本日発表されたクラファン企画テーマ曲「僕らは止まれない」
数日前、シンガーソングライターの井上緑くんに依頼して猛スピードで曲を作ってもらい、すぐに撮影・編集に取り掛かり、ドタバタと今回の動画を作りました。
理由は分からないのですが、編集しテストを関係者に送った翌日から、創作の脳が止まらなくなり、身体は疲れているのに、すぐに寝つけない状態にありました。
その翌日、今度は身体は元気なのに脳は疲れていて、テスト動画を何回も見ていました。
特に修正箇所も無いのに、何回も何回も見てました。
一体なんなんだこれは、と思い、一旦クラファンの事を頭から離すために、好きな漫画を読んでいました。よしよし、落ち着いたと思ったら今度は頭の中で曲が止まらなくなりました。
ザ・クロマニヨンズさんの「暴動チャイル BO CHILE」
神聖かまってちゃんさんの「ロックンロールは鳴り止まない」
ザ・ハイロウズさんの「俺軍、暁の出撃」
等々
そして、今回の「僕らは止まれない」も、その中に。
今まで自分が印象に残った曲達が頭の中でずーっとランダムに流れていました。
あれ、どっかで覚えてるこの感覚。なんだっけなあ、と思っていたら、中学一年生の時に、先輩に銀杏BOYSさんの「漂流教室」を流してもらった時の事を思い出しました。
何かはよくわからない「得体の知れないもの」が頭の中を離れなくて、心を鷲掴みにされたのを覚えています。
今回の動画は、短期間での製作という事もあり、
「昔の写真を並べる」
「中堂1人がなんかする」
この2つしか決めていませんでした。
後は街を歩きながら、自分の感覚で「良い画」と思う景色を、その時思いつくまま撮影していました。
今思い返すと、初めて書いた戯曲「メルシー僕。」を書いた時のような「初期衝動」を中心に製作していたんだなあと思います。
僕は今回、撮影・編集・出演を行った創り手としての
「衝動的に創作できた喜び」
そして観客として動画を見た時の
「心を鷲掴みにされた喜び」
この2つが同時にやってきて、頭と心と身体が乗っ取られるような感覚になりました。
全身が「表現に覆い尽くされている状態」
まさかこんな状態になると思っておらず勘弁してくれと思っていました。
やってくれたな、井上緑。
これからブログの事やら配信の事やら冷静に物事を進めないといけない時に。
完全に「魂の叫び」にさらわれました。
でも「頭の中で曲が止まった」時は、全身がぽかぽかと温かく、疲労感も全く無い。
なに、これ。
創作の原点に立ち戻れるような作品を創作する事ができた事に心からの感謝と罵声を。
突然無茶なお願いを聞き入れてくれた井上緑くん
写真の使用許可を出してくれた仲間達
本当にありがとう
「よくわからない得体の知れないもの」ができました。
沢山の人の心に届きますように
中堂大嘉
-小劇場を守るプロジェクト-https://t.co/zgW6XsRaFm
— 黒虹サンゴ (@9624sango) November 30, 2020
~クラファン挑戦中~
企画テーマ曲
「僕らは止まれない」
作詞・作曲 井上緑
※こちらで使用している写真はコロナウイルスが感染拡大する以前の物です pic.twitter.com/l2TX6NYPmk