階段のデザイン | yossy blog

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建築の意匠設計者として設計監理業務に取り組んでます

デザイナーそれぞれにコダワリポイントはあります。好きなトコロと言った方が良いかもしれません。僕は階段と建具です。

3次元の手書きスケッチでデザインチェックしたものを2次元でちゃんと図面化すれば、物理的に可能な物は実現するんです。例えば、、

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少し前に竣工した家。手摺の動きが大変良くできました(パチパチ)


作図に時間はかかっても絶対に実現させてやる!という熱意と、表現したい事があるなら図面は描けるものです。描かないのはスキルが足りないからです。

世の中にはロクに図面表現できない口だけ建築家が結構いますからご注意を。きまって「我々は詳細に描かないですが施工図を書かせチェックしますから、、」とか偉そうな口きく(描けないくせに)訳ですね。 まず君が詳細図を書きなさい。その上での施工図と製作図なんだよ。と言ってあげましょう(笑)


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今月竣工する家はこんなん。巻貝みたいなカワイイ螺旋階段ができました! わーい(^。^) なんだカワイイ!

建て主さんの『いやーホントいいですねー』と言うヒトコトで晴れやかな気持ちになり、次なる建て主さんへの活力になるものです。

建築設計含め、デザインとはクライアントや社会に対する問題解決手法です。クライアントの満足感や社会貢献なくしてデザインは成立しないと考えています。自己実現の為のデザインは寂しいよね。