即興曲の不思議 | ピアノのエチュード

ピアノのエチュード

☆:;;;:*日々の勉強で、感じたこと、新たに知ったことを綴ります*:;;;:☆

皆さま こんにちは おひなさま

༓٩(❛ัᴗ❛ั ๑)༊༅͙̥̇⁺೨*˚·

さて、えーと、まずは、3月の話題から、メモ

今年も、お雛様を出したよ~ドキドキ






最近、コブ付きです。。。。えっ? はあ?

(妹が、昔、浅草から連れてきた人形を一緒に飾ることにした)

やっぱり、お雛様を飾ると、あー、3月が来た、っていう感じがするね。

デカイからこそ、とっても華やぐのだ!!!!!!
はい、昔の私の時代のは、いいねー)。。。DASH!

はてなマーク

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さて、今日は、

じゃーんダウン



先日のザ・リハーサルコンサート(通称、リハコン)で得たことを書きます。

当日起きたことを
忘れる前に、書いとかなきゃーねラブラブ

演奏する上で、自分にとって収穫が、いくつかありました。。。

今回、弾いた曲は、
シューベルト作曲の、4つの即興曲集 作品142より 
3番 アンダンテ 「ロザムンデ」 
だったのですが、

即興曲より、となっているのだけど、
私は、即興曲だということを、すっかり忘れて、
ロザムンデのピアノ版の変奏曲だと思って、
当日に向けて仕上げたのでした。

ロザムンデは、オーケストラや弦楽四重奏で演奏するタイプがあり、
それぞれ、かなり違うのだけど、全部、いい曲で、

オーケストラや弦楽四重奏のは、到底、自分には弾けないので、
ピアノのを弾いたわけです。。。

そして、本番で、偶然に偶然が重なった。。。。

というのは、、、、、

(これから、くどくど、説明します注意

このピアノで弾くタイプは変奏曲で、どのバリエーションも、繰り返して2回ずつ弾くことになっていて、

私が、練習している時、苦労したのは、、、、、

全部のバリエーションの各々の部分に、一番ふさわしいと思う物語を自分で作るのだけど、

(そのやリ方が、当分の私には、演奏する上で、一番上手く行くので、)

一度、そのパッセージに、一番ふさわしい物語を作るとね、

繰り返しの時に、もう一つ別の物語を思いつくのが難しいのだ。

同じ物語を2回やったって、意味がない。。。。

一番いい物語は、もう、あるのだよ。。

じゃあ、2番目にいい物語って何?

2番目はないのです。一番いい物語を続けて2種類思いつかなきゃ。。。。。

しかし、あまり思いつかないのだ。

で、演奏時間の短縮のために、繰り返しを省こうかと、ちらとは思ったけど、
それでは、非常に、味気なくなる気がして、
2回ずつ弾くことにしましたが、
繰り返して弾くところは、何を思い浮かべて弾くのかあまり決めておらず、無、という状態でした。

うーん、でも、一回目とは、なにか、違うように弾かなきゃいけないとは思っていた。

すると、本番で、

弾き始めたら、突然、テンポがいつもより、揺れ動いたと思いきや、

あれや、あれや、はてなマーク

どんどん、いつもと違う弾き方を思いつく、というか、違うようになっていくのです。

一発目は、それでも、敢えて、あらかじめ決めておいた話を思い浮かべて弾こうと務め、
(だって、いつもと変えたら、怖いからね)

でも、まあ少しずつ、何だか、いろいろ変わり、
(テンポも、いつもより揺れ動き)
2発目は、その場で思いついて、ああ、こう弾いて、こうなって、こうなるんだよぉ

? そういえば、即興曲だったよね
(弾いている途中で、気が付いた)

こんな経験は、珍しいことでした。

ピアノが弾きやすくて、その場でやることが自由自在になったせいもあるけど、
これは、もう、曲が私に教えてくれたに違いありません。

「間違えんなよ、おいらは、即興曲なんだぜぇ!
おめぇ、何を堅苦しく、決め込んでいるのさ!
おめぇが懲りるために、本番まで、黙っていたのさぁ!ドクロ

即興曲とは、こういう意味だったのかと思い知った一日でした。

しかし、今回、初めて、本番で、いつもと違う弾き方をすることが、わりと上手く行ったので、
自分が歳をとって、成長して、そういう風に弾けるようになってきたのかもしれないから、

即興曲に限らず、次回も、突然のひらめきで弾くことを試してみようかな、、、、
と、ちらっと、そのような考えが頭をかすめています。

曲の構築において、あらかじめ決めておいた緻密な計算が、
(ここをクライマックスにして、ここまで貯め込んで、、のような計画が)
本番で、ただのカンだけの思いつきで、ぱっぱっと変えると、無残に崩れてしまうので、
危険極まりないのだけど。。。。。。(練習が無駄になる爆弾

しかし、特に、生演奏では、
即興性(予期せぬ偶発性)が、曲をイキイキさせるうえで重要だとも思うし。。。。
(というか、昔、誰かに、それが大切だと聞いた覚えがある)

ただ、次回、予定している曲は、
ゴドフスキーが難しく編曲したショパンの子犬のワルツと、
サンサーンスの、6つのエチュード作品52から6番(ワルツ形式による演奏会用練習曲)
で、
どちらも超絶技巧の曲、、、なのに、そういう弾き方ができるのかどうか。。。。

こればかりは、もう2か月ぐらい練習してみないと分からないなあ。。。。

天使

それと、

今回、シューベルトを久しぶりにやって、
シューベルトを今後、弾く時に覚えて置こうと思ったことは、

練習中に、
自分の弾き方が、なーんか、、ドイツものらしくないなー、と試行錯誤していた時、
シューベルトのフォルテ f は、メゾフォルテ mf ぐらいのつもりで弾く、、、
ことで、一気に良くなってきたので、

(特に曲の後半の、短調になったところなどを、イタリアオペラみたいにならないよう、しかし、感情的に弾くには、、、)

これは、力の抜き加減の、Tips(チップス)として、覚えて置こうと思います^^。

あの生まれつき鬼みたいな顔をして、ケチ臭く、カチカチに石頭のドイツ人
=(左手の伴奏は、ポンポンと正確に弾く)
が、

実は、どーんなにロマンチックだったか、
=(豚が増えるように自由な恋愛をする→感情的)を思い出して、

シューベルトはね、、、弾くとよいみたいです。(へキスマークへ)キラキラ流れ星星