2023/06/01 | 人生に無駄はない

人生に無駄はない

人生の折り返し地点で難病の多系統萎縮症に罹患しました。
難病に罹患したことも無駄にならないような人生を歩みたいです。
2019年多系統萎縮症に病名変更

生まれて初めてベッド上で、洗髪をしてもらった

寝たきり生活まっしぐら!    

    

しかもこんな理由で、お風呂(シャワー)にも入れず、そもそもシャワーキャリーに移乗も出来なくなるとは?!と、担当の訪看さん達やY先生も、聞いたことが無いほどレアな出来事だった


まさかの婦人科

しかも婦人科医すら稀だ!これ以上は設備のもっと整っている病院で無ければ治せない


今ある設備の限界までの処置で良くなる兆候が無ければ、もっと設備の大きな病院に紹介状渡すと言われた


けして私も個人のクリニックではなく、大きな病院を選び、Y

先生の後輩に当たる人が、その病院の専門センター長になったくらい、中堅規模以上の病院である


なのにそこに働いてる医師から、これ以上の処置は、ここの設備では出来ないと言われてしまった


何らかの感染を起してるなら、膿を出して済むそうだが、私の場合、膿ではなく血腫になってるらしく、手術をして血腫部分を取る必要があるそうだ


基本アザと同じ考え方で、血腫(血の塊)なら自然に身体に吸収されて行くだろうと判断するが、余りにもデカい


さらに、急に悪化してしまった


痛くて痛くて、座っているのが辛い


しかも車いすって座るしか方法無い

シャワーキャリーはといえば、座面自体、洗い易いように空いているが、まずもって、車いすに座った時点で腰を丸め、患部に当たらないように座っているため、移乗するのに背すじ、腰を立てる必要がある


それが出来ないのである



自家用車で病院に行く際、助手席のカーシートに移る時も、痛くて冷や汗ものだった



たまたま私の前の人は、高齢者で何処かの施設で生活してるらしく、施設の若い男性ヘルパーと一緒だった


こんな高齢者が婦人科?と思ったが、不正出血が続くそうで、施設の医師から病院で診てもらうよう紹介状を持たされたらしい



内診室から聞こえた医師の説明では、子宮に水が溜った状態で、主に高齢者や車いす生活に多いそうだ


その水を取る必要と、子宮内部の洗浄消毒が非常に痛みを伴うそうだ 


それを聞いただけでゾッしたが、私の処置は、さらにゾッとするものだった


切開のため、まずは患部にキシロカインを注射 


この注射自体も痛かった

 

切開後、麻酔が覚めると切開した部分が痛い


もう最悪だった 

何度、痛過ぎると言った事か!



そんな訳でベッド上の洗髪…

痛みが続く間は、タオルでの清拭と洗髪で済まそうとなった


 

神経難病とは1番縁遠い科のはずで、まさかこの歳で婦人科に通うとは思わなかった