週末は天気が崩れる予報みたいで、息子は早々に帰った
ゴールデンウィーク中、泊まりに来るのは3年ぶりだったが、引越し先の団地は初めてで町探検出来ると期待していた
ところが駅に近い立地とはいえ、どこに行くのも電車を利用しなければ成らず、沿線上、若者が興味を引くような施設も無いため、ひどく退屈だったらしい
むしろ息子の住んでいる周辺の方が、楽しめる公共施設もたくさんある
だから天気が下り坂という予報が、息子にとって都合良い口実になったようだ
のふさんにとっても、食事等も息子の分用意しなくなるので楽になったようだ
食事の好みや分量も我々とは違い、普段食べないメニューを考えるのが面倒くさかったのだろう
そんな理由も有り、息子が早々に帰る事になったのも異論がなかったようだ
先日のOTのリハビリで、食事の時の震戦対策として肘を固定させることで、指先等の震えを減らす、またテーブル上のお皿類の設置の仕方を提案された
車いすの肘掛けだが、メーカーによって肘の幅が幅広タイプに後付できるらしく、場合次第でレンタルも可らしい
私の場合、肘を固定より、肘を浮かせないようにするだけで、震えが減る
肘掛けが食事の時だけ、幅広タイプに装着出来れば…と考えた
常時あると、自走式タイヤには運転しにくい
なので、食事の時限定で利用
そんな事を担当の福祉用具の人に伝え、レンタル品を持って来てもらった
しかし、この車いすでは設置不可
車いすを変えないと幅広タイプの肘掛けは装着出来ず、自分で創作必要となった
何故レンタル品が不可かというと、車いす本体は各メーカーが改良し、進化しているが、付属品のレンタル品まで改良が追いつかない
幅広タイプの肘掛けが必要の用途が、車いすメーカーの考える用途に合ってない等がおおまかな感じだ
こればっかりは福祉用具の人に要望し対策を頼んでも無駄で、自分で何とか創作工夫するしかない
大抵はレンタル品が駄目だった時点で諦めるか、創作工夫の範囲がせいぜいクッション程度で終わってしまうだろう
さて、どんなふうに幅広肘掛けを創作工夫したかというと…
自分でも簡単に装着可能(外しやすい)
どんな車いすでも可能
この2点は、必須
費用面も、安価に済ませたいと思った
そうだ、ブックエンドで代用出来る?
車いすの元ある肘掛け部分に、ブックエンド引っ掛ければ、簡単に幅広になるんじゃない
自分の肘の可動域範囲だけ広くすれば済む訳で、既存の肘掛けみたいに長くする必要ないし、食事する時だけの使用
ブックエンドなら簡単に自分で装着可能で、どんな車いすでも対応可能
しかも安価である
ブックエンドが金属製なら、冷感避けに滑り止めでも巻けば済んでしまう
ブックエンド使わなくなっても捨てるのも簡単だし、用途通りに使用しても大丈夫…
そんな訳で私はブックエンドを代用して、幅広肘掛けを簡易的に利用し、食事の時の振戦対策として使ってみた