前回のゼンカイ世界。無造作に無限マイナスエネルギアを埋め込まれ、延々と再生ワルドを出現させる人々…だが遂に、フリントがこの危機を打破する策を考案した!
ゾ:何だ、このギア?
(ニコッとするフリント)
リ・カ:…?
フ:ズバリ!これは強力なマイナスエネルギーを放つギアだ!
リ・カ:えーっ!?
ゾ:…って、奴らと似たようなモン作ってどうすんだ!?
フ:ところがどっこい!これはマイナスエネルギーを消滅させる物なのさ♪
ゾ:…どう言う事だ?
謎のギアにピンと来ない兄弟。果たしてこれは如何なる物なのか?。
フ:鈍いなぁ。ほら、マイナス同士を掛け合わせりゃプラスになるだろ。要は、互いのエネルギーを融合させたプラスエネルギーで奴らのギアを破壊しようって訳!
リ:そうか!姉貴、考えたね!
カ:凄いや!
フ:だろ~♪名付けてプラスエネルギー大作戦!
ゾ:それは良いけどよ、ギアを埋め込まれた奴らなんて判んねぇぞ?
フ:大丈夫。その辺もちゃんと考えてるからさ!まぁ、やり方は強引だけどな
(んっ?となるゾックス)
フリントならではの名案!このギア、一番の問題もしっかり解決出来ると言う計算されたアイテムのようだが…?
それから。ある建物の屋上に来ていた兄妹たち。
ゾ:しっかし、この世界の奴ら全員を巻き込むとはな…
フ:当事者が特定不可能じゃ、こうする他無いだろ。大方は、ただプラスエネルギー発生に切り替わるだけだし問題無ぇよ
ゾ:ま、それがお前らしさだけどな
フ:褒めてんのかよ?(笑)
ゾ:さぁな?
フリントを褒めた(?)所で早速、作戦に取り掛かるゾックス。例のギアをギアダリンガーに装填する。
ゾ:ヨホホ~イ♪
そして、掛け声と同時に空に向け射撃すると、そこに大きなエネルギー体が出現する!
兄妹が空を見つめる中、これがやがて被害者と思われる人々のマイナスエネルギーと融合し、体内の無限マイナスエネルギアを次々と破壊して行く!
ゾ:やったな。さて、さっさと片付けに行くか
プ:ちょーっと待った!
ゾ:どうした?
フ:ジャジャ~ン♪
カ:あーっ!ギアダリンガーと…
リ:新しいギア!
ゾ:おい、今度は何する気だ!?
フ:何処まで鈍いんだよ…アタシも変身して戦うんだ!
ゾックス出動に待ったをかけたと思いきや、腰の後ろとポケットから変身ツールを取り出したフリント!抜け目無い以前の、まさかの策に驚かされる三人だが、発言的にこれは策と言うより決意…どう言う事か?
ゾ:お前、正気か…?
フ:当然だろ。アタシだって、ゴールドツイカー一族だぞ
ゾ:けどな…!
フ:まだある。リッキーとカッタナーを元に戻せないまま、何も出来ずにくたばってたまるか!
ゾ・フリント…
リ・カ:姉貴…
フリントを奮い立たせる「一族としての思い」と、「弟たちとの約束」…その表情は真剣そのものだ。
ゾ:…ったく、お前には負けたぜ。やっぱ俺の妹だけあるわ!
そして彼女、ゾックスに決意を認められ笑顔を見せる。
そんな中、人々を苦しめ続けてる再生ワルドたち。出現こそ食い止めたとは言え、未だに数多く混在している。
静:先程より突如出現した数多くの怪人たちが、広範囲に渡り甚大な被害をもたらしています…建物破壊、多くの怪我人、避難者が非常に目立ちます…
カメラに向け、ある場所から必死に現状を伝える青系スーツの風野静香リポーター。するとそこに、十体以上はいる再生ワルドたちが襲い掛かって来た!
悲鳴を上げ最早、絶体絶命の風野リポーターたち…だが、これをゴールドツイカー兄妹が銃撃で救う!
静:…!?
ゾ:ヨホホイ、ヨホホイ、ヨホホイホ~イ♪
(えっ!?となる風野リポーターたち)
ソ:俺ら兄妹♪
3人:百戦錬磨の!
4人:アツい界賊♪
いつもの歌に乗って「アツい兄妹」ぶりをアピールする四人。
静:貴方たちはもしや…?
ゾ:判ってんなら、早く行け…
静:は、はい…!
ゾックスに促され、急いで逃げる風野リポーターたち。そして、兄妹たちと再生ワルドが対峙する!
フ:おいワルド!お前らの出現はとっくに食い止めたからな!
(驚き慌てる再生ワルド)
ゾ:と言う訳で、さっきの礼をたっぷりさせて貰うぜ。じゃ、行くか!
3人:よっしゃあ!
気合いを入れ、ギアダリンガーを持って構えた兄妹が各々、チェンジ専用のギアを装填する!
兄妹:チェンジ痛快!
勢い良くハンドルを回し、二人揃ってお馴染みのダンス!
フ:本当の意味でアタシの変身♪本当の意味でアタシの変身♪
そして変身。なお、フリントが変身したのはオレンジの女性版キラメイレッド!
ツ妹:やったーっ!上手く行った♪
ツ兄:おぅ!海賊のパワー・ツーカイザー!
ツ妹:魔進パワー・ツーカイセリン!
カ:所で姉貴、カイセリンなの?それともセリン?
ツ妹:カイセリンだ。兄貴がカイザーなんだから普通そうだろ?
リ:そこはツーカイフリントだろ~(汗)
ツ妹:細かい事は気にすんな!よーし、果て無きサステナブルでキラッと行くぞーっ!
ツ兄:ヨホホ~イ!
静:負けるな、界賊…!
まさかのツーカイセリンが此処に誕生した瞬間である。
勢い良くワルドたちに猛攻しまくる兄妹たち。ツーカイセリンはボクシングとアクロバット戦法を主体とした攻撃で翻弄後、すかさず32番のセンタイギアを使用。ゴーオンウィングスの必殺技・フルパワージェットダガーを発動して数体を倒す!
ツ妹:どうだっ!
リ:姉貴、強ぇ…
カ:明らかに熱血パワーと張り切りパワーも充満してるよな
ツ兄:おいリッキー、感心してねぇで来い!
リ:ほい来た!
オーレンファームにフォームチェンジしたツーカイザー!こちらも勢いそのままに残る再生ワルドたちに猛攻後、ツーカイザー・超力スターナックルで撃破!
しかし、それも束の間。また新たな再生ワルドたちが出現。
ツ妹:兄貴、今度はこれで派手に倒すぞ!
ツ兄:あぁ!
ツーカイセリンの提案で共に35番のギアを使用!ツーカイザーの必殺技の強力版・ダブル・ゴールドスクランブルを決めた!
一息つく兄妹。だが、やはり奴らはまた現れる。
ツ兄:此処は暫く抜けれねぇな…よし、お前らは他を行け
3人:解った!
今度は別々に戦う兄妹たち。だがこの後、予想外のとーんでもない事が起こる!
そんな中、とある広場で逃げ惑う人々。
店長:わあーっ!お、お願いだから助けてくれぇ!っ!
ペットショップの店長と店員と思われる逃げ遅れた人々が、大勢の再生ワルドに命乞いしてると突如、彼らの身体が輝き出し、何とまさかのゴレンジャーとジャッカー電撃隊を出現させた!
店長:これは、あの五色田博士が言っていたスーパー戦隊!でも、どうして?俺は夢でも見てるのか…?
目の前の出来事が信じられない店長と店員たちをよそに、二大戦隊が出動する!
ビ:ジャッカー電撃隊、出動!
ア:Go!
アカレンジャーとビッグワンを筆頭に再生ワルドたちと戦う二大戦隊!
変わって、とある場所で悲鳴を上げる人々…その身体も輝き出し、究極の救世主たちが出現した!
シ:ヨッラシャ、ラッキー!
ホ:刮目せよ…今、伝説が始まる!
サ:お前たちの運、試してやる!
一斉に再生ワルドたちに立ち向かうキュウレンジャー!
これだけでは無い。ある二つの場所では、それこそ輝きの二戦隊が出現!
キラ:キラッと参上!カラッと解決!魔進戦隊キラメイジャー!
フラ:超新星フラッシュマン
各地で名乗り口上後、各武器を装備して立ち向かって行く二大戦隊!
ツ妹:は?何でキラメイジャーがいるんだ…?
リ・カ:はて…?
戦いの最中に偶然、キラメイジャー出現を目の当たりにした姉弟たち。訳が解らずポカーン。
なお、この現象はあちこちで確認され出す!各地の広場で戦ってるのはダイレン・ジュウオウ・ルパン(四人)の三戦隊。各々が持ち味や得意技を生かした攻撃を見せる!
イ:俺たちをナメるなよーっ!
ザ:俺に任しとけーっ!
野生大解放したジュウオウイーグル&ザワールドが、コンビで怒涛の猛攻!
場は戻り、ツーカイザーの戦い。スーパーチェンジして続々と現れる再生ワルドたちを圧倒してる最中、またしても風野リポーターたちが襲われそうになり、悲鳴をあげる!
ツ兄:まずい…!
危機迫る…が、やはり彼女たちの身体も輝き、ボウケンジャーとゲキレンジャーの二大戦隊、更には理央とメレを出現させた!
静:えっ…!?
ゲ紫:何てこった、参ったぜ…
ツ兄:何だこりゃ?一体、何が起きた…?
こちらも状況を呑み込めず、ポカーンのツーカイザーと風野リポーターたち。そこへ姉弟たちが大慌てて戻って来る。
3人:兄貴~っ!
ツ:お前ら、どうした?
ツ妹:大変だ、何でヵ知らねぇけどキラメイジャーが…って、えーっ!?
リ・カ:ボウケンジャーとゲキレンジャーもいるの!?
戸惑う兄妹たちだが、そこにセッちゃんも大慌てで飛んで来る!
セ:お~い!
ツ妹:セッちゃん、どうした?
セ:大変だ!街中に歴代のスーパー戦隊が現れたんだよーっ!
妹弟:えーっ!?
ツ兄:マジで本当、どうなってんだ…?
本当にどう言う状況なのか…なお某コンビナートには三人のライブマン、各街外れにはレッド不在のマスクマン、及びターボレンジャーたちが戦うの姿が。やがて抜けてた四人も各地に現れ、ライブクーガー、スピンクルーザー、ターボアタッカーによる気合いのバルカン砲撃!
とある緑地では、デンジ・オーレン・ゴセイの三大戦隊が共闘していた!
ゴ赤:スカイックソード!
思い切り再生ワルドたちを斬りつけるゴセイレッド!
此処や街から離れた三ヶ所の某シティにはサンバルカン、ゴーグルファイブ、ゴーバスの三大戦隊の姿が。
ビ:さーて、俺もとことん暴…
ス:俺が相手をしてやる!
ビ:あのな…こんなスペシャルな時にまで遠慮無く被るなっての!
相変わらずなビート&スタッグコンビ。そんな中、レッドバスターは相方・ニックが変形したバイクに乗って再生ワルドたちを次々と吹っ飛ばして行く!
場は戻り、状況を理解出来てない兄妹たちをよそに、二大戦隊も動く!
ゲ白:こりゃ大決戦になりそうだな。押忍!燃えて来たぜ!
ボ黄:よーし、敗けるもんか!
ボ赤:アタック!
そんな彼らを見て、ツーカイセリンが一つの可能性に辿り着く。
ツ妹:兄貴、これやったの多分、アタシだ…
ツ兄:は?
セ:どう言う事っチュ?
ツ妹:きっと、皆の声にプラスエネルギーが反応して、スーパー戦隊の姿に変わったんだ!
ツ兄:つまり、ケミストリーってやつか。マジかよ…(苦笑)
セ:ひえぇ…フリントが良い意味でやらかしたっチュw
リ・カ:姉貴、何処までも半端ねぇ…
ツ妹:いやいや、普通に想定外だし(汗)
この謎の現象、フリントも想定外だった、プラスエネルギー大作戦のとんでもない効果だった!
ゲ赤:ニキニキのワキワキだぁ!
ツ兄:お前ら、見てねぇで俺たちも行くぞ
姉弟:う、うん!
ゲキヌンチャクを駆使して戦うゲキレッド!先輩たちに負けじと兄妹たちも再び戦う。
戦隊たちの戦い、及び共闘はまだまだ各地で展開されて行く!
ゴ赤:派手に行くぜ!
シ赤:いざ、参る!
お馴染みの口上の後、各地で戦うゴーカイジャー、及びシンケンジャーだが無論、この状況は既にトジテンド王朝にも伝わっていた。
ボ:何ぃ…何故、スーパー戦隊が現れたのだ!?
イ:それが、小生にも何が何だかさっぱり…(汗)
バ:しかも、見た事も無いゼンカイジャーまで現れたと言うでは無いか!
ゲ:これは早急に手を打たないとねぇ
ボ:おぉ、その通りだな
果たして、ボッコワウスの次なる一手とは…!?
一方、とある街で戦ってたカーレン・ゴーオン&ウィングス・トッキュウの三大戦隊!
赤レ:俺たちカーレンジャーが、お前らみたいな暴走野郎、コテンパンにやっつけてやるぜ!
1:俺には見えた!お前らに勝ってる俺が!
ゴ赤:マッハ全開、ゴーオン!
敗ける気もせず戦うカーレン、ゴーオンレッド、トッキュウ1号!
そんな中、自身の危険を省みず人々を避難させてた緑のおばさん。駆け回ってると数人の子供たちを発見して励ますが、そこに再生ワルドたちが!悲鳴の中、間一髪で駆け付けたのはゴーオンイエローとトッキュウ5号だ!
5:大丈夫ですか?
お:はい、ありがとうございます
(礼を言う子供たち)
ゴ黄:(ピースしながら)スマイル、スマイル。ねっ♪
5:そうだね。ハイタッチ!イエーイ、イエーイ!
子供たちを和ませ、再び戦いに戻って行く二人を見て微笑む緑のおばさん。子供たちも声援を送る。
同じように、こちらも人々を救っていたシグナルマン、ゴーオンウイングス、トッキュウ6号。
ゴ妹:行くよアニ!
ゴ兄:あぁ!
シ:宇宙警察の名に懸けて本官も戦うぞ!
人々の声援を受けて立ち向かう四人!
別の街では、デカレンとパトレン(三人)の警察戦隊が少人数の編成チームを組んで戦ったり、人々を避難させたりしていた。
3:全く、こんなに大勢で来るとは…この上無く迷惑千万な奴らだ!
デ黄:あっと驚く為五郎…
3:た、為五郎…?何の事やらさっぱり解らないんだが……んっ?
デ赤:言語道断、一刀両断!
3:四字熟語を使う刑事まで…あぁ、いかん。やるべき事に集中せねば!
任務よりデカレンのキャラが気になって仕方無いパトレン3号。
ある河原沿いで戦ってるのは、兄弟(家族)戦隊のファイブ・55V・マジレンの三大戦隊。各レッド、ゴーマジ兄弟四人、五人ヒロイン、先生トリオ、マジ夫婦での共闘となってる中、マジイエロー&グリーンが魔法を見せる!
マ黄:イエローサンダー!
マ緑:グリーングランド!
二人の魔法に屈する再生ワルドたち。
二ヶ所の某アトラクション内で戦ってるBFJ&ダイナマン、及びチェンジマン&メガレンの四大戦隊!やがてペンタフォース(バズーカ)、ニュースーパーダイナマイト、パワーバズーカ、ドリルスナイパーカスタム&マルチアタックライフルによるダイナミックな攻撃が立て続けに再生ワルドたちに炸裂するが、それでも全てを倒せた訳では無い。
グ:これでもまだ飽き足りないか…くどいよなぁ…
メ銀:行くぜ、磨きに磨いた俺の技…ブレイザーインパクト!
グ:こっちはちょっと…いや、かなり熱いぞ。グリフォンマグマギャラクシー!
お仕置きと言わんばかりに、各々の必殺技を決めるチェンジグリフォンとメガシルバー!これには再生ワルドたちもひとたまりも無い。
そんな中、街で再生ワルドたちに囲まれた一人のぁっさが!
お:あっ、囲まれてしもた!どないしよ…(汗)
どうにも出来ず、あたふたする関西弁のおっさん…するとノビソウルの音声が聞こえ、リュウソウブラックが彼を救った!
リ黒:大丈夫か?
お:す、済まん。にしても、カラフルなヒーローが仰山…おたくら何モン?
リ黒:そんな事は気にするな。早く逃げろ
リュウソウブラックに促され、慌てて逃げるおっさん)。そして此処に、オール恐竜戦隊、実に二十八人が集った!
キ桃:ワァオ♪
キ銀:ほぅ、なかなかブレイブな者たちが揃ったな
テ:俺たちの真の力、今こそ見せてやる!
ア黄:それじゃ、行くばーい!
キ赤:荒れるぜーっ、止めてみな!
彼らの一斉攻撃が始まった!
リ緑:兄さんの言う通り、強そうだ
ト:冗談じゃねぇぜ!
マ:俺は一撃で貴様を倒す! この白さの、輝きに賭けて!
ガ:立ち向かわんと後悔する位なら、立ち向かって後悔するわい!
キ金:パーフェクトでござる!
ア白:ときめくぜ!
何かしら言いながら戦うマンモス、トリケラ、アバレキラー、キョウリュウゴールド、リュウソウグリーン、ガイソーグ!
こちらは、幾つかのある建物の屋上で戦っている忍者戦隊!
ハ青:今までの私たちだと思ったら、大間違いなんだから!
ハ赤:一気に決める!
アオ:イージーだな
アカ:よっしゃあ、燃えてキターッ!
ス:ビーバー!
戦う中で勢いを増して行くハリケンとニンニン。少し離れた所ではニンジャマン・ゴウライ・シュリケンジャーも戦っており、次々と再生ワルドたちに止めを刺す!
カクレ:成敗!
忍法による早業で止めを刺したカクレン!
とある採石場で戦ってたのは、バイオ・ジェット・ギンガの三大戦隊。全員が地上戦を繰り広げてる中、空中を舞って再生ワルドちを翻弄し、ブリンガーソードでどんどん斬りつけて行くレッドホーク!
レ1:レッドワン・ファイヤーソード!
ギ赤:はぁーっ…炎一閃!
共に炎の剣技を決めるレッドワンとギンガレッド!同じく、こちらも剣技で共闘するブラックコンドルと黒騎士。片や再生ワルドに反撃する隙を与えず、片や武器をモード分けして猛攻し、殆どを倒す!
コ:コンドルフィニッシュ!
黒:黒の一撃!
やがて、各々の必殺技で残る二体を倒した!
此処からは怒涛の連続必殺技!先ず、某コンビナートに蔓延ってた再生ワルドたちをタイムレンジャーがボルユニットで、タイムファイヤーがDvディフェンダーで攻撃。その後、ボルティックバズーカとDvリフレイザーで圧縮冷凍する形で多くを倒して行く!
続いて、荒廃で戦ってたガオレンジャー!各々が個人武器で攻撃して行く中、ガオレッドがライオンファングをガオメインバスターに切り替え、再生ワルドの大半を撃ち抜いた。
ガ赤:破邪百獣剣!
(ビビる再生ワルドたち)
ガ赤:邪気退散…ハアーッ!
そして、破邪百獣剣を完成させた六人による強烈な斬撃が、再生ワルドたちを一掃した!
勿論、ゴールドツイカー兄妹もがっつり活躍!スーパーツーカイザーはいつものノリで、ツーカイセレンはキアダリンガーをモード分けして攻撃後、必殺技を発動!
ツ妹:喰らえ!必殺痛快、ツーカイセリン・サステナブルハーレー!
ツ兄:必殺痛快、レックスリフレイザー!
再生ワルドたちを殲滅した兄妹。なお、ツーカイセレンの技は放ったエネルギー弾が幾つもの数に分散する!
一方、いち早く戦いを終え、二人の戦いを見届けてた二大戦隊、及び理央とメレ。
ボ赤:グッジョブ!
ゲ赤:ワキワキだ!
ゲ白:押忍!やったな!
ボ青:ちょっとした冒険だったよ!
彼らに軽くサムズアップ、及びピースし返す兄妹。そして、役目を終えたかのように十三人は消えて行った。
セ:正に戦隊の垣根を越えた瞬間っチュ!介人たちにも見せたかったっチュ~
この出会いに感激するセッちゃん。
同じ頃、各攻撃で再生ワルドたちにダメージを与えていたジャッカー電撃隊。その後ダイヤが右車輪を、クローバーが右車輪を、ハートが支えを手にする。
ダ:セット1!
グ:セット2!
ハ:セット3!
ス:行くぞ。コンバイン、セットオン!
彼らの必殺武器にして戦隊シリーズ合体武器の元祖・ビッグボンバーを完成させる四人!
ビ:ジャッカー必殺武器、ビッグボンバー!
ビッグワンが装填した砲弾は、何発ものミサイルに分離して再生ワルドたちに炸裂!
最後、荒廃にて個人戦法で戦っていたゴレンジャー!やがて、あの必殺技を使う!
アカ:よし、ゴレンジャーストームだ!
モ:OK!ゴレンジャーストーム!行くわよ、キ!
キ:任せんしゃい、ミド!
ミ:行くぜ、アオ!
アオ:オーライ!アカ!
アカ:おう!トイヤッ、ゴレンジーストーム!
ゴレンジャーストームを発動し、一気に再生ワルドたちを殲滅!そして、頷き合った彼らもまた消えて行く…。
人々が生んだレジェンドたちの協力もあり、再生ワルドは全滅した。
…が、これで終わらないのがトジテンド王朝。ニュークダイデッドを投入して来たかと思いきや、それが殲滅の際に生じた全エネルギーを取り込んで行く…!
(驚く兄妹とゼッちゃん)
凄い地響きに驚く五人や街の人々…やがて、只でさえバカデカなニュークダイデッドが何倍にも増してデカくなり、唸りと共に暴れ出す!
セ:ギョギョギョエーッ!
ツ兄:な、何だコイツ…(汗)
ボ:これで終わると思ったら大間違いだ!やるからには徹底的に行く!
徹底抗戦の構えに出たボッコワウス!それに応えるかのように、ニュークダイデッドがどんどん街を破壊して行く!
悲鳴をあげて逃げ惑う沢山の人々。ヤツデもそうしつつ、スーさんなど知り合いたちに声をかけていた。
リ:こんなの聞いて無いよぉ…(汗)
カ:前代未聞…(汗)
ツ妹:反則に反則を重ねんじゃねぇよ!
ツ兄:何だろうが、やるしかねえだろ!
そして、スーパーツーカイオーで応戦する兄妹だが、桁違いのデカさによるパワー・破壊力・攻撃力に手も足も出ず、仕舞いには強力なビームを喰らって倒れてしまう…。
そんな中、あるスクランブル広場の一部。この光景を見つめながら絶望して行く人々。ますます劣勢に立たされて行く兄妹たちの様子を見、ヤツデの励ましも効かず嘆く彼らを見かねて、ある男性が立ち上がる!
ゴ:皆、本当にこのまま終わる気か?
男①:カレー屋さん…
ヤ:ゴンさん…
ゴ:今度は、俺たちが力を一つに合わせる時じゃ無いか?
女①:ゴンさん…
ヤ:そうだよ皆、だから絶望なんかしちゃダメだ。私たちに出来る事で、あの子たちの力になろう!
ヤツデの知り合いでもあるカレー屋のゴンさん。二人の呼び掛けとアツい思いに、人々の目が覚める。
男②:でも、こう言う時に僕たちが出来る事って精々、応援する事くらいだ…
男①:いや…ぶっちゃけ、これもかなりの力になるぜ
男③:そうですね。一人一人は確かに小さいけど、それが一つになれば!
女②:なら、一人でも多くの思いが届くようにSNSで拡散して貰おうよ!
女①:配信とかもある!とにかく皆で、ミラクル起こす位の気持ちでやろう!
今じゃ普及率も高い数々のサービスを利用した数人の行動を切っ掛けに、人々が一斉に動き出した!
一方、とうとう窮地に追い込まれたスーパーツーカイオー…どうする事も出来ずイラつく兄妹だが、そんな時だった。あちこちから多くの声援が聞こえて来る!
(室内でTV・様々なツールを通して声援を送る人々)
(街で声援を送るペットショップの店長たち、関西弁のおっさん、風野リポーターたち、緑のおばさんと子供たち)
(同じくヤツデ、ゴンさん、人々)
三人組:痛さは~強さ!
なり止まない声援…中には、あの非公認戦隊のコスプレをして室内で応援する男女三人の姿も←
ツ妹:兄貴、皆が応援してくれてるぞ
ツ兄:あぁ…思えば色んな世界でこんなのをよく見たもんだぜ…ったく、俺たちはそんなんじゃ無ぇんだけどな(苦笑)
ツ妹:でもさ、アタシは嫌いじゃ無ぇよ。こう言うの
カ:俺も!
ツ兄:まぁ、何だかんだで面白ぇしな
この展開が、何気に自分たちのモットーとマッチしてる事もあり、次第にやる気が涌いて来る兄妹。すると、スーパーツーカイオーに異変が…!
ツ兄:ん…?
カ:何だ…エネルギーが沢山舞ってるぞ?
スーパーツーカイオーの周りを舞い散る沢山のエネルギー…それは人々の声援により増し続け、やがて光輝く一つのギアとなってツーカイセリンの手に!
ツ妹:兄貴、見た事も無いギアが…まさか、またエネルギーの産物か?
ツ兄:よく判んねぇけど、コイツを倒すための秘密の切り札って事だろ!
ツ妹:だよな!なら早速!
そして彼女、これを使用すると、またまたとんでも無い事が!輝き出したスーパーツーカイオーから、方々に光が放たれる!
ツ兄:な、何だ…!?
妹弟:ええっ!?
(歓喜する街の人々)
皆が見た光景…それは誰もが驚愕した、大全開な奇跡だった!
セ:これは…歴代スーパー戦隊の追加戦士や番外戦士たちのロボやマシンっチュw
ツ兄:ま、マジか…
ツ妹:ヤバくね…?
古くはライブボクサーから前作のドリジャンが、ニュークダイデッドを倒すべく出現した!
ツ兄:そんじゃ、痛快に行くぜ!
完全に勢いづいたスーパーツーカイオーの掛け声で動き出す全ロボ、及びマシン!先ずスーパーツーカイオー、ドラゴンシーザー、Vレックスロボがニュークダイデッドに攻撃し、これに続くように爆竜トップゲイラー、プテラゴードン、ブラギガス、モサレックスが空中から砲撃や猛攻!正しく恐竜総力戦!
やがて空中の四体の援護を受けながら、ドラゴンシーザーがスピニングサーザー、Vレックスロボがレックスパンチ、スーパーツーカイオーが渾身の連続攻撃を決める!
ツ妹:どうだ!
ツ兄:まだだ、油断するな
ダメージを受けながらも反撃しようとするニュークダイデッド。すると今度はドリル系、飛行系(旋風神、トリプター、ジェットラス)、ボイジャー類マシンたちがそれを許さず、広範囲からアタックや砲撃を展開!
更に怯むニュークダイデッドの隙を突き、サイレンダーがサイレンバルカンをぶっ放し、デカバイクロボはソードトルネードを決める!
(鳴り止まない人々の声援)
様々な後押しの中、再び攻撃するスーパーツーカイオー。怒るニュークダイデッドだが、その手が緩む事は無い!
この後、虎と獅子コンビ・ウォンタイガーとゴセイグランドが各々、虎の子大秘術・火炎玉とグランドラスティックを決める!
ツ妹:行け行けドンドン、アツいぜ♪
フリントよ、これは伊賀崎天晴の決め台詞だ←
それはさておき、今度はゲキウルフの強烈体当たり、ゴーバスタービート・スタッグビート・リンライオン・リンカメレオンの砲撃など、更に続々とアニマルマシンの攻撃が決まる!
ボ:このぉ…!
思いもして無かった展開に焦り、怒りも頂点に達して来てるボッコワウス。
そんな中、今度はライブボクサーのミラクルビッグブローを皮切りに、ブルタウラスの野牛鋭断、サイダイオーの大大砕大斬り、ガオハンタのリボルバーファントム、そしてトウサイジュウオーのトウサイトリプルザビーストなどなど、アニマルロボたちの必殺技が続々と炸裂!
カ:今度は和の乱舞だ!
更にダメージを負ってるニュークダイデッドに、カッタナーの言葉通りの展開が炸裂!先ずイカダイオーとロデオマルが俊敏な動きで方々から順番、及び同時に激しい斬撃を与えた後、サムライマン渾身のサムライ激怒ボンバーが命中!
遂に爆発を起こし始めるニュークダイデッド…するとトラベリオンとキングエクスプレスのマシンモードが現れ、同時攻撃!これを終えたかと思いきや、今度は前者にメガウィンガー、後者にサイレンビルダーが飛び乗り再接近!各々、ウィンガーキャノンとナックルバルカンを撃ち込む!
セ:もう、正にスペシャルならではの豪華豪快な共闘っチュ!
セッちゃんが数々の共闘にアツくなってる中、成す術の無くなったニュークダイデッド…そこにキングピラミッダーがスーパーレジェンドビームを放って動けなくした所に、スーパーツーカイオーとズバーンが共に攻め立てる!
セ:あれ、ズバーンって巨大戦力?まぁ良いか
セッちゃんの疑問はさておき、ニュークダイデッドの腹部に猛烈パンチを叩き込んで行くズバーン。すると、ツーカイセリンがある事を発見!
ツ妹:兄貴!ズバーンがアイツの致命的箇所を見付けたぞ!
ツ兄:何処だ!?
ツ妹:腹の中心だ!そこにかなりのダメージが蓄積されてるぞ
ツ兄:要は、そこに最大限のパワーをぶつけりゃアイツを倒せるってこったな!
ツ妹:そう言う事!
ツ兄:よっしゃ!お前ら、俺にエネルギーを集めろ!
完全に勝機を見出だせた兄妹。そして、スーパーツーカイオーの呼び掛けに応じ、各ロボとマシンたちがエネルギーを注いで行く!
ツ兄:見ろトジテンド…俺たちと世界の力の結晶を!
兄妹:スーパー必殺痛快!ゴールドグランドブレイク!
全てのエネルギーを受けて輝き出したスーパーツーカイオーの、強烈な弾丸体当たり・ゴールドグランドブレイクがニュークダイデッドの腹部を貫いた!
強大な敵が崩れ落ち、輝く空。やがて人々、ペットショップの店長たち、関西弁のおっさん、風野リポーター、緑のおばさんと子供たち、あの三人組、ヤツデ、ゴンさんたちが兄妹に感謝・感激・称賛する。
セ:オイラは一日に二度も見た…最高で最強の奇跡と伝説を…!
今回の出来事にすっかりシビれてたセッちゃん。何処かの提灯とドルイドンの名言に類似してるのはたまたまか?(笑)
戦いを終えてロボとマシンたちが消え行く中、人々の行為に少々照れる兄妹たち。だが、これとは正反対にもうキレまくりのボッコワウス。
ボ:おのれ…あと一歩と言う所で!
バ:しかし、今回は予想外な事が幾つも重なったのであります!
イ:何れも界賊の小娘が余計な事を…
ボ:黙れ!
(従う二人)
ゲ:でも、ボッコワウスは良く頑張ったよ。次は必ずやってやろう
ボ:おおっ、ありがとうなゲゲ。フッ…界賊、次はあると思うなよ…
ゲゲの慰めで何とか機嫌を直したボッコワウスだが無論、ゴールドツイカー兄妹への強い憎しみと敵意が生まれた。
こうして、この世界の一大事も幕を閉じた。
その後、兄妹たちは戻って来た介人たちとカラフルで夕飯を食べる事に。
ヤ:さぁ、今日は五人の帰還祝いと皆の奮闘努力の感謝を兼ねて奮発したよ!沢山お食べ!
全員:頂きまーす!
セ:厳しかった戦いの後は、やっぱり腹が減るっチュ!
嬉しそうに料理を食べる一同。そんな中、話題は各々の戦いの件に。
介:皆、ありがとね。俺たちがいない時に
ガ:何か色々と大変な思いさせちゃったね
マ:恩に着るッス
フ:なぁになぁに、良いって事よ!
ゾ:んで結局、許しちゃった訳?そのレアルとか言う女の事?
介:許したのとはまた違うかな。ちゃんと厳しさを以て更生させる訳だから
ゾ:俺としては、どっちみち甘いな。まぁ関係も興味も無ぇけど
介:まぁ良いじゃない。絶対変わるって約束してくれたし、オールOK!
ゾ:お前のそう言うとこ、色んな意味で大したモンだわ
介人の「らしさ」に大きな価値を見出だすゾックス。フリントたちも大いに納得。
介:所でさ、此処ではどんな事があったの?
ジ:おう、重要ポイントだな
マ:気になる気になる!
ブ:私も知りたくてブルンブルンしてます
フ:こっちはこっちで、超大変だったんだからな!
ゾ:じゃ、良く聞け。フリントがかなり頑張った、この世界の奴らに救われた。そう言う事だ
ガ:え~!それ説明になって無いじゃん(汗)
詳細を語ろうとしない兄妹。ならばと五人、ヤツデとセッちゃんに聞く。
介:ねぇヤッちゃん、どうだったの?
ヤ:うん、かーなり凄かったよ~♪
セ:オイラはシビれたたっチュ~!
ジ:おいおい、皆して隠す事じゃねぇだろ…(汗)
リ:姉貴、スゲぇカッコ良かったよな!
カ:キラキラしててパワフルだったな!略してキラフル~
フ:そんなに褒めるな!照れるだろ
マ:もう、余計気になるんだが~っ!(汗)
フ:かなり大変な思いさせられたんだ。そう簡単には言えねぇよ!
そりゃ無いよとばかりにヤキモキする五人を見て、クスッと笑うゾックス、セッちゃん、ヤツデ。
ヤ:よし皆、明日はスーパー銭湯に行ってのんびりしよう!
ゾ:おっ、それ良いな!
フ:賛成!
介:ちょっと、話がぁ…(汗)
楽しい(?)夕食会。話を打ち切られ最早、何じゃこりゃ状態の介人たちを見て面白がる兄妹たちであった。