William Halstead
「しつこい負け犬」なんて事を申しまして。
今日もオーダーのお話です。
なぜかというと私のスーツが仕上がってきたからです。
じゃあ仕方ない、皆さん諦めて下さい。
使用した生地はWilliam Halstead(ウィリアム・ハルステッド)。
創業以来150年近く続く間天然繊維の取り扱いにこだわり続け、高品質なモヘアなどを用いた強捻糸の織生地を得意とします。
そのためかトロピカルウールなどの春夏向けの生地感の印象が強いという方も多く、
英国らしい張りのある生地感やタフさを感じる肌触りで親しまれて居ます。
私は暑がりの汗かきなのでこういうガシッとした生地感出ないと安心できない面ものあります。
特に夏。
そもそもウール素材が湿気と熱でふやけた感じになりがちなので、
私みたいなヤツだと繊細な物だと限界があったりします。
案外同じ様な悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方にはお勧めな生地です。
出来上がったのがこちらです。
届きたてホヤホヤを試着してみたは良いが今日の靴が合ってない気がしてならないので、
本格的に着るのは明日に改めようと思います。
何となくですが自分の手持ちのスーツの中にグレーの無地が無いと落ち着かないのでこの手のスーツは良く作ります。
よく作り過ぎて以前のに対して今更何をどう変えようかとかついつい考えてしまうのでやってることは毎回マイナーチェンジです。
しかしそれでも毎回出来栄えが違うので、グレーのスーツが出来上がるたびにワクワクします。
グレーの無地はセレモニー、デイリー、ビジネス、カジュアル、モードなんでもござれなコーディネートの振り幅です。
どこにでもありそうな雰囲気かと思いきや、自分が普段使っているアイテムと組み合わせてみると意外な使い道が見つかってオシャレが楽しくなるなんて事も本当に起こります。
また、ジャケットだけの活用、もしくはパンツだけの活用なんかもグレーが一番やりやすいと私は勝手に思っております。
パンツだけでみてみるとこの靴でもいける様な気がしてますが、
やっぱり最初は両方で着たいので本格的に着るのは明日に改めようと思います。
ちなみに私は人呼んで「下半神」と呼ばれている様な気がするのでパンツだけの活用が極端に多いです。
そんな時に本当にグレーという色には助けられて居ます。
上に着る服を選ばないという点では右に出るものはおそらく他に無く、
上に紺ブレを着たら典型的なジャケパンスタイルが出来上がったり、
上にレザーを着れば綺麗めなレザーコーデが出来上がるとか、
また今からの季節だとポロシャツとか上に着るのも良いですよね。
考えれば考えるほど使い方無限です。
今回のは少々太さなどにこだわったつもりです。
自分にとってちょうど良い太さみたいなものを追求して居ます。
その結果ウエストを少々攻めすぎた様な気がしないでも無いですが、
明日以降またたくさん着ていこうと思います。
26日からオーダーのフェアもありますので是非とも皆様もオーダーを楽しんでください。
それではまた次のブログでお会いしましょう。
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森井英之