《悲劇のヒロイン・オーラ》について…色々とみていきます。

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《悲劇のヒロイン・オーラ》を脱ぎ捨てるために《知ること》として…《人間のしくみ》と、《アディクション》についてお伝えし、そして、《スキルを身に付ける》《分析すること》《評価をすること》《働きかけをすること》《変化のフィードバックをとること》…と書いてきました。


これは、細かいところを違う見方にしていきますと…コーチングのやり方としても使える内容です。

なぜなら、人が変化していく過程は同じなので、それぞれのことを知っているだけでも、クライアントを目の前にした時にどうすればいいのかの指標として使えることがあるかもしれません。


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さてここからが本題です!

(こんなに長かったのに、本題ではありませんでした。)


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ここで、エリック・エリクソンの『ライフサイクル説』をご紹介します。

これは、1980年代後期に完成した『葛藤と解決についての発達段階説』といいます。

「それぞれの成長段階で習得した事柄が、知恵とともに発達して次の段階へと移行する」とエリクソンは述べました。

そして、【知恵】とは形式的な学習から得られるものではなく、生活の中から体験によって習得されます。

こちらのお話しを参考にしながら、人の成長過程についてをみていきたいと思います。
こちらに書いた内容が人の成長過程の全てだということではないのですが、考え方のツールとして解りやすいと感じたため、《モノサシ》としてご紹介致します。


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 一人一人の人生における八つの発達段階

それぞれの段階において、『成長するために習得しておくべき課題』と『健全と相反する危機』があります。


各段階の『課題』と『危機』をうまく乗り越えると、人生において大事な知恵を得ることが出来るといいます。

 

 発達課題は、0歳~~老年期からに至るまで、各年齢の段階があります。

老年期の方々は、その1つ1つ得てきた知恵を積み重ねて、人生を歩んでこられているのでしょう。

              

 《八段階のライフサイクル》

 

1.乳児期(0~1歳半)

基本的不信を乗り越え、

基本的信頼感を身につける

《希望》が育つ。

 

親の無償の愛情を感じて、自分を肯定出来るようになり、自分もまわりを愛し、信じるようになれますが…


それが得られなかったと感じる方は、これから自分自身を愛していきましょう。

自分自身を信じていきましょう。

子どもの頃は親の愛情が必要でしたが、大人になった今は、自分で自身のことを大切にしていくことも出来るのです。



2.幼児期初期(1歳半~3、4歳頃)

失敗すると恥ずかしいという思いを乗り越え、

トイレが出来る自律性を身につける。

《意志》が育つ。

 

両親との関係で、トイレトレーニングなど基本的な自律感覚を身につけていくのですが、この頃に、失敗したことを咎められたり、お尻を叩かれたりしたら…きっと、不安感や恐怖心を感じたかもしれません。

優しかった親が、急に怒り出したとしたら…絶望感まで感じたかもしれませんね。

 


3.遊戯期(4歳~6歳頃)

協調出来ない罪悪感、

自己主張する積極性のせめぎ合い

《目的》が育つ。

 

幼稚園等で友達関係を経験し、物事を行う意欲を感じたり、自信の無さを感じたりするのですが、この頃に、人とのコミュニケーションが上手くいかなかったとしたら、その後の人生で自己主張がしにくかったかもしれません。


この前段階の、親からの無償の愛の欠如や、トイレトレーニングでの不安感、恐怖心があったとしたら…この段階で、人とのコミュニケーションは更に難しいものになっていったかもしれません。


 

4.学童期(6歳~15歳頃)

劣等感に打ち勝ち、

勉強への勤勉性が身につく

《適格》が育つ。

 

学校において、同級生より劣っていると劣等感を感じるが、一生懸命励むものですが…その前段階において、自己主張が出来ず、友達とのコミュニケーションが上手く出来ない感覚があったとしたら、劣等感に苛まれていくだけの流れになったかもしれません。


 

5.青年期(15歳~22歳頃)

自分が何者かという迷いに、

アイデンティティが打ち勝つ

《忠誠》が育つ。

 

 社会的な関係や役割意識を通して、自分の存在意義や目的を確認していくのですが…

その前段階のものが育っていなければ、どうでしょうか。自己主張出来ず、人とのコミュニケーションが上手くいかない…劣等感が大きい場合…


 

6.前成人期(20代半ば~30代前半)

孤立せずに、

他者や異性との親密さを体験できる

《愛》が育つ。

 

社会に参加し、他者と協力・競争していく。異性と結婚し自分の基盤を固めようとする。


 

7.成人期・中年期・壮年期(30~50歳)

自己に停滞せず、

次世代を育てようとい生殖性が見につく

《世話》が育つ。

 

社会・家族間において責任ある役割を任されるが、自分の人生を問い直し、子供を育て,また後進の指導をしたりと次世代を育てていきます。


 

8.老年期(60代以降)

 統合性が絶望に打ち勝つ

《英知》が育つ。

 

家族との死別、退職、身体能力の衰え等…喪失体験も多いが、経験に裏打ちされた幅広い視野を獲得することで、それに打ち勝つ英知が育つのです。


 

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人は、八つのライフサイクルで1つ1つ得てきたもの、得られなかったものとが、人それぞれ違うことでしょう。


子どもの頃に、親と共依存の関係であったり、《アディクション》で何かにのめり込む状態の方は、この一つ一つの【知恵】をまだ得ていないかもしれません。



どこかの段階で、何かを得られなかったかもしれません。



なぜなら、【知恵】を得てきている人は、共依存関係や、《アディクション》にはなりにくいからです。




この【知恵】を積み上げていらした方と、そうではない方では、大きな差が現れると思いますが、一つ一つをこれから体験していくことによって【知恵】も身についていくことでしょう。


まずは、これから自分自身を愛していきましょう。

自分自身を信じていきましょう。


子どもの頃は親の愛情が必要だったけれど、大人になったら、自分で自分自身のことを愛していくこと、大切にしていくことも出来るのです。




それには、自分が何をどう感じているのかをちゃんと観ていくことが大切です。


《自己治療》の方法(セルフヒーリング)を、知っていくことが重要です。


知っていき、実践していくことで、《悲劇のヒロイン・オーラ》を脱ぎ捨てましゃう!



セルフヒーリングが出来るようになると、他者に対してもヒーリング出来るようになります。



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