一品生産とは | yossy blog

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建築の意匠設計者として設計監理業務に取り組んでます

やっぱりキッチンの隣に家電を置く収納を作って欲しい と引渡し後に要望がありスケッチを。その家具が本日搬入設置されました。

キッチンと統一感ある素材(使い込んだ風合いのあるエイジング塗料)を全体に。 新品なのにビックリ!な出来映えです。 フェイクと言えばそれまでだけど結構良いんですよね。 こーゆーの好きなお客様にはピッタリな仕様ですよー


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こんなん。可愛いっしょ? この家ではオーダーキッチンを選択しました。メーカーのキッチンより多少は割高だけど、思いっきり自分の望むキッチンが手に入ります。 既製品で目をつぶるか、オーダーで満足感を選ぶか。 もし余裕があれば僕は是非オーダーをオススメしたい。


世の中にはオーダーキッチンの会社が沢山あります。でもイマイチな所もあります。『このイメージを実現してくれる会社はココだ・彼しかいない!』ってな具合で、ある方をワタクシお客さんに強く推薦・指名しました。 ハッキリ言って難易度の高いイメージ・要求でしたが、見事に応えてくれました。


実は初の協働だったんですが、その事も伝え『任せて欲しい』と伝えました。 何も分からないお客さんは最初半信半疑だったかもしれません。  でも皆で忌憚なく意見を出し合い叩き台提案を頂き、我々のアイデアも重ね、材料サンプルを比較提示する。 そんなプロセスを目の当たりにして段々と安心して頂き、最後は大満足頂けました。


安心感・満足感を与え人から評価され求められる仕事とは?

誰に見せても恥ずかしくない胸を張れる仕事をする。



建築づくりは様々な人との共同成果品ですが、濃厚な付き合いになるクライアントとの対話の中から、仕事に、人に向き合う時に一番大切なものを改めて気づかされる事が多くあります。

ものをつくる場合には共通ですが、誰でも何処でも良い訳じゃなく、会社もさる事ながら担当する人により良し悪しは大きく変わります。 今までの仕事と、デザイン力、提案力、センスを誰しも見て判断しますが、基本は誠実さ、正直さ、気質みたいです。 業種は違いますが「ものづくり」に情熱を捧げ一代で大きな企業を築いたご夫妻から頂いた言葉です。 確かにちょっと話せばピーンと分かる時ってありますね。



リピート客を中々見込めない水商売と言われる建築設計の世界ですが、私自身いろいろな方から声をかけて貰える存在になりたいし、彼に相談すれば大丈夫だと言ってもらえる存在でありたいと感じた一日でした。

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