エポキシパテ | ジブリのプラモデルとかフィギュアを作ってみた

ジブリのプラモデルとかフィギュアを作ってみた

最近はイラスト中心ですが、プラモデル、自作フィギュアなどもアップしています。

ちょっとだけエポキシパテの話を書きたいと思います。

実は制作中の黄前久美子のフィギュアの台座を作るにあたり、100円ショップのセリアで売っていた『カラーデコ粘土』を使ってみたのですが、『普通のエポキシパテ』でした。

カラフルなエポキシパテで言うだけで、衝動買いしてしまいました。
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ハンドメイドアクセサリーでは同じ様な商品は幾つかあって、エポキシパテを使ったアクセサリー制作はメジャーな物だと、今更ながら知りました…。

レジンと言い、シリコーンゴムの型と言い、ハンドメイドアクセサリーの道具はフィギュア制作の道具とよく被ります。

で、先ずはお値段ですが…フィギュア制作でお馴染みのタミヤやウェーブの物に比べると2倍くらいの値段がします。

□タミヤ エポキシパテ 速乾タイプ
100g 1000円
1gあたり 10円

□ウェーブ エポキシパテ 軽量タイプ
60g 700円
1gあたり 12円

□セリア カラーデコ粘土
4g 100円
1gあたり 25円

コストコで買った方が単価は安いけど、近所のスーパーで必要な量だけ買った方が出費は抑えられる…みたいな使い方ですかね。

私みたいに10cmサイズのフィギュアを作るには意外と良い選択肢です。15cmサイズになると、高くてダメだと思いますが。

たまたまウェーブのエポキシパテを使って台座を作っていたのですが、量を見誤って小さくなってしまいました。
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体が台座からはみ出してしまいます。
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そこで、セリアのエポキシパテでカバーしたいと思います。ピンクにしようと思っていたのでちょうど良かったです。塗装を省けるのも助かります。

取り出して、練ってみます。タミヤやウェーブのエポキシパテに比べると柔らかいです。ベタつきはウェーブの物と同じくらいですが、手にワセリンを塗れば作業に支障はありませんでした。
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色付きのA材とB材を混ぜあわせますが、練っても色は変わらず。A材の色は白、黒、水色、青などがありました。
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被せます。ベタ付きがあるので、盛り付けは特に問題ありません。
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台座の方はこのあとヤスリがけして完成させるつもりです。

2017/5/1 ヤスリがけしました。
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大きさは狙い通りだけど、どうやって立たせよう…。
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エポキシパテとしては極めて普通でした。普通と言っても使ったことが無い人には分からないと思うので、簡単にエポキシパテの特徴を書いておきます。

エポキシパテは硬化の具合を見ながら作業すると使いやすいです。

□練り上げた直後
粘り気が強いので、盛り付け易いです。反面、崩れ易く造形はしにくいです。
何度も盛ったり削ったりするフィギュア制作だと、この粘り気が結構重要です。

□10〜20分後
硬化が始まりスパチュラなどで造形し易くなります。一方で、粘着力が弱まって、盛り付け難くなります。
シワとか細かい造形するのはこのタイミングです。

□硬化後
デザインナイフや彫刻刀、リューターで切削したり、ヤスリがけで表面を滑らかにできます。

盛り付けも切削もでき、強度もあるので、万能選手なイメージですが、メーカー毎に色々と違いがあるようです。

タミヤのエポキシパテは強度があるけど切削がやや大変。盛り付け時にある程度造形した方が後が楽です。

ウェーブの物は粘り気が強く、水やワセリンをつけても扱いにくいです。ただし、硬化も早く、切削が楽です。硬化後に形を整えるのに向いています。

最近は使う場所にあわせて二つを混ぜあわせて使っています。