デコが久しぶりに体調を崩し、学校を休んで2日目。
鼻が詰まって口呼吸になるとヒューヒューゼイゼイして苦しそうだが、熱はあまり出なくなった。
母から「食べられるもので作ったから」と差し入れが入り、
いつもなら作ったものでも、何を使ったか必ず確認しているのに、
デコの息苦しそうな呼吸を気にしすぎて、
子ども達を早く寝かせることも頭にあって、
うっかり確認し忘れた
メメが 「ベロがいたい…」
慌てて、薬を飲ませ、水を飲ませながら、母に連絡し聞いてみると
「小麦使ってるわよ、ムニエルって言ったじゃない?」 って
米粉に見えたし、「食べられるもので作ったから」って言ったやん?
差し入れの時、小麦使用してたら「小麦使ってるからね」っていつもなら教えてくれるじゃん?
母にしてみると、デコのアレルゲンの乳・卵・ピーナッツ・農薬は常に頭にあるのだが、
メメの食べられない小麦や大豆は、たまにヒョンと抜けてしまうらしい…
だから、「(デコの)食べられるもの」ね…
大事なカッコが抜けてるやん?
結局は確認しなかった私が悪かったのです…
あっとわんのかわのさんの言われる「コミュニケーション不足」です
米粉パン=小麦は使ってない
お肉だから乳は不使用
せんべいだから卵や小麦は使ってない
だんごだから米粉だろう
などの『思い込み』でも、ヒヤリハットは起きる。
二度と起こさせないように…と気をつけているのにも関わらず、
たまたまデコが病気で、たまたま母が「小麦使ってる」と言い忘れ、
たまたま母が「食べられるよ」と言ってしまって、
たまたま、私が確認をし忘れた……
こうやって、たまたま が重なって事故は起きる。
365日×3食
とはいかんにしても、食事の回数がある分、ミスや油断も多くなる。
人間だもの、どんなに気を付けていたってミスする時はあるのよ。
エピペン(アドレナリン自己注射)を使用するまでには至らなかったのが幸いだった。
以前も、プクが火のしっかり通っているにも関わらずレンコンでベロが痛いと言い出し、
そちらの対応で「どれで痛くなったの?どのあたりが痛いの?薬飲む?」
なんてやりとりしていたら、
またメメが「ベロがいたい」
赤味噌のお味噌汁、飲めてたやん? なんで?
ということがあった。
兄弟それぞれで、病気や症状の出た誰かのことを気にしていて、別の誰かにも症状が出ると、
もう心臓が張り裂けそうで、いても経ってもいられず、
短い時間の間に考えが廻る。
病院に連れていって入院することになったら、
いや、一人帰宅出来て、一人入院になったら…
残った元気な子はどうするか…
それぞれの子の栄養を考えると、食べられる物を食べさせなければとわかってはいても、
必然的に、なるべく同じメニューを食べさせた方が安心だから別メニューはムリということになる。
でも、栄養を摂らせなきゃ…って。
講座、お話会…なんてやらせてもらっていても、
これが、我が家のリアルな現状だ。
心臓がしばらく小さくなっている母です。
ちょっと重い話ですみません
今日もお読みくださりありがとうございます