クラウドファンディングを開始して10日間が過ぎました。
僕は準備するのが苦手で、いつも企画がスタートしてから色々な企画を思いついて、一緒にスタートしていくタイプの人間だと、改めて実感しました。
その企画の一つは
11月30日22:00に発表されるクラファンテーマ曲。
タイトルは「僕らは止まれない」
曲に載せて昔の写真を使おうと思い、一緒に写っている写真を探して、一人一人に写真の使用許可の連絡をしていました。
その中にヒューマンアカデミー仙台校タレント科の同級生がいました。
昔、共に演劇の授業を受けて、自主公演も共に行った仲間です。
本当に人と連絡を取らずデブ症な私ですが、5、6年振りにクラファンの事、過去の写真の使用許可の事をラインで送りました。
そして彼女から長文のラインが返ってきました。
・実はTwitterで活動を見ているという事
・僕の結婚を祝ってくれた事
・クラファンの企画の魅力の事
・演劇を今、行えていなくて、病院に通いながら療養している事
・応援したい気持ちはあるが、金銭的に厳しいとの事
・体に気をつけて頑張ってとの事
この企画を行う前から、コロナ禍で先行きも分からず、不安な状態の人達もいる中、クラファンを行っていいものか?と自問自答していた時期がありました。
正直、その時、答えは出ませんでした。今も出ていません。
ただ、僕は、今、お世話になった会場のために、小劇場のために、走らないといけない。
今は、行動を起こす個人的な不安要素は、強引にでも振り払い、走るんだ。
そう思い、クラファンに挑戦する事になりました。
彼女からの返信を見た時に
「ごめんね、と、ありがとう」
が心の中でぐっちゃぐちゃに混ざり合うような感覚になりました。
療養中の状況の相手に
「クラファンの詳細を送ってしまった申し訳なさ」
「その状態の中、励ましてくれる返信をくれた事への感謝」
ちょうど半分ずつ。
僕が行っている事は正しいのかどうか、まだ分かりません。
ただ、今は前だけを見ます。
ごめんね、と、ありがとう、を繰り返しながら、残り25日、走ります。
昔の仲間へ
本当にありがとう、あなたから貰った言葉をエネルギーに変えて、進みます。
必ずまた会える事を祈って。