙を想い葛藤し続け、守ろうとする姿はジーンとします。
姉の風香が薬漬けにされ凶行に出ますが、仙道組全員で那波家族を守る姿が胸を打ちますね
圭輔とも新たに家族として、伴侶として歩み出す那波。
ラストはどうなるかとヒヤヒヤしましたが、愛し抜くと決めた2人に安心しましたね
これだけ見るとBL的にどうなんだ?と思うかもしれませんが、圭輔と那波はあっちこっちで愛し合ってますからね
圭輔の嫉妬の琴線に少しでも触れると、那波から宙を引き離し、氷室がサッと宙を受け取りまして(笑)
思いっきりラブラブします
氷室と白瀬の媚薬盛られて…のハプニングHも、なかなか良かったです。
ここも色々ありましたが、うまくまとまってホッとしました~
色々暴力シーンや指を詰めるシーン等、結構なシーンが含まれますので…。
苦手な方はご注意を
その中でも癒しの存在の宙。
これは初めて宙が自力で立った、クララが立った~ならぬ、宙が立った~な時(笑)
ヨダレ垂らしまくりだったり、グズる時にエビ反りかと思う程の仰け反り感。
赤ちゃんらしい赤ちゃんです
リアルな感じの赤ちゃんかな
宙で笑ったのが温泉に入ってて気持ち良くなり、粗相をしてしまうシーン(笑)
ドヤ顔が笑えました
こういうの赤ちゃんあるあるじゃ…?
なんだか宙がいてくれた事で、狂気的な雰囲気が中和された気がします
何年越しのモヤモヤが、やっと晴れてスッキリしました――