素敵スタイルなテキスタイル | Cento trenta森井のブログ

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GRP   31,900円

 

 

 

 

「めん処」なんて事を申しまして。

 

どんな服装をしていれば丁度良いのかわからなくなる昨今、

最近の私はスーツに薄い羽織ものを着て出勤しています。

 

寒がりの方はもう少し厚着をするかもしれませんが、

お勧めする側としても難しくなってくる季節ですね。

 

しかし新商品が入ってきたので問答無用で半袖のポロシャツをポロリとご紹介していこうと思います。

 

GRP Knit wear(ジーアールピーニットウエアー)。

1973年にイタリアのトスカーナ州、フィレンツェの郊外で創業したニットメーカーです。

上質な素材を使用してなおかつ現状で満足せず常に改革を求める生産を行っていく事を信条とするブランドです。

 

ニット業界の立役者という異名を持ち、数多くのブランドの生産を手掛け、

ヨーロッパでの業界内のOEM等の事業における礎を築いた。

というような記載がありました。

 

実際に確かな技術力とあくなき探求心を持つ職人によるニットの生産がおこなわれており、素材として使用されるものは各産地の最高ランクの糸で、

例えば羊毛ならジーロン種の最高品質であるオーストラリア産の生後6か月ごろの仔羊の毛であるスーパー・ジーロンラム。

コットン糸ならカリブ海の海島綿やアメリカのスーピマのルーツとも呼ばれるピマコットンでは最高品質のペルヴィアン・ピマコットンなどが使用されている。

らしい・・・。

 

私も詳しいわけではないのでわかりにくい、というか理解が追い付かないのがこういう話のダメなところなので、

サラッと言い換えれば高級品質の中でも最高ランクの材質を使用していると思ってください。

 

 

 

 

ウールとかは肌触りや光沢などに主に影響が出たりしますが、

コットンは肌触りと頑丈さ、モチ感やハリ感の違いによる使用後の味の出方などに影響されることが多いです。

 

ピマコットンは世界三大高級綿のうちの一種。

通年で高温および乾燥した土地を好む植物であることから栽培条件が難しく、世界中のコットン生産の5%にも満たない希少な種に該当するんだそうです。

繊維の長さが約4cmほどに至り、通常の繊維の2~3倍ほどになる事から肌触りも滑らかで吸水性も高く、主に夏を快適に過ごせるコットンとしてハイエンドなブランドでも御用達なのだそうです。

ちなみに耐久性は従来のコットンの1.5倍ほどなんだとか。

 

見た目がシンプルなものをご紹介しているだけに素材の話で長々としてしまいましたが、

ポロシャツとしてのデザインもかなり研ぎ澄まされています。

 

細く搭載された前立てと小ぶりに小ぶりを重ねたような小さい釦。

裾や袖口は平面で編み変えを行いリブ編になっているだけでなく編みきりの仕末で、

端が反の耳のようにクリンと反り返っていたりとところどころ面白味があります。

仕末や資材でデザインを表現するのは本当に高等技術です。

 

実際に着てみるとこんな感じ。

 

 

 

 

 

ピタピタのシルエットではなく、程よいゆとりがある感じのシルエットです。

変にタイトなモノよりこういうアイテムの方が汎用性がありますね。

 

ディティールが小さい、もしくは細かいのでかなり上品な恰好に合わせてしまうのもありかもしれません。

画像切っちゃったのでわかりにくいかもしれませんが私が穿いて居るのはスーツのスラックスです。

そういうものに合わせることが出来るポロシャツって意外と少ない気がするので、

本来スポーティーなはずのポロシャツでテイストを選べるのもグッドですね。

 

シンプルな見た目は純粋に使いやすいのでこの夏たくさん活躍できるかと思います。

夏におすすめなコットンらしいですし。

 

コットンの話ばかりしていたので余計な事をまた考えています。

「この夏コットンにこだわる人になりましょう」のくだりをなんて言えば洒落てるかと思った時に、

思いついたのが、「コットン・メン」か「綿男」か「綿メン」だったんですがどれがいいですか?

私は綿メン推しです。

 

長ったらしい説明文をちゃんと読んでくださった素敵な読者の方は、この夏「綿メン」がトレンドって事にしてください。

それではまた次のブログでお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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森井英之